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長駄文館・・・雨中の墓参り為り。

                  雨の墓参り為り。(9/22/22)
 さてさて、今日は墓参りに行って来ると致そうか。気分次第で帰りは、先輩のHモーターズに寄るも好しで在る。先ずは全戸開放をして、モーニングコーヒー&煙草タイムをして、朝飯、朝風呂の流れで好かろう。気温差が大きく成ると、寄る歳波で持病の腰痛が疼く朝でも在る。

 昨日は廊下の日差しの方が、気持ちが好かったので、廊下に寝そべって別本のスタートをして居ると、背後から弟がトイレを貸して呉れて飛び込んで来たので、ギョギョギョの段で在った。聞けば、県内の水道業者の講習会がホールで在って、その帰りだとの由。

     コーヒータイムで、初挑戦で作った『田作り』が殊の外、美味く出来たので味見をさせる。

「あれだね、この頃は、山椒が利いてるね。」
「庭の生り物だから、立派に上仏させて遣らんと、お化けが出ちゃうからな。」

「こりぁ、美味いねぇ。癖に為る。」
「そうだろう。腹の足しには為らんが、口寂しい時に、摘んで噛み締めて居ると、気分が収まるから不思議なもんだわ。」
「分かる分る。うんうん、こりぁ、病み付きに為るわ。処で、何で『田作り』って言って、正月のおせちに含まれてるんだい。」

「日本は瑞穂の国で、主食=生活の根源=田作りが肝腎要の教えなんだろう。、昔は堆肥、人糞、イワシ、ニシンを魚肥として多用したんさ。他にゴマメなんて言い方も在ったと思うんだけど、如何云う字を当てるか解らんけどさ。
 縄文時代にぁ、貝塚だし、田圃、畑の土作りに効果抜群と云うんだから、日本人の人体にも好いと云う事なんだろうよ。
 医食同源の病気を未然に防ぐ、未病と体内の自然治癒力にを活性化させて、化学薬品に頼らずに、自然薬草の『生薬』にしてさ、極力異物による細胞の拒絶反応を起こさない様に健康体を維持する食生活が、まともな人間の生活態ってもんだわさ。歳を取れば、取る程に、先祖帰りってもんさな。アハハ。」

「うんうん、考えれば、そりぁ常識の実践だよな。うん、自然の理に適って居るわ。うん、うん、この味、気に入ったわ。これ全部貰って行って好いかな。」
「おっ、持って行けや。現役さんは忙しいからな。俺は暇扱いてるから、また買って来て、作れば好いだけだからな。これも兄弟の役割分担の一環だ。」
「流石に毎日、文章打ってるだけ在って、スラスラと上手い文句が出て来るもんだわ。じぁ、帰るわ。」

         朝飯、掃き掃除、入浴をして、花、お供え物を買って、墓参りに行く。

 稲刈りも半分ほど進んだ田園地帯を抜けて、霊園への山道を上って行くと、雨が降って来た。そんな次第で、そそくさと墓参を切り上げて、先輩のHモーターズさんの隠居ハウスを訪ねる。

 埴輪のレプリカが飾って在る。片付けを頼まれて行った折りに、貰って来たとの由。その横の貝殻細工を三手呉れとの由。佐渡行のホテル前で拾った貝殻を夫婦岩に摸して、自分で作ったと目を細めて居る。いやはや、羨ましいほど器用な物では無いか。

 途中、友人さんのお起しで在るから、同席で話を伺いながら、昼でお暇をして来る。帰りは結構な降りと成って来た。こう気温が下がると、『里芋の煮転がし』が食べたく為って、スーパーで具材を買って帰り、昼飯をしながら、その仕込みをして置く。

 これで今日のメインが終了したから、曇天の降ったり止んだりのお天気に、後は流しの時間過ごしで好かろう。


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