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長駄文館・・・へへへ為り。

                  疲れたが、へへへ為り。(7/20/22)
 佐渡行時では我慢して居たお天気さんが、帳尻合わせで留め置いた雨を降らして呉れて居る物で在る。庭通路の雑草と、百日紅のこれから花芽を伸ばして来るマンジュシャゲスペースの草抜きを小蚊に喰われながらも、小奇麗にして置く。それを終えて、昨日弟の処から、佐渡土産を持って行ったら、大量の撥ね出しトウモロコシを貰ったので、一袋持って行って呉れで引き取った10本強のモロコシ茹でと、夏バテ解消にと二人で分けた梅シロップと赤紫蘇抽出液のコラボが気に入って、飲んで居るとの由。赤紫蘇汁が終わったと云うから、自生紫蘇の葉を捥いで、それも作って置く。

 そんな朝のウォーミングアップを終えて、定位置小部屋で極薄にしたモーニングコーヒーとする。背後からは通勤帯の車音の通過が始まって居る。

 昨日は疲れた。佐渡行を2枚半打って、中禅寺の『親方』から言付かって、Sさんの絵を描いて呉れと云われて居た弟が、私に写真を渡すのを忘れて居て、中禅寺湖工事の時に、親方に直接に言われて居た次第で在る。その写真は佐渡行の出発時に弟から貰った次第で在る。親方からすれば、その間の事情を知ら無いから、待つ身の○○に違い在るまい。大海原への散骨時に、帰ったら早速描かねば、兄弟の面目が立たないと、どんな背景で描こうかと幾つかのロケーションの脳裡撮りをして置いた次第で在る。

 雨で絵を描くには涼しい気温なので、Sさんも『Rちゃん、描いてよ。』と催促して居るらしい。好天を齎せて呉れたのもSさんの助勢が在った次第で在るから、恩を返すのが人の道で在る。

 ポンツーに乗ったSさんは逆光の中で、運転席でペットボトルに手を掛けて居る。病魔による衰えを逆光に隠しての『親方』による撮影の様で在る。バックには中禅寺湖の象徴・男体山と、山に掛かる白雲の勇壮な棚引きが在る。これがSさんの遺影とする意図と感じて、この写真をモチーフにして、描く事にした。

 男体山に『男道・八道・人の和』棚引く白雲に、空の白雲には仁・義・礼・智。湖上に映る白雲には、忠・信・孝・悌の文字を入れる。
 目は衰弱の色を払拭させて、閉じた目にして、ペットボトルを瓢箪に替えて、Sさんの飄々とした雰囲気に改めた。

 新艇ポンツー号の空席の座席を千利休の茶室に準えて、『今度の客人は誰かな。一足先に冥界入りした私が、一服立てて進ぜよう』の想いで、Sさん、親方への拙い献画とした次第で在る。

                   それを描き上げたのが、1時半で在った。
 
 流石にスカンポ脳の酸欠と眼精疲労の態で在ったが、弟に電話をすると、片付け日で工事を入れて無いので、全員会社に居るとの由で、それなら行くと言って出来立てホヤホヤの絵を届けに行く。

                          弟に見せると。
「早いじゃん。やっぱり俺の兄貴は、流石だね。巧いもんだ。Sさん、親方が泣いて、喜ぶわ。好く描けてる。
これは『観る弔辞』だよ。絵じゃ無いと表現出来無いRちゃの感性と知性だよ。黙ってても、Sさんの人柄が伝わって来る。
親方が、兄貴にSさんの絵を描いて欲しいと頼む訳だよ。親方は霊媒体質を持って居るって、言ってるだけの事は在る。」

「そうかい。伝わる物が描けて、安心したわ。」

「どれどれ、私にも見せて。」

 社長さんが事務員のH子さんに絵の説明をして、読めない悌の字の読み方と意味を教えて居る。充分で在るから絵を親方に手渡した時の絵の説明もして呉れる事だろう。これを称して一卵性兄弟の謂れなのだろう。アハハ。

 暫く兄弟話をして、見積書を持って行くと云う弟で在るから、お世話になった会社の前の植え込みが酷い事に成って居るので、奇麗にして遣ろうと作業に取り掛かる。剪定鋏が無いと云うので事務所の大きめの鋏で、主役のサツキを埋め尽くす小竹を切除して行く。短パンにTシャツ姿で来てたから、小蚊の餌食と成ったが、乗り掛かった船で在るから、最後まで遣らないと気が済まない道産子農耕馬の気質にして体質で在る。

 社員のKちゃんが黙々と手伝って呉れ、帰って来たA君の要領の悪さに、ナンバー2のKちゃんから叱り声が発生されるが、小人数で会社を回して居る多忙会社で在るから、こう云う時でも無ければ、手付かずの態で在る。これも一つの御縁で在るからして、野暮たさよりも、すっきり小奇麗の方が会社の品格が高まると云う物で在る。アハハ。

 この行を打って居ると、丁度10時で在る。朝飯の時間には適当で在る。飯を済ませて、シャワーを浴びて、パスして居た世界史の頁進めの帳尻合わせでもしながら、マイペース、マイタイムの日常復帰と致しましょうかね。へへへ。


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