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長駄文館・・・懲りない男為りや。

                  懲りない男為りや。(8/28/22)
 もう少し寝て居ようと思って居たら、何やら雨音では無いか。洗濯物が外に在る。慌てて起きると、遺憾いかん、結構な振りでは無いか。夜取り込んで置けば好かったの段で在った。それでも降り始めに気付いた分、まぁまぁセーフの段で在った。

 庭サンダルの雨を振るって、縁の下に雨避けをしての窓、サッシの締めとして、小部屋でモーニングコーヒーとする。

 ラジオをONとすれば、人生百年時代の資産運用術の話で在る。核家族化、老後の個人化が定着化した社会で在るから、こんな解説が視聴率を高めて居るのだろうが、其処まで計算するかの気分が重く為る次第で在った。

 モーニングコーヒーで煙草を燻らせながら、ラジオを聴いて居る内に雨は止んで仕舞った。気温が低く成ると、盛夏のキリギリス達の鳴きが寂れて来る物で在る。一時的な雨で在ったが、植物達には好い時間帯でのお湿りと為って、緑の蘇りを呈して居る庭の眺めで在る。
 カレンダーを見れば、8月も早や28日の日曜日で在る。ラジオからは音楽の泉のクラシックのお時間が始まって居る。音楽の流れで、キリギリス達が呼応して、鳴きのボリュームを高めて来た。

 朝飯の用意をしながら、日曜討論会を聴く。ウクライナ戦争を巡っての専門家諸氏のウクライナ、米英対ロシアの戦闘、経済分析で在るから、これは聴いて置くべしで、食後は些か肌寒いから、寝間で毛布を出して聴く。

 NHKお得意の学者先生達の私感を排した『客観的情報資料に因る分析』で在るから、個性が無いと云えば無い個性が無い。
然りとて自分が司会者に質問を受ければ、公共の電波で流ると為れば安全牌を採って、同じ様なニュアンスで自分の専門とする情報源から一応『客観的情報資料』と考えられるものから、中道値?と思われる物を紹介して、それに専門家としての『情報分析』を示す形を採らざるを得ないから、その分、本音の個性が削ぎ落とされて居るのが本態なのだろう。

 基本的には専門家達による分析を通して、皆さん、其々に参考資料としてお考え下さいと云う事なのだろうし、公共放送としてはそれで好いのだろう。
 ナポレオンにしてもヒットラーにしても、広大で冬将軍ロシア攻略は、鬼門中の鬼門の大地で在った。その地勢の利を冬将軍に例えて、ロシアは敵を内陸深く引き込んで耐えに耐えての最終勝利を収めて来たお国柄で在る。現代線で在るから、呼び込み作戦では無く、石油、ガスのパイプラインを欧州全体に張り巡らせての言わば、冬将軍の出前網を完成させて居るのが現プーチン・ロシア体制で在る。有現なる燃料の欧州支配は、供給リスクが高まれば、需要と供給のバランス値として、経済規制の防御策として機能する。数日前のニュースでは欧州は近年に無い旱魃被害の只中に在ると云う。
 冬を迎える欧州とロシアの戦いは、歴史に学べばロシア勝利の方向性を示して居るのかも知れぬ。軍事支援を受けての米英対ロシアの代理戦争と云うのが、ウクライナ戦争の本質で在ると思われるが、自由主義の対価は只では無い。善意の軍事物資援助の奇麗事の裏では、巨大な利権構造が進捗して居る筈で在る。

 一応、核心部分としての軍事物資援助が無償か有償かの実態が見えて来ないのが、マスコミの胡散臭さで在る。戦時融資の相場は30%と云うのが世界史記述で在る。古代ローマ帝国では国家予算の1/3が戦利収入で賄われて居たそうな。従って、戦火が切られたら、勝敗の帰趨が見えたら早い時期に和平策を講じるか、徹底抗戦で喰うか喰われるかの持久戦に持ち込んで国を奪われるかの、栄枯衰退の歴史を刻んで居る次第でも在る。いずれにしても、弱国が強国の代理戦争を強いられて居る様は、惨たらしい次第で在る。

                   春望・・・唐の詩人・杜甫作
             国破れて 山河在り 城春にして 草木深し。
       時に感じては 花に涙をそそぎ 別れを恨んで 鳥に心を驚かす 
            烽火三月に連なり 家書萬金に抵(あた)る 
       白頭搔けば 更に短し 全てシンに勝(た)えざらんと欲す。

    開元の治も後半期、揚貴妃の溺れた玄宗皇帝時の『安史の乱』を詠じた物との由。

 この行を打って居ると、Yが小部屋の私にニコニコと手を振って居る。いやはや、懲りない男で在る。野菜を持って来たと云うから、無碍に追い返す訳にも行かず、廊下から上がれの段で在る。PCを閉じて、蚊取り線香を持って、六畳戯画廊に行く次第で在る。


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