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長駄文館・・・行楽記為り。

                ちょいと、行楽ライブをしてみる為り。(10/24/22)
 トイレ立ちをすると、雨音がして居る。行楽の留守中は晴れて呉れて居たので、お天道さんも『待って居て下さった』と云う事で在ろう。洗濯物のハンガー掛けの物を廊下に取り込んで、物干し竿を紐で引きよせて、雨が掛からぬ様に結ぶ。庭の柿皮にブルーシートを掛けて、柿簾に厄介ながらブルーシートの雨囲いを2枚施す。トイレ立ちがまぁまぁのタイミングだった様で在るから、然程のダメージも無かろう。

              何かと干しものをして居ると、雨は禁物の沙汰で在る。

                  さて、本日はタイムバックと致しましょうかね。
 会社出発が7時で在るから、目覚ましは5時半にセットしての早寝とした。年寄りで在るから、早く床に就けば、早く目覚めて仕舞う。3時半のトイレ立ちで在るから、起床として、持って行く物の再確認をしてラジオを聞いての濃い目のコーヒーを飲んでの、世界史本を読みながら、出立の時間を待つ。

 時間は大分早いが、眠く為って仕舞うから会社で待つ事にする。未だ暗い時間帯で在るから、貸し切り道路の様な物で車中ラジオを聴きながらの街場を進むと、電線にカラスの群れが止まって居る。カラスの塒(ねぐら)は山とばかりと思って居たのだが、街場のカラスは電線が塒とは初めて知った。街場の間道から時間が早いので、国道の大通りに採って、会社近くの信号で待つと、今度はムクドリの肝を冷やす程の数で在る。成る程、ムクドリも好い場所に目を付けた物で在る。幹線道路の信号機付近は広いし、明かりが在るから、夜目の利かない鳥達にとっては安全安心の塒に好都合と云う様なのだろう。

 会社前のコンビニで煙草を買って、会社に行くと事務所に明かりが付いて居る。入るとA君が机に向かって居る。如何したと云うは、書類が溜まって仕舞って、その整理との由。

 仕事の邪魔に為らない様に静かに煙草を吸って居ると、二階からUチイさんが降りて来て、車に荷物を積み始めて居る。そんな処に兄弟分のKちゃんがお早うございますと入って来た。
「あれ、Kちゃん、忙しくて明日の朝合流と聞いて居たんだけど。」
「それがね、頑張っちゃった。ふふふ。」
 荷物を車に入れようとして居る処に、弟が遣って来て、「寒いから、これ買って来た。どっちでも好いよ。好きな色選んでよ。おっ、そう。じゃ俺は、こっち着て行くわ。」

   続いて、今回、初参加の若手二人が遣って来て、二台の車に分乗しての出発と相成った。

     宇都宮までは快調な進みで在ったが、いろは坂に差し掛かると、渋滞と成った。

「やっぱりな。紅葉狩りのシーズンだからしょうが無いわ。でも、去年よりは益しかな。」
「今年は、未だ紅葉が早いな。」

 そんな車中会話をしながら、漸く中禅寺湖に到着する。明日の遊覧会に向けてのポンツー号の引き下し、カヴァ外しをして、松本組6名の一足早い湖上紅葉狩りをして来る。異常無しの快適周回をして来る。その間に、横浜組の通称『とっつぁん』の老ヨットマン夫婦の中禅寺湖到着の電話が入る。そうこうして居ると、クルージング、横須賀の修理仕事ではお馴染みのKさん親子も中禅寺湖到着の報で在る。皆さん、顔馴染みの船仲間で在る。

 じぁ、もう一度、ポンツーに乗ろうで乗船すると、何とエンジンが掛からない。私は一切機械音痴で在るから、見て居るだけなのだが、其処は皆、自分の船を持って躁船して居る連中で在る。道具も持って居るし、経験を積んだ玄人達で在る。焦る風も無く、協働しての点検をして、結論としてはバッテリーの弱さで充電の運びと相成った。

 談爛の場として設置されたヨットの中で、雨も降って来たと云うので、エアコンの暖房で早速のコーヒー、ココアタイムで在る。『あれ、雨漏りだ』で、兎に角、船仲間達は大人の秘密基地を何よりの楽しみとして居る連中で在るから、面白い。『何処だ、何処だ』の欠陥場所を少年の様な眼の輝きで追って、応急処置をして行く。

