長駄文館・・・朝から、うなぎ昇りの気温為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　朝から気温は、うなぎ昇り為り。（7/30/22）
　昨日の夜散歩は途中からポツリポツリの雨で在ったから、途中Uターンとした。雷鳴の轟きで、大雨かなと思いきや収まって仕舞った。朝の庭降りとすれば、抜いても抜いても、直ぐ様生えて来る雑草にうんざりしながらも、手が動いて仕舞う腹立たしさで在る。見落として居たキュウリ1本を採り、朝飯の味噌汁用にインゲンとミツバを採る。昨日は漸くブラックベリーのジャムを中瓶１本とした次第で在る。もう１本出来そうで在るから、好く働いて呉れたと云う流れで在る。

　　　　　　　　　7時の天気予報、ニュースを聴いて、今日も暑く成る朝の光を遮る。

　今朝は紅茶と苺ジャムをワイルドクッキングのアゼルバイジャンの中年男に倣って、煙草を吸いながらのモーニングティとする。一度、宇都宮のSさんにプレゼントしたら、モーニングコーヒーに苺ジャムを出して呉れて、ハイカラな食し方をする物と感心した物で在る。
　Tとは毎週のスタバコーヒー時には、吊るし柿を持って行き、コーヒーの友にして居た物で在る。Tが逝って仕舞ってからは、スタバにも行かなく為って久しい。ふと思うと、初対面で意気投合したSさんとTは朝はパン食、昼はラーメン、餃子を好んで居た物で在る。私は飯派にして、蕎麦派、魚派で在る。そう云えば、M氏は梅干し派で私の作る『昔梅干し』が大好物で在った。三人とも癌死で在る。遅かれ早かれ、人間は円を描いて無に還るので在るから、死を悲観視する事も無かろう。あの時、その時の彼等の、其々が確り動いて居るので在るから、別段寂しいとは感じないから有難い存在である。

　本日は土曜日にして、明日は県知事選投票日で在るか。人間、生きて居れば、何やかやと或る物で在る。親分無しの子分無しの古希坂独り暮らしの何事もDIYで脳味噌と身体動かしをして居る。直近の恒常的健忘症の情けなさ、咄嗟の反射神経の衰えには呆れ返るばかりの日々では在るが、普通の生活が維持出来て居るから『儲けもの』と云った次第で在る。取り留めの無い愚痴を溢さず、徘徊する事も無く、ラジオをBGMに午前、午後、夜の部の時間割に従って、マイペース、マイリズムのマイタイムの日重ねがどの位出来るか、自分自身で見守って行きたい物で在る。

　それにしても、今日は気温の上昇が早い過ぎるでは無いか。飯も既に炊上がって居るから、飯後はべた付く皮膚をシャワーで一掃した後は、歳が歳で在るから、頭に負担が掛からぬ程度に『呆け防止の頁進め』のアリバイを付けて置くと致そうか。元気なのは、キリギリスとミンミンゼミ、雑草では人間が廃れると云う物で在る。とほほ。

　山カフェのゲストは、『おしん』を演じた小林綾子さんで在る。マスター、アシスタントアナウンサーを抜いた話トーンと、落ち着いて確り整理された的確な日本語を使う女性の話振りで在る。内面の観察の行き届いた人で、上品な受け答えで在る。

　赤子のオンブ登山で、小さい頃から『山は宝物』と云うだけ在って、全方位的山知識、植物知識の豊富さには驚くと同時に、真面目で素直な感性と教養の持ち主とお見受けした次第で在る。多分、それは対自然で育まれた透明な素直さと感性の豊かさ、明晰な頭脳から発生して居るのだろうと思われる。

　　　　　昨今は、目立ってなんぼの独り善がりパフォーマーばかりが、闊歩するご時世で在る。
座れば牡丹、立てば芍薬、歩く姿は百合の花の大和なでしこの才色兼備の女性の存在に、暫し堪能した時間で在った。

　　確り静聴して、シャワーで汗のベタ付きを一掃して来る。効果覿面の汗腺開放の清涼感で在る。

　さて、区切りの好い処まで進めて、後の部は死に態で夕刻を待ってからの動きで好かろう。何しろ、陽が没しない事には蘇生し無いのが、老骨と云う物で在る。とほほ。