長駄文館・・・さて、マンネリに復帰為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　　さて、マンネリ復帰と致す為り。（8/25/22）
　夜は雨が少し降った様で在る。サンダルの水を払って、最後のマンジュシャゲの花茎を御苦労さんと剪定鋏で切断する。序で在るから、ブドウ、トマト、雑草で絡み、込み入って居る部分の風通し確保に散髪をして遣る。昔ブドウの貧弱な処を2房カットして、全戸開放した廊下で食する。

　雨と涼しさで、終わりと思って居たキュウリが、青々と復活して居る。キリギリスには必要で在るから、有難い。トマトを採って見るかで、腰を上げようとすると、雨が降って来た。物云わぬ植物達も長引く熱暑で暑さ疲れで、悲鳴を上げて居るので在るから、涼しさと雨の潤いは、疲れの癒しで在る。

　相変わらず昨日も暑かったが、のんびりと怠惰に過ごして居たので、キュウリ同様に私も蘇生の朝で在る。雨も止んで、曇天の無風状態で在る。ラジオによると30℃に成るとの由では在るが、雨は降ったり止んだりとの事。背後からは、通勤帯の車音の通過が始まって居る。

　　　　　　　　　　　　　世界、娑婆のニュースも聴いたから、朝飯と致そうか。

　生ワカメと豆腐で味噌汁を作ろうと思ったが、生ワカメを始末しようと酢味噌和えにする事を思い付いて、廊下のタマネギも使おうと持って来る。倅の嫁さんが保存用にごっそり持って来て呉れた物で在る。それを薄くスライスして加えると辛味が出来て、ツナ缶を開けて載せれば、好いおかずに為る次第で在る。

　独り食卓だと、好きな物を買って来て、好きな取り合わせで、好きな味を作ると云った台所遊びが出来る。年に何回かは、『廃棄処分のツケ』を払わされる事には為るが、それも好しで在る。失敗を繰り返しながら、人間は成長する次第で在る。

　私の観察体験からすると、料理好きのタイプは信用出来るの人間観が在る。兎角、独り身では余って仕舞うとか、時間が無駄だとか、一応の合理性を四の五の言う次第では在るが、要は面倒臭がり屋と云って好い。そんな連中に限って、自分に甘く、他人に厳しく、些細な事でも拘って、主導権を握りたいタイプが多い様で、何かとアドバイスと云う名目のお節介をして来る次第で在る。

　私は物臭タイプの面倒臭がり屋で在るから、余程自分の領域を侵されない限りは、些細な小事、自分にとっては枝葉末節事に就いては、極力協調路線と人間関係のスタンスに置いて居る。そうしないと内面のストレスが停滞して仕舞うタイプで、独り空間を最も居心地の好い場所と考えて居る。

　裏を返せば、自己主張の強い人間で在るから、人間相場では付き合い難い人間で在る。従って、協調性、温厚さは、単なる本性隠しの演技でしか無い。それが分かって呉れないのが、人間の娑婆模様と云う物で在るから、物云わぬ物の達への親和性に繋がって居る次第で在る。

　歯応え充分過ぎる底辺貧民の食事を終えて、小部屋での一服とお茶タイムをして居ると、最高気温は30℃と云うだけ在って、お天道さんが照って来た。長袖を脱いでTシャツとする。

　息抜きに庭降りをして、隠れて居たキュウリ1本とミニトマトをカップ一つ採って、一つだけ生ったプリンスメロンをカットして、丸荒いして水気を拭き取り、仏壇供えとした。

　さてさて、これで好しで在る。丁度、10時を回った処で在る。主本も読了して、昨日はリラックスタイムの一日で在ったから、世界史ローテーションの備忘録にスイッチすると致そう。

　自分で作った物で在るから、使い勝手が好い。序に字忘れ防止で書きながらのお浚い時間とする。途中で軽く散歩をして来たが、ベットリと汗を掻いて仕舞ったので、シャワー浴びとする。

　昼に弟に電話すると、山の中で、5時には会社に戻るとの由。頼み事をして居るから、返事は未だ無いと云うが、煙草買いに出無ければ為らないから、自転車運動に行って来ると致そう。偶には街の空気も吸って来ないと、完全な閉じ籠もり偏屈人間に進んで仕舞う。昼寝をして、頃合いを見て行けば、本日の午後タイムは家に居るより数段有意義と為ろう。へへへ。