 外目からするとヨットは形が小さいから、閉塞感を持つ物だが、実際、中に入ると意外に大きい。成る程、ヨット派、クルーザー派に分かれるのも腑に落ちる次第で在る。何事も入って、実感して見ないと、変な錯覚で物事を見て仕舞う物で在る。へへへ。

 大海原では全てがDIYで在るからして、船仲間特有の大らかさと修理の好奇心の旺盛さに満ちて居る。一緒にいて打ち解ける自前の男らしさは、少年時代の遊び仲間の信頼感を皆共通項として持って居る。それが、職業、住む場所が違っても、仲間が仲間を呼び合う人の和を作り上げて居る。今回初参加の若い世代の違う二人からすると、異次元の驚きのインパクトの様で在る。横浜組のKさん親子は、息子さんは海洋大学の3年生で海の親子コンビで、好い感じで在る。

 弟の娘家族を駅まで迎えに行ったUチィさんが、ポンツー号の取扱説明書を持って居ると云う事で、早速、それに基づいての点検講習と相成った。操船者連は、ジョブトレーニングの好機と、固唾を飲んでの没頭で在る。艇を撒き上げて陸上げしたり、下して各部所の経路確認をしながら、不具合の特定を一つ一つ点検して行く。皆、ベテラン操船者達で在るから、私達の様な部外者とは全く温度差が異なる。最終的結論はバッテリーの弱さに結論付けられて、其々の診立てに納得が行った様子で在った。

 そんな経緯で、充電時間に昼飯を食べに行こうと云う事に為った。コロナ禍もウイズコロナへとシフトしてる昨今で、観光地は何年か振りの賑わいで在る。湖上では三艇の遊覧船が運航して、ワカサギ釣りのボートが数多く浮かび、多数の外国人観光者も歩いて居る。

         華厳の滝、温泉に行くと云った行楽行動を採っての充電時間の有効活用とする。

 私は幸い便意を催して、神社の鳥居横の公衆トイレに向かう。開いて居る和式トイレのドアを開けた途端、東南アジアの空港トイレに在りがちな、汚物の溜まりで、便意が逆戻りをして仕舞った。

 夕刻に成って、充電完了でエンジンが一発始動で、明日の日の出湖上遊覧会のセッティングが出来た。夜に成る前に、艇の陸揚げ、カヴァ掛けをして夕食宴会の民宿へと相成った次第では在るが、遅々として進まない車列の延々たる渋滞の帯に埋もれた中禅寺湖で在る。

                  漸く辿り着いて、今度は駐車場の無さで在る。

 宴会前の時間をとっつぁん夫婦に誘われて、部屋で話し込んで仕舞った。受験勉強で大忙しの親分が、宇都宮から上って来て、半熟干し柿、大梅の焼酎漬け、冷凍柿を手渡して、「Rちゃ、手作り品アリガトウ。」の大喜びをして貰う。凄い渋滞でゆっくりもして行けない。じっくり話は次回と云う事で、顔出しをして呉れた親方さんで在った。

 幼子を入れて14名の民宿旅館での宴会は和気あいあいとして、時は楽しく過ぎて行く。当初沖縄行の予定だった処、子供の熱出しでドタキャンセルと為った姪には、旅行記と苺ジャムを弟から沖縄土産と一緒に送って貰った次第で在る。

「読んだよ。目に浮かぶ様で分かったよ。嗚呼、行け無くて、本当に悔しい。兄弟、仲が好くて羨ましい。好いコンビだわ。佐渡は旦那が船に弱くて、仕事も忙しくて没に為っちゃったけど。来年は是非行きたい。」

「誘って貰って、最高ですよ。子供の音楽会で女房が来れなく為っちゃって、写真送ったら、悔しい悔しいで、こんな凄い世界が在るんだから、都合付けて、家族で絶対に来ますよ。」

「社長に羽目を外す経験をしなくちゃ、営業は出来ぞと云われて、佐渡行に連れて行って貰って、異次元の楽しさをさせて貰って、今回はこんな豪勢な中禅寺湖の湖上から紅葉狩りなんて、普通じぁ絶対に考えられない体験ですよ。凄い人達ですよ。」

