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長駄文館・・・弟のオーラは大した物為り。

                 弟のオーラは、大した物為り。(9/20/22)
 ああ眠い。台風は去ったらしい。夜半の暴風音で寝付かれなかったので、無理も無い寝不足の朝で在る。起きた時は未だ雨が残って居た物の、小部屋入りしてモーニングコーヒー&煙草タイムをして居る内に雨は止んだ。一面の薄い灰色の空気に、時折の余波の風の戦ぎで在る。小部屋の窓を開ければ、肌寒い冷気の入りで在る。項垂れて居た植物の緑が蘇って居る。些か時差ぼけの体調で在る。

      窓を細めの開けにして、背後の小窓から西を見遣れば、コオロギの声がして居る。

 昨日を振り返れば、台風の影響の出て来たパッとしない一日、台風の来ない内に、散歩をして来ようか、それとも何か悪戯書きをして見ようかなどと考えて居ると、玄関にピンポンの音で在る。出れば、精気の無いウザーラさんが『助けて呉れ』との由で在る。『何か力仕事でも在るのかな』で無碍にも出来ずに、付いて行くと、通りに旦那さんが居て、大丈夫の手振りで在るから、途中で引き返して来た。

 私と同い歳の奥さんの認知症の病状は一段と進んで居るらしく、三兄と同い歳の先輩さんの気苦労の『老け行き』の方が、心配に為る同情で在る。

 午後一の機先が萎えて仕舞ったので、前日インテリ先輩の奥さんから、主人も退院して来て『笑顔』も復活して来たから、遊びに来てのお誘いを受けて居たので、昨日は敬老の日でも在るから、お宅にお邪魔に行く事にする。

 快く入れて下さって、私が長兄として甘えられるインテリ先輩さんと、奥さんを交えての久し振りの再会の和やかなテンポ、トーンの一時を頂戴して来た。
 骨折、リハビリを終えての病後で在るから、すっかり痩せて居られたが、温厚は眼差しにも力が戻って、先ずは退院おめでとう御座いますの感がして、好かった好かったの段で在った。

 吾が班は7所帯で、私を除いては皆、敬老日の対象者の居る老齢所帯ばかりで在る。帰って来ると、庭からお隣の二級上の奥さんから、『久し振り、Rちゃ生きてたね』の言葉掛けを頂戴した。高齢化進む班内で在るから、何かと労わりの声掛けが出て来る幼馴染の通じ合いで在る。

 同班の皆さんは、移動の無い昔からのお付き合いで、お互いが歳を重ねて来たご近所さん達で在る。そんな班内の空気は、好い物で在る。話しの内容としては、当然、男族と女族とは関心の差が在る。台風情報に、旦那さん二人のいざと為ったらの介添え役のリクエストを頂戴して仕舞った。

 自助⇒互助⇒連助⇒公助の流れなのでは在るが、自助へのハンディが生じれば、公助が来るまでの具体的初動には、何はともかく『ご近所さんの具体的連助』が頼みの綱と為るのが、現実と云う物なので在ろう。

 午後の気分も高まって、雨が降ったら降ったで仕方なしで、散歩として来た次第で在る。小粒ながら生りに生った柿の実の現われなのだが、暑さ続きの所為か、早くも色付きが見えて来て居る。未だ9月の中旬の終わりにしてで在るから、例年だと11月に入ってからの柿採り、皮剥き、吊るしの干し柿作業は、如何為る事やらと真面目に考えなければ為らない先行きで在る。

 雑草にしろ、果樹にしろ、今年の異常の暑さに『生命本能』が働いて、種を残す為の早成機能が働いて居るのだろう。

 飯後の風呂の用意をしながら、独り朝飯を食べて居ると、廊下から弟で在る。台風で神津島クルージングを断念したので、その代わりにHモーターズさん紹介の掘り出し物件のコンテナハウスを岡谷まで取りに行って、その足で佐渡に行って設置して来たと云うマグロ人間の佐渡土産を持って来たとの由。

「そりぁ好かった。多分、神津島までは行かなくても、三浦迄行ったんだろうな。思って居たんだけどさ。」
「そんな事をしたら、Rちゃに『歳を考えろ』って頭殴れちゃうから、無謀はせんわね。」

 佐渡の漁港にも新参者を面白くないと思って居るうるさ型が居て、片付けて帰ろうとして居る段に至って、場所を移動させろのクレームが付いたので、後日移動させに来るとしたそうな。設置時に顔を出して立会すれば一回で終わる物を、根性が悪いと、意識的な後文句を言って引き下がらないのが、性悪根性の典型と云う物で在る。中禅寺湖の古参株の難癖、イチャモン付けは、何処も同じ人間界の裏面と云う物で在る。

