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長駄文館・・・5月最終日は最終日は、雨のち晴れ為り。

                 5月最終日は、雨後晴れ為り。(5/31/22)
 ああ、腹が減った。幾らなんでも夜中にゴソゴソする訳にも行かんし、今日は昨日は遅く成るが、4時には帰って来れるとの由で、弟の会社に苺ジャムを持っての顔出しで、晩飯はテンホーと云う事に為ろうから、飯炊きの都合も在る。

 そんな事を考えて居ると、何やら雨音で在る。夕方に雨が降りそうな具合で、洗濯物を取り入れて待機をして居たのだが、降らず終いで在った。それが降って来た。乾燥注意報が出て居たので、植物達には恵みの雨と為ろう。
 道こぼれしたマツバボタンの発芽を花壇への移植をして置いたので、雨は有難いが、目下は苺採りの日々で在る。相手は生物(なまもの)中の生物で在るから、粗末に通じる雨と成る。尤も、農作業でヘロヘロのYには、恵みの雨か。

 夏日の暑さが夜まで尾を引いて、廊下のサッシを少し開けて置いたので、締めて来る。さて寝ようとするが、目が覚めて仕舞った。何時かと見遣れば2時で在る。菓子類は食べて仕舞った。しゃ~無い。空腹で在るから、餅でも焼いて食べると致そうか。

 小部屋でラジオ深夜便をONとして、餅を2つ焼いて、麺汁にとろろ昆布を浮かせての即席雑煮として食する。

 これで腹の虫も治まった次第で在るから、2時台の洋楽を聴いて居る内に、2度寝には入れる事だろう。目下読み進めて居る国民の歴史・下巻の反芻をしながら、静かに成った雨の様子を、窓を開けて眺める。小部屋からの光に、若葉に浮き立つピンクのサツキの開花が、柔らかに見える。

 5月も本日が最終日で在る。振り返れば沖縄行、中禅寺湖工事、歯医者、河川敷ボランティアと色々と有った物で在る。シュノーケリングの体力は相当落ちては来たが、まぁまぁ元気で長持ちして居る独り生活で在る。

 本日は、F・シナトラ特集で在る。シナトラ映画は余り好きでは無いが、雰囲気の在る重厚な歌は好きで、テープは好く聴いて居る馴染みの数々で在る。

 続いて日本の歌で在る。夜も明けて来たが、小降りの雨の続きで在る。二度寝をするには好い暗さと温度で在る。さてさて、寝不足の解消として来ると致そうか。

 通勤帯の車音に目覚めれば、雨は止んで居るでは無いか。然すれば、『朝のお勤め』をすべしで在る。雨に濡れた葉群を掻き分け、掻き分けのカップラーメン3杯の収穫として、ジャム作りの段とする。

 何かに付けて七光で、お世話に為って居る弟の会社さんで在る。本日は感謝の意で、中1、小6瓶の砂糖以外はオールハンドメイドのプレゼントとする次第で在る。

 沸騰する苺ジャムを掬って、中1、小2瓶を充填して密封する。中は小2瓶に相当する。肉体労働のエネルギー補給に、途中でコンデンスミルクを2本買って、甘い物好きの弟にプレゼントすると致そう。苺にコンデンスミルクは、定番中の定番で在る。云って見れば苺ジャムは濃縮苺で在るから、酸味の強い我が家の野苺ジャムとの相性は抜群で、スウィーツのクイーンと云った処で在る。

 今日持って行けば、『大口の予約』は完了で在るから、後は倅ファミリー、私分のストック稼ぎと相為る。こんな事をして、朝飯を食べると10時で在る。今日は苺採りが出来ないと踏んで居たのだが、流石に『日頃の行いの好さ』に、お天道さんが見て居られての『雨止み』を頂戴した次第で在る。

                いやはや、日本人にはお天道さん信仰が何よりで在る。

 身を屈めて苺採りをして居ると、『お早うございます。Rちゃん、芍薬、奇麗に咲いたね』とお隣さんからの朝のご挨拶を頂戴したので、『そうずら、丸で俺見てぇずら』と応えると、大きな声で笑われて仕舞った。遺憾いかん。

 又もや二回目のキュウリ苗の2本が、矢張りへたって仕舞った。いやはや、今年は変な方向では在るが、種からはボコボコと発芽して居るから、好しとすべしで在ろうか。昼の息抜きに、発芽キュウリの移植をして置くと致そう。

 高い継ぎ木物は、末端底辺貧民の家風に合わずらしい。最初のプリンスメロンも消え行く運命に在る。辛うじて物に為りそうなのは、小玉スイカらしい。安物メロンの苗の方が、発育しそうで在る。

           これを称して、『分不相応。身の丈を知るべし』の天の定めで在ろうか。
 然しながら、諦めて居たモロッコ・インゲンから1本発芽した。インゲン2種で目下10本と成って来たから、これで独り食卓の具を供して呉れる事だろう。

 自家菜園で在るから、自分の好きなものだけを作って居るから、何かと使い勝手の好い物で在る。加えて毎日の庭観察、息抜きの対象として居るから、物云わぬ植物、昆虫、小鳥達を通して、何かと知り、学ぶ事も少なからず在る。学童時分の夏休みの自然観察、実験の宿題は物の見事に遣って来なかった分、独り暮らしの徒然に、息の長い夏休み自然観察の課題消化の時が巡って来て居るのだろう。

 人間とは付随で在れば、退屈この上ないが、主体性を以って事に当たれば、退屈さ、寂しさも、然程意識されずに過ごせるもので在る。

 同じ様に見える植物達の種蒔き、苗植えなのだが、毎年、一様と云う事には為らないのが、『総合の場・自然』と云う存在で在るらしい。今年は零れ種からのマツバボタンが、発芽ラッシュと成って居るから、驚きで在る。セリ、赤紫蘇が凄い勢いに成って居て、相棒の豊後梅の不作では可哀想で在るから、去年の乾燥梅干しを今年の赤紫蘇で、二度漬けをして有効利用を考えて居る次第で在る。

 何事も物は考え様で、状況に応じてのマッチングを考えて実験して遊ぶのも、人間に与えられた生活の知恵の一環なのだろう。へへへ。


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