「社長、お客さんがさ、是非、乗りたいってさ。幾らだって云うからさ。隣のボート屋の親父が云うからさ。来年からは親方に稼いで貰わなきゃ為らんから、『5万円』と云って置いたわ。」
「そうかい、定員14名だから、10名で5000円、14名なら35,600円くらいか。適当な値段じゃないのかい。新婚旅行で中禅寺湖貸し切りの湖上紅葉狩りなんて、様に為るし、好いパッケージに為るかも知れんぞ。何しろ、今時は個人情報の時代だからな。」

「うん、そう為って呉れると、Sさんへの恩返しに為るからさ。親方も一生懸命資格取りの勉強してるしな。人間、歳を取れば人の和が一番だしな。協力出来る処は、皆で遣るのが人の道だからな。」

        翌朝は6時集合で、たっぷりの中禅寺湖上紅葉遊覧会で8時の朝食で在る。

 艇降ろし、カヴァ外し、エンジン始動と一発掛かりで在る。Sマリーンを手伝って呉れて居ると云う若い人が、親方に聞いて、予備のバッテリーを持って上って来て呉れて、出艇の見送って呉れた。これも人望厚かったSさんの『遺徳』と云う物で在ろう。

 自分のクルーザーが修理中で、操船出来無いKさんにバトンタッチする弟で在る。早速、少年の目の輝きで操船する父親、その前のシートで後ろ向きに為って、小さい頃から見て居た息子さんの姿で在る。車の運転と同じで、運転者の性格が現われる流れで在る。

 去年のSさんのお招き、操船に依る湖上御来光を仰ぐ湖上遊覧会は、多分11月に入って居たのだろう。錦絵に彩られた観葉会の豪華さには圧倒され放しの一時間半程の鑑賞会では在ったが、兎に角、寒かった。ゆったりとしたスピードなのだが、その風圧に目が痛かった。シートに座って居ると足冷えがして、立って足踏みをせざるを得ない寒さで在った。

 そんな去年と比べると紅葉・黄葉の盛りには些か早かったが、気温的には恵まれて、昨日の遊覧も在って、紅葉・黄葉の湖岸ズームアップから離れて、360度に拡がるパノラマの眺望、空の白い刷け雲の様相、湖面から立ち昇る朝靄の神秘さに目が行き、このスケールの拡がりに、『夢奇譚の構想』が自然と巡って居た。Kさんの操船は操船をじっくり愉しむかの様なスローモードで、中禅寺湖一杯の進めをして行く。

 湖上遊覧は三回目と為るのだが、こんな処に小島が在ったのかの、おやおや、波で浸食されない様に、木の杭で周りを補強して居る。温厚で優しい顔付のKさんの性格を現わして、奥の奥までの周遊コースをチョイスして居る。

 そんな次第で、私は中禅寺の空域に夢奇譚の構想を追いながらの好い時間と為った。この広大なスケール感に神界と人界の接点として、春の芽吹きと秋の紅葉を描いて見たいと、総体と個別の風景を脳裡のシャッターを切り続ける。

 湖面まで覆い被さって居る森林の中に、どんな動物達を登場させようかなどと夢想して居る。中禅寺湖と云う神秘の風景には、神界を象徴する動物のチョイスが肝と為る。熊、猿、猪、カモシカ、鹿、・・・etcをイメージすると、カモシカ、鹿がマッチするだろうし、艇の近付きに、水鳥の群れが一斉に飛び立つシーンは様に為る。然しながら、川鵜は除外の対象で在る。

 弟の用意した冷凍柿の親方、横浜組、民宿さんに配って、来年以降の信州の手土産と位置付けられるのだろう。行楽終了でいろは坂の下り中に、猿の群れがガードレールを移動中で在った。さてさて、猿は見慣れて居るから、『神獣』のイメージとは為らぬ。一匹の猿がピンクの目印テープを口に咥えて、レール歩きをして居る。

 雨は止んで、飯も炊けて居る次第で在るから、ブルーシートを外し、肩口の箇所の濡れも物干し竿に吊るし替えて、雨の濡れを蒸発させると致そう。朝飯後は、マンネリ日常の復帰と致そう。

 朝飯を食べて、ブログ文章も出来た。さてさて、投稿前にスーパーへ行って買い出しをして来ると致そう。本日はこのほか、寒いでは無いか。後のお時間は、寒いから読書と致そうか。


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