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長駄文館・・・これ兄弟話の一席為り。

                  兄弟話の一席為り。(12/26/22)
 何時降った物やら、薄ら雪化粧の朝で在る。昨日は雌ジョービタキの姿見せが無いと思って居たら、四畳半に居ると遣って来てちらりと目が合った。探索好きの本領発揮で、初縄張りでエリアを覚えるのに忙しいのかも知れない。

 夕方近くにはベトナムの谷間で女1人で野菜を育てて、それを道市場で売って、それで現金収入を得て居る生活が淡々と繰り返される動画が在って、手際好く、無駄なく、鶏、犬、猫、アヒル、豚を飼う生活で、ベトナム女性は働き者と感心しながら観て居ると、廊下から声が掛かった。

 船仲間から色々送られて来たので、一人じゃ食べられないと『差し入れ』に来たとの由。とうとう風邪を引いて2日寝て居たと云う。
「そうだろう。夜間工事と、寒い木曾への遠征工事が在ると言って居たからな。」
「流石に、何時もながら読んでるじゃん。未だ喉が痛いんだが、余り熱もで無くて好かったわ。」
「そうか、ちょっと待ってろ。俺の風邪常備薬持って来るから。」

 喉から上には顆粒のパブロンゴールド、腹にはルル三錠、喉の咳込みには龍角散と三種類を持って来て渡す。

「体質が一緒だし、自己管理の点検方も共通して居るから、症状に合わせて早め早めの対応が、大事に成らんコツだからな。
医食同源で、先ずは病気に成らない未病が健康の王道だからさ。それでも過労の域に達すれば、体力減は、体内環境の悪化で抗体も衰えて、風邪も引くわさ。
 或る意味、体が休めとSOSを発して呉れてると思って、休養するのが自然の道理ってもんさや。」

「そうそう、俺もそう遣ってる。相変わらず理に適った事をして居るわ。28日は何時もの旅館で忘年会だよ。知ってるずら。」
「やあやあ、知らんぞ。」

「あれ、言って無かったけ。6時からだから、5時頃行って、風呂に入って居て呉や。俺も、その頃には行けると思うから。」
「ちょっと待ってろ、カレンダーに書いとくわ。」
「頭が好いんだから、忘れる人じゃ無いだろう。」
「忘れる先のメモは、エチケットってもんだわさ。」

「処で宇都宮の親方は試験に受かったってさ。」
「そりぁ、好かったな。やっぱりな間違った処を確り覚えて居て、落ちたの自覚が在る時の方が、意外と点数が取れて居るからな。やっぱり俺達が睨んだ通りの結果だわな。」

「受験地獄を経験した俺達の方の『経験勘』が当たったって事だけど、一心不乱に勉強して居た成果だわ。これで来年からSマリーンも儲けを出して行けるだろうから、Sさんも喜んでると思うよ。後は営業に専念して宇都宮組に頑張って貰わないとさ。」

「俺達は親父を殆ど知らないけどさ、この頃、お前さんを観て居ると、一番色濃く親父の遺伝子を受け継いで居るんじゃ無いか。
面倒蓑好さと人を惹き付ける親分肌は、きっと親父そっくりじぁ無ぇのか。土建業体質にはヤクザの任侠の部分が無いと、人は集まらないし、人の輪って物は出来て行かんぞ。  
 お袋は3男坊のゴンちゃんが、親父に一番似てるって言ってたけど、5男坊のお前さんが一番似て居るって気に為って来たわ。」

「そうかい? そう為ると親父の最後の搾り滓の中に、一番濃い遺伝子が入って居たって事か。生物反応として、一理在るかも知れんね。それ貰うわ。
 でもさ、男気、鼻柱の強さの侠気の面じゃ、Rは鍛えれば好い土方に為るって、親父が目を掛けて居たって話をお袋から聞いてるよ。
 Rちゃには俺が俺がの処は無いのに、人を泳がせて頭で人を束ねて行くって凄い物を持ってるからな。いざと為れば、喧嘩の達人だったし、相談すれば善悪を即断して、対処法を教えて呉れて、頼むと云えば一緒に行動して来るから、こんな頼りに為る兄貴は居ないし、お袋も、兄弟でも皆、Rちゃには一目置いて居たからな。
 出不精のRちゃを俺が連れ出して居るんだけど、周りはツーカーの仲の好い兄弟で、最強・最高コンビのツーショットが観れて、何かと為に為ってるって事だしね。何しろ白人女にモテモテのマラ力なんぞは、旅行無尽の語り草に為ってるからね。」

「何を扱いてるだ、知らない人が聞いたら、真に受けるぜや。俺は黙って居りぁ、石部健吉の慎重・硬派の見本だぜや。欠席裁判で俺の品行方正菜イメージを壊すな。弟でもとんでも無ぇ野郎だ。」

「やぁやぁ、暫く顔出せなかったけど、こんな風に一卵性兄弟の話が出来るのは、やっぱり一番の『健康薬』に為るわ。
 長野県の男寿命は82だって話だけど、そんな短命で終わりたくは無いから、兄貴達の短命の分を上乗せさせて貰って、インポテンツでも愉しめる長生きをしなくちゃ、最後の人生面白くないから、頼むよ。28日、5時だよ。アハハ。」

「おっ、分った。弟の七光で愉しませて貰うわいね。」
「またまた。笑わせて呉れるもんだ。俺達ぁ化け物兄弟のスターだぜや。居なきゃ様には為らんわね。」

 殆ど片親の育ちで在る。そしてお互い、母ちゃん子の四男坊・五男坊の育ちにして、倅は婆ちゃん子で在るから、未亡人で99と4か月の背中で人生訓を見せ続けