長駄文館・・・巣立ちヒヨドリ達為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　巣立ちのヒヨドリ達為り。（7/31/22）
　さてさて、本日で7月の終わりで在るか。全戸開放をして庭降りとすれば、雲一つ無い。これはまたまた、猛暑の攻め苦と成る事必至で在る。昨日は外に出ようとすると雨雨で、買い出しパスと為って仕舞ったから、碌な物が無い。適度に雨が降って居るので、大きなキュウリが3本も採れて仕舞った。ブラックベリーを採って居るると、何やら煩い鳴き声で在る。声からすると、ヒヨドリの巣立ち幼鳥の声の様で在る。声のする柿の木の茂りを窺えば３羽が居る。

　　　　　　　　　　左様で在るか、庭木の茂みの中に主ヒヨドリが営巣して居たらしい。

　巣の中で当然に私を観察して居たので在るから、またまた態度の大きなヒヨドリの出現と為る次第で在る。

　昨日は暑くて、おちおち昼寝も続けて居れず、然りとて頁進めの集中力も失せて居たので、昼の一番涼しい居所の6畳戯画廊の玄関、庭にたっぷりのジョロ散水の打ち水をして、戯けに戯け放けの絵鑑賞をして居る内に、一枚描いた次第で在る。

　描き始めの時は、全く絵に為らないだろうと思って居たのだが、不器用な線画に色塗り遊びをして居る内に、何とも味の在る絵に仕上がって仕舞った。
　イメージとしてはカメレオンが蝶を長い舌で捕食する構図としたのだが、不器用さが、何ともはや、エロテックな舌で、蝶の胴体と云うかヒップを舐め上げようとするのか、匂いを嗅ごうとして居るのか、その殺気を感じて、3匹の蝶がヒャ～！！ とばかりに、パニ喰って舞い上がる感じと為って居る。

　名は体を現わす、字は体を現わすとは云う物の、『戯れ絵は本心を現わす』で、私は救いようの無い女好きと云う『現実』をマザマザと見せ付けられて、早速、額入れして加えた次第で在る。絵を見付けた鑑賞者が、どんな感想を述べて呉れるか、大いに期待したい次第で在る。

　尤も、下らんと冷笑、このドスケベと一喝されて仕舞うのも癪に障るから、相手を見極めた上の様子見が肝要で在る。Tシャツ、短パンに着替えて仕舞ったが、小蚊の餌食に為るが、雨後の雑草抜きをしてから、朝飯とすると致そうか。本日は巣立ちヒヨドリが、煩く成りそうで在る。

　朝飯後は涼しい内に投票を済ませて来ようと、公民館に行くとドアが開かない。アジァジァ、今日では無く来週と云う事か。生きて居れば、年に何回かは在る思い込み、錯覚の好い加減さで在る。まぁ、排便、歯磨き、洗顔もした次第で在るから、錯覚も役に立った訳で在る。一々、呆けと深刻がる事は一切ない快調さで在る。アハハ！！

　昼前に食材を買いに行って来る。早朝の雲一つ無かった空は、活発な上昇気流で沸き立つ入道雲の乱立を見せて覆い被さって来る。百日紅の赤、ピンクの花々が、何か南国の花に見える程の暑さで在る。

　暑い暑いと唯滅入って居ても始まらぬから、晩飯用に３品を作りながらの、ツルツルと冷麺食とする。食後の一服として、この暑さで老玉２個も『茹で卵状態』で在るから、不抜けた老玉をシャワー浴びして冷却して置けば、未だ未だ男の沽券も保てるかも知れぬ。

　先程ニュースを聴いたら、39℃超に達する地域も在ると云うから、凄い話で在る。こんな事を打って居ると、アブラゼミが鳴き始めた。さて、一本吸って身体のベト付きから解放されて来ると致そう。老いても、男の中心は２玉（ぎょく）で在る。老玉ながら、宝物は養生するが肝要で在る。

　投稿するに当たって、気付いた事はキリギリスの初鳴きに始まって、ヒヨドリの巣立ちに終わった7月と云う事に為るからして、面白い事に為った次第では無いか。へへへ。