長駄文館・・・朝から、スカンポ脳が茹で上がり為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　朝から、スカンポ脳の茹で上がり為り。（8/11/22）
　昨日の橋からの花火観覧は川風で好い一時で在ったが、暑気の籠った家中の不快指数は堪らない次第で在った。統一教会絡みで一時霊感商法とやらで、悪名を晒した悪徳宗教を思い出し、宗教に凝る人間の一定数を考えると、目下読み進めて居る中国のアヘン戦争、アロー戦争、太平天国の乱とか朝鮮の東学党の乱などに思い当たる宗主国と属国の国民性の共通などが想起されて、朝鮮史に一つ書き込みを思い立って、付け加えた次第で在る。

　因みに『東学』とは西学（=キリスト教）に対する儒・仏・道に一部キリスト教を加えた新興宗教との由で、掲げるスローガンは『逐洋斥倭』で在るからして、如何にも統一教会の素姓が知れると云う物で在る。世界史は『民族・国民の世界博物館』の側面も提示して居るから、過去現在未来の方向性を知る第一次資料として、有用性に満ちて居る。従って金には為らないが、世界への観察眼を涵養するには不可欠の軸とも為る。大人の教養にしてライフワークとしては、好いジャンルで在る。

　暑苦しさに夜は、延々と続く未舗装の幹線道路は、ドロまたドロ、泥濘（ぬかるみ）に横転する過積載の大型ポンコツトラック、その荷台をバスとする人達、足止めを喰らう世界の悪路の動画観をして居る内に寝そびれて仕舞った。コンゴ、ダマスカス島の映像で在ったが、日本人の目からすると、天地動転の凄まじくもバイタリティー溢れる動画で在った。こんな状況にニコニコ顔をしてインフラ提供をして、投資の罠、国連票を捥ぎ取って行く中狂世界戦略の『現代覇権闘争の様』が、焙（あぶ）り出されて来る物で在る。

　そんな次第で、何時もより遅い起床と為って仕舞った。薄い曇天に風の吹くお天気さんで在る。萎れる庭にホース、ジョロ散水をして、ミニトマトを採って食べる。完熟トマトの美味さで在る。松にはアブラゼミ、ミンミンゼミが止まって、鳴いて居る。楓の枝もツンツン伸びて来て居るし、雑草の伸びも気には為るが、今年の暑さと雑草の伸びには、既に根気負けのウンザリで手が出ない。遣る気の出無いのも歳の内なのだろう。

　ラジオを聴くと本日も高温で、運動を控えろとの由で在るから、素直に従うのが好かろう。本日は山の日で、休日との由。

　この儘、曇天に風の涼しさと思って居たら、9時回る頃に成ると、曇天のカーテンが開かれて、青空の太陽の登場と成って来た。古希坂爺を黙らせるには、太陽の暑さを見せ付ければ済む。朝が涼しかった分、本日は魔の時間帯が前倒しと成って来た。

　さてさて、飯も炊けて居るから、先ずは夏バテ防止に朝飯と致しましょうかね。食欲は大丈夫で在るから、私もしぶとい爺いで在る。へへへ。

　食後は汗流しのシャワーを浴びて、長野代表の試合が在るので、ラジオを聴きながらなんな頁かの読み進めとする。回が進むに連れて一方的に押されての8：2から10：２へと為って、アジャジァ、3ランホームランで打者一巡の滅多打ちと成って仕舞った。

　　　　いやはや、暑い限りでは無いか。夕方までは死に態で、堪えると致しましょうかね。とほほ為り。