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長駄文館・・・青々と実った初生りキュウリ為り。

               青々と実った初生りキュウリ為り。(6/26/17)
 手作り切干大根の甘酢漬け、新生姜の佃煮、刻み昆布・干しホタルイカ・干しエビの佃煮、庭の枇杷、ニワウメ、野苺と夢奇譚第30部の挿絵ファイル、ロシアン・アマゾネスの面々の写真を持ってのKちゃん宅の独身ロートル談義に赴く。

 今日はビールの後はウィスキーにしようと、刺身と枝豆、ツマミ菓子を用意して待って居て呉れた。早速、アマゾネス連の写真立てを並べて、挿絵ファイルを開き、持参したタッパを並べて、先ずは缶ビールでの乾杯で在る。今回、挿絵の穴作(傑作)の出来栄えに、Kちゃん、相想を崩して吹き出す始末で在る。

 真面目な性格で在るから、私のブログは全部読んで居る。夢奇譚の方は未だ読んでは居ないと云うが、本日分の通常ブログと挿絵の方は見て居るとの由。

「やいやい、実物挿絵を見ると、正にケッサクだわ。好くもまぁ、こんな発想が湧くもんだ。想像を絶する脳構造に為ってるって事だ。酷い内容には違いないが、Rちゃんの絵には、明るさとユーモアが溢れて居る。『露骨さをさり気なさ』に転換して居ると云うか、置き換えちゃってる処が、快作たる由縁なんだろうな。ヤッパ、二本線は大したもんだ。イヒヒ。」

「『露骨さをさり気なさ』なんて、冷徹な感想じゃんかい。その言葉、俺にお呉や。健忘症だから、紙と書く物頂戴や。」
「メモする程、気の利いた事を言ったかや。へへへ。」
「露骨さとさり気なさ・・・なんて、気の利いた表現は、並の人じゃ言えんわね。理工系で置いとくなんて、畏れ多くて、『メモる記憶に勝るもの無し』って事だいね。へへへ。」
「やいやい、飲ま無ぇ内から、理系が文系から、褒められるなんざぁ、こりぁ、幸栄だ。それに、こりぁまた、三人とも飛びっ切りの美人さん達じゃ無いかい。涎が出るぜや。」

「あいあい、左からヤナ、バルディナ、ナターシャ様ですわな。イメージを焼き付けて置いて、長丁場の26頁を読んで愉しんでお呉や。へへへ。」

 Kちゃんは古いアルバムから、セピア色の写真を三枚コピーして、用意して居て呉れた。

「粗末な『日頃飯のオカズ』を持って来たんで、食べて気に入って呉れたら、残りは全部置いて行くぜね。人間が食うに非ずだったら、製造者責任で回収して行くぜね。あい~。」

「古沢庵の味噌漬けが美味くてさ。前回差し入れの竹の子も、何十年か振りの故郷の味でさ、Rちゃんは一体幾つ才能を貰って来たんだい。不味かろう筈が無いわ。じぁ、遠慮無く、味見させて貰うわ。」

         切干大根、新生姜の佃煮、刻み昆布の佃煮と食べて。

「Rちゃん、この前、昆布の佃煮は失敗したって云ってたけど、美味いじゃん。味はきつめだけど、全然問題ないよ。酒の摘み、飯に好く合う味だよ。
 ふ~む、新生姜の佃煮は初めてだけど、この生姜の辛味はトウガラシと違って、俺の好きな辛味だ。それに、切干大根の甘酢漬けの発想なんて、大したもんだ。俺、初めて食べるわ。同じロートル独り暮らしなのに、好い食生活をしてるわ。お持ち帰りは、一切不要、全部引き取るよ。アハハ。
 それに有難いね。ニワウメが懐かしいなんて云えば、忘れずに持って来て呉れる。Rちゃんは、優秀で優しいねぇ。
 俺は、二人の子供は都会で女房とは別れて、独り暮らしだろ。これで仕事辞めたら、丸っ切りの独り暮らしで、親も姉も亡く成っちゃったから、後はゴルフ仲間だけでさ、俺達が育った昭和の面影は一切なしの近所との挨拶交わしだけだ。困った老後だと思ったら、こんな出会いと、旧交の復活が出来てさ。それが嬉しくて。お互い、歳だから呆けない努力をして、関係を深めて、長続きさせて行きたいと考えて居るんだ。」

「へへへ、アリガトざんす。何てったって俺達ぁ、一卵性他人見たいなもんだから、最高の再会と、スタートって事だいね。何て云ったって、元を辿れば、餓鬼の頃に蔓んで遊び呆けて居た質実剛健・弱音を吐くな・大道を闊歩せよの『二本線』だぜね。」

 お互いの大学時代の話を中心に、出て来るわ出て来るわの話の泉、世相に対する談論風発に角瓶のウィスキーが減って行き、外が明るく成って来た。

「そろそろ、お開きにするかい?」
「そうだね。」
「よし好し、じゃあ、タッパを持って来るから、遠慮無く全部貰うよ。これ、ジャム瓶。」

 空タッパ、写真、戯画ファイルをブル下げて、家に帰って来れば、9時半で在る。いやはや、ノンストップ、16時間に及ぶ男同士の語らいは、あっと云う間の時間経過で在った。一つ上の好き先輩は、仲の好い兄ちゃんとのフリートーキングの感で在る。
 
 冷や飯をお茶漬にして、かっ込み寝た。目覚めて、庭に出て野苺の残り、枇杷を実を摘んでの一回りで在る。初生りキュウリが青々と実り、収獲の態で在る。アハハ。


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