 それにしても71歳に成った弟は、血色も好く兄の私の目からも、活き活きと若々しくオーラが立って居る。いやはや、化け物以上の魅力に溢れて居る。
 私は自分が見えないから、感想表現は出来ないが、私達古希坂兄弟は化け物クラスの最強最高コンビと圧倒されても当然の雰囲気を持って居るのだろう。

 私にしろ弟にしろ、愚痴相手が居るから、お互い、顔を見合せれば、ストレス愚痴も笑い話の形で解消と為るので在るから、親に感謝の段で在る。三つ違いで在るが、母数の74,71で割れば、年々、一卵性兄弟が、一卵性双生児の域に進んで来る物で在る。弟を見て居ると、これだけ魅力の在る人間で在るから、男、女を問わず、頼りにされて人間的魅力が在るのも当然と、ついつい納得して仕舞う次第で在る。

「あれだなぁ。主役級の映画俳優以上に、好い男振りに為って来たもんだ。大したもんだ。」

「またまた、兄貴のRちゃには、未だ敵わんさ。まぁ、俺達兄弟は子供の頃から、モテモテの有名兄弟だったから、未だ当分の間は、化け物兄弟で行けるさ。静と動のマグロ共演して、人生愉しまなくちゃ損だからね。
 俺なんか、Rちゃの方が若く見えるって云うからさ、目標に置いて、食事なんかに気を付けて、何事も自然治癒力の免疫・抗体作りと、色んな事に観察眼を磨いて、心身の維持に気を付けてるって訳さ。何しろ、訓えが好いから、御利益は抜群だわ。
 此処 へ来れば代は替わっても、実家の寛ぎ空間だしさ。相談事が在れば、即座に方向を示して呉れるから、頭はRちゃに任せて、俺が行動で実現するの『役割分担』がスムーズ進むから、弟の甘えでリラックス出来るしさ。
 子供の時から、俺の男の躾役と先生だったからな。会社とか周囲から、そっくりで仲の好い兄弟だって驚かれるけど、生まれが唯、兄弟だけで仲の好い兄弟には為らぞ。分野は違っても、お互いが一目、二目も置き合う関係を努力し合って居るから、信頼が維持出来るんだ。努力をしない者同士が羨ましがっても、一卵性兄弟には為らんぞって、俺は社員教育してるんだけどさ。
感受性、読解力、記憶力、応用力の乏しい連中の中に居ると、ストレスが溜まちゃうから、実家の空気を吸いに来ないと、『空中分解』しちゃう。
 人間やっぱり、四の五の言わなくても、ツー、カーの直球投げが、一番効率が好くて、疲れないから気持ちが好い訳さ。」

「そうだな。相手の努力に報いるのが、人間の良性ってもんだからな。」
「巧い事を云うもんだ。その言葉も俺に呉れよ。使える、含み、深みが在って、核心を突いてるね。流石に俺の兄貴だわ。」

「連休明けに顔を出すと踏んで居たから、沢庵漬けまでの繋ぎで本瓜の塩漬け買って来て、味噌漬けタッパにして置いたから、持って行けや。
 今年は暑過ぎての早や収穫だったらしく、塩抜きしたんだけど、暑さを見越してのキツい塩で、塩ぱいんだけど、味調整で砂糖を足して馴染ませて食べて呉や。塩が利いて居るから、冷蔵庫寝かせをしながら、梅干し見たいにチビチビ食べて行けば、飯のおかずに為るわさ。」

「どれどれ、おっこりぁ、塩ぱいわ。了解。市販品と違って添加物が入って無いだけ、自然発酵食品とするわ。さてさて、仕事が在るから会社に戻るわ。佐渡か横須賀で、手が必要に為ったら、頼みに来るわ。」
「おっ、分かった。」

 弟を見送って、さてさて、風呂入りをしてスーパーに買い物序に、歩いて来ると致そうか。教会の勤め帰りのウザーラさん夫婦の姿で在る。

「Rさん、昨日はどうも。散歩かい? 」
「独り暮らしでも、飯だけじゃ寂しいんで、スーパーまで買い出しせ。」
「降るよ。傘持って行くかい。」
「大丈夫。行いが好いぜ、雨も待って呉れるってもんせ。」

 台風一過の晴れ間には至らぬ愚図付きの天気で在る。台所遊びで、前々から一度遣って見たかった、『田作り』に挑戦して見る。上手く行った。これにヒントを得て、今度は諏訪湖の小振りワカサギを買って来て、大笊で天日干しをして、空炒りをして『ワカサギ版田作り』を試して見ると致そう。さて、午後の部は、別本の頁捲りの緒とすると致そう。


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