長駄文館・・・さて、何をするか為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　　さて、１０月週始、何をするか為り。（10/3/22）
　バッコン腹筋体操に為って、さぁ、起きるかの起床とする。バッコン腹筋体操の効用を孫とＹに教えた次第で在るが、二人とも根性無しの出腹の太い胴回りをして居る。腹が凹めば身動きのフットワークが向上して、楽に為る物だが、それが習慣化出来ない処が、自分に対する甘さなのだろう。

　尤も、人の事は云えない次第で、意志薄弱体質でスッパリと禁煙出来ない男で在る。従って、禁煙出来無いを以って、『節煙』を習慣付けて居る次第で在る。へへへ。
　苦しい言い訳をすれば、自己能力を考えて、多少なりとも『努力する術』を身に着けるのが、『人間の知恵』と重要度とすべしで在る。

　昨日の好天で釣り糸を垂れての好い気分で、針掛かりして仕舞った葦の整理をと草深い流れに入った処、ツルンと足が滑って、物の見事に尻餅を付いて、腰から下がびしょ濡れに為ったが、暑い程の好天に、それが気持ち好いと感じる古希坂爺で在るから、世間様から見たら変な爺なので在る。ニャハハ！！

　午後は２人分仕込んでタッパに入れて置いた私用の田作りを摘みながら、廊下で残りの余裕で読了とした次第で在る。馬鹿の一つ覚えで、三回目の田作で、単体で食べると大分塩っぽいと感じて居たが、ビールの摘みとしては、そのキツメの味がマッチして居た。

　スンナリ読了して小一時間の昼寝で、夕刻には大笊を取り入れて、粕漬けの漬け込みをして冷蔵庫寝かせとした次第で在る。

　まぁ、そんな前日の好調さが、バッコン腹筋体操の起床と相成ったのかも知れぬ。彼是と考える必要は無いが、物事には其れなりの伏線が在る次第で、面白い物で在る。回覧版を回して、柿の落ち葉の多さに驚く。渋柿の葉は落ちないが、甘柿の落葉が目立つ。落ち葉が進むと、葉群に隠れて居た実が数えられる。今年は全然生らない裏年と見て居たのだが、少ないながら生って居る物で、安心した。それにしても渋柿の方は小粒の鈴生り状態の色付きで、例年だと１１月前後の柿採りが大幅に早まる懸念で在る。我が家名産の高級和菓子と命名して居る吊るし柿で在る。

　真っ白の粉吹きは、糖分と初冬の時間を掛けた天日干しの産物で在る。色付きの実りは糖分の回りを目視出来るし、包丁での皮剥きは糖分の確認が出来るから、問題は無いが、吊るしての熟成期間は初冬の寒さが必要との事が、経験値で在る。従って、乾燥日数が短期間と成ると吊るし柿の熟成期間としては不足と為る。

　今年の河川敷ボランティア、庭の雑草の繁茂と種付きの早さには、かねがね雨と暑さの兼ね合いで、猛暑続きだった所為で植物の干ばつへの種保存機能にスイッチがＯＮと為って例年に無い、繁茂・成長・実付きと進んだと考える方が理に適って居ると観察して居る次第で在る。生命に与えられた使命は、種を残す事と考えれば、得心出来る自然界の現象の一つで在ろうか。

　通勤帯も終盤、眩しいお天道さんの陽入りと成って来た。１０月、週始で在る。さて、今日は何をすると致そうか為りで在る。

　お天気さんは、下り坂の曇天の涼しさに変わって来た。ライフワークの回し本ローテーションも読了の区切りも着いた事でも在るし、本日は区切り日とする。

　　　　　　　　　庭の落ち葉を掻き集めて、牡丹と芍薬の腐葉土とすべく押し込んで置く。
　全部屋の掃き掃除をして、カレーを作っての朝飯とする。さて、如何するべしやで、大分前に倅が友人から貰ったと云う４７６頁の分厚い単行本を読む事にした。

　倅が「親父、落合好きだろう。」とニヤリ笑って置いて行った『嫌われた監督』で在る。昼の時間の１時までに、１００頁近くまで進めた。いやはや、私の倅だけ在って、父親を好く観察して居る物で在る。

　筆致のヒィーリングが合致して、スイスイと頁が進む次第で在る。精読の進みで在るが、覚えなければ為らないと云う負担が無く、肩も凝らずに流し読みが出来るから、有難い物で在る。

　家に顔を出す者に、この手の本を譲ると云うと、異口同音にその分厚さの為に、辞退して仕舞うのだが、読んで見なければ解らない筈なのだが、暇が無いと『一蹴』されて仕舞う。何事も『喰わず嫌い』と云うのが、通り相場で在る。その癖、マスゴミの言葉狩りには従順で、その刷り込みを以って、色々と私の気質を即断して憚らないので在るから、堪った物では無い次第で在る。へへへ。

　　　　　　　　　　　　　　さてさて、昼飯にして、昼寝のお時間と致しましょうかね。