長駄文館・・・暑さに辟易するよりも

　　　　　　　　　　　　　　　暑さに辟易するより、迎え撃つ為り。（7/2/22）
　いやはや、今年は早くも夏バテの身体で在る。日中の死に態で夕刻からの活動で、如何にかこうにか、息を付いて居るのがこの一週間で在る。或る意味、水遣りが運動とも為って居るのだが、日射で委れて居る植物達を見れば、散水を施して遣らねば為らない同情心が起こるのが、庭と暮らす人情と云う物で在る。水遣りをして置くと、蘇った緑の朝の庭と為って応えて呉れるのが、何とも云えない気分と為る。

　今日も朝から、グングンと気温の上昇で在る。昨日の晩飯は精の付く物を食べて置いたので、その効果が在った様で在る。本日は土曜ながら、女子校生達の制服通学が続いて居る。部活の生徒達なのだろうが、家で夏バテして居るよりもケジメが付いて有意義で在ろう。

　キリギリスの初鳴き後は、ぴたりの無しで、如何した物やらと思って居たら、ギーと一鳴きで在る。キリギリスコロニーでも、暑くキリギリス達が鳴き交わして居る事だろろ。

　老眼鏡を替えたので、読み進めも順調で在る。本日はする事も無いから、キリギリスの大量獲りをして来て、廊下置きケースも作って、残りは庭に放してご近所さんにキリギリスの回遊をプレゼントして見ると致そう。自然界にも、人間の手に依る『間引き』は必要にして、庭放逐する事で運が好ければ、移住の成功に繋がる次第で在る。

　キュウリの初生りも2本大きく成って、キリギリス達の餌としては不足が無く成って来た。閉じ籠もり独り暮らしの日々では在るが、人間様が相手にして呉れない以上、自分に合った趣味を見付けて、観察対象を見付けて行くのが、古希坂環境と云う物で在る。

　9時半に差し掛かるか・・・。身体も汗ばんで来た次第で在るから、チョイと野外フィールドで汗掻き運動をして来て、飯orシャワーを済ませてから、頁捲り、昼寝タイムとすると致そう。へへへ。工事音も始まって来た次第で在るから、行動開始と致しましょうかね。ラジオもマスターが俳優さんで在るから、演出掛かった臭いお喋りと為って来て、暑苦しい限りで在る。

　炎天下キリギリス鳴き集う草叢と思いきや、2か所程で鳴いて居るだけで在る。未だ早いのか、はたまた、今年はキリギリスの裏年か。一匹ゲットしたオスはねケースを炎天下に置いた為か、熱中症で死んで仕舞った。最悪オス１匹、少なくてもオス3匹は獲らねば為らない。山にウグイスの声、里に選挙カーの回りながら、遮る物の無い炎天下に、キリギリス追い立てるも、メスばかりで在る。場所替えをして2か所を回るがねキリギリスの声は無しで在る。

　　いやはや、全身汗ビッショリの大苦戦で、水筒代わりに持って来たペットボトルの水も飲み干して仕舞った。さてさて、人間諦めが肝心で在る。古希坂爺いの干物では家族身内も肩身が狭かろう。

　朝昼兼食として、シャワーを浴びての汗が絞れる程に出た衣服の洗濯とする。いやはや、半端無い暑さで在る。2時半で在るか、私には昼寝休憩が必要で在る。