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長駄文館・・・吾が古希坂生活も悪くは無い物為り。

               吾が古希坂日常も、満更でも無さそう為り。(6/10/22)
 昨日は午後の部で頁進めをして居ると、弟から電話で在る。聞けば佐渡へ船の船検とペンキ塗りに行った処、雨でペンキ塗りが出来ず已む無く釣りをすると、鰺が爆釣れで200匹以上釣れて、Uチィさんがお得意の南蛮漬けを作ったので、タッパを二つ用意して取りに来いとの由。何時頃、戻ると聞けば、白骨に上って居るので5時半頃に為るとの由。了解とする。

 左様で在るか。為らば、散歩代わりに自転車で行く事にしよう。時間を見計らって、それまで頁進めをして、軽くシャワーを浴びて、土産の干し蕗、配り用の青山椒実を採って茹でたり、好評の古沢庵の丸干しとして置く。ラジオでお天気方向を聴くと、夕方に雨との由。拙いなぁでは在るが、安易に車に頼ると、宜しく無いから合羽を持って行く事にする。

 下巻の方は300/500を越して、戦後部分に来て居る。大先生の確りしろ、戦後GHQ東京裁判史観からの覚醒・脱却を図れの叱咤激励、戦後文化批判の200頁強で在る。私は昭和の23年生まれで在るから、後は速読で構わない所まで来て居る。区切りの好い処で本を閉じて、時間は早いが長丁場の自転車サイクリングで在る。

 途中で飲料用に『清水の湧水』をペットボトルに汲んだり、100均ショップでの瓶買い、コンビニで煙草買いをしたりにしての脇道、横道の進めで行く事にする。

 丁度1時間の時を要して、会社到着で在る。ジャム瓶はホームセンターで買った方が安上がりで在った。まぁ、これも経営学で云う処の100均は、全て安いの思い込みに因る『論理誤差』の典型で在ろう。

 然しながら、こんな比較買いをして見ないと解らないのが、人間と云う物で在る。それも、社会学の学習の一つと云う事で在ろう。従って無駄な訳では無い。隠者文学の方丈記、徒然草とは対極に在る戯画廊方丈の住人なので在る。

「あれ、Rちゃ、如何した?」
「御舎弟から電話が在って、タッパ2つの飯のおかずを貰いに来たって訳さ。」
「社長から電話在ったの。凄いよ。タッパ出して、一杯入れて遣るから。熱いコーヒー、アイスコーヒー、お茶にする。」
「じぁ、自転車で来たから、アイス頼むわ。」
「よくじゃん。Rちゃは根性在るわ。社長兄弟は、半端じゃ無いから凄いわ。」
「貧乏人だしさ、それなりに身体に負荷を掛けて置かないと、此処の『強制連行重労働』が出来んからな。それに人間には不便益って云う有用性も在らぁな。」

 関西圏では高級品の青山椒実のお裾分けに持って来たので、その使用法を言って欲しければ持って行けと言うと、貰うと言って喜んで居る。私は自転車運動のエネルギー補給で、どら焼きとアイスコーヒーを頂戴する。

             弟が帰って来て、どっさりと佐渡土産を渡して呉れた。

「おいおい、俺ぁ、自転車で来たぞ。籠に入り切れんぞ。」
「大丈夫、頭が好いんだから。持って行けるよ。」
「脳味噌だって、もう老化現象だぜや。」

 5時で事務のH子さんは帰りと為るので、兄弟水入らずの近況報告で在る。相変わらず問題児A君の尻拭いで、ストレスの出し入れ状況との由。一卵性兄弟の様な物なので、お互い愚痴を溢し合えば、それでスッキリするので、聞いて居ても楽しい明朗話で在る。

 後続の社員さん達、助っ人のMさも帰社して来て、片付けと明日の準備を始めて居る。流しには大きなボールに賄い料理然として、Uチィさんのお得意料理の味の南蛮漬けが満って居る。こんな処が、弟の会社のアットホーム的社風なので在る。

                 会社帰りのお局様も、タッパ持参で遣って来た。
「社長、友達がワラビ持って来て呉れたから、これ皆で分けて持って行ってよ。」
「やや、凄い量じゃ無いか。」
「家の連中は時代の違いで、手の掛かる事を嫌うカカァ連だから、無駄には出来んから、思いきり持ってってよ。俺達の頃は男を誑(たら)し込む女のテクニックに手料理が在ったのにさ。今じゃなんでもチンの時代だから、局所肥大のカカァ天下の末法の世って事さ。」
「チンに局所肥大とは、巧い事を云うじゃ無いか。その表現、貰った。」
「兄貴と話して居れば、その位の事云わなくちゃ、弟と云えんわね。」

 事務所にMさが入って来て、腰の調子も好さそうで在る。私より一歳年長者で在るが、白髪ながらフサフサで口髭は黒、顎髭は白の中々のスタイリストで在る。

「Mさ、口鬚だけ白髪染めして、未だ煩悩から脱して無ぇじゃ無ぇか。少しぁ歳を考えましょや。」
「Rさん、如何だい。ちょっとしたお洒落ずら、腰も大分落ち着いて来てさ。俺の趣味が写真ずら。カメラ、レンズと『高額な趣味代』を稼がなくちゃ為らないから、此処に来るのが張り合いでさ。医者の野郎が『煙草止めろ』って言うけどさ。煙草吸わなくたって、死ぬ奴は死ぬんだから、煙草吸って、忙しい時は、此処で趣味代稼がせて貰って、目出度く上仏出来りぁ、御んの字ってもんさね。『明るく元気に方向転換』したって事せ。似合うずら。」

 腰が痛くて身動き出来無かった期間は、とうとう俺も終わりかと相当に悩んだとの由だったが、通院して『古希坂の悟り』が開いた様で、口鬚の白髪染めの境地に入ったらしい。これも、余生の新ステージなのだろう。いやはや、Mさも中々の達人で在る。

 帰りは合羽の袋を首に掛けて、籠にテンコ盛りの傍目から見れば、乞食爺の風体での上り勾配の帰途で在った。歳を取れば、これも御愛嬌の一つで在る。

 弟に貰ったジュウソウで新鮮ワラビの灰汁抜き茹でをして食した処、一部苦い部分が残って居る。それにしても大量の分量で在る。弟は塩漬けにして保存とする由。然らば、私は馬鹿の一つ覚えで、茹で蕨の天日干しで保存食とするべしで在る。

 起床して咳をすると、腹筋が痛い。上り勾配をヒィコラ、ひぃこらのノンストップ走行が祟っての筋肉痛と云う事で在る。まぁ、これも生きて居る証拠と云う訳で在る。

 古希坂生活の一番の活力源は元気溌剌、愉快な仲間達と適度な運動量と云う事に為ろうか。私の古希坂道中も、捨てた物では無い様で在る。さてさて、飯前に本日も朝のお勤めと致しまする。へへへ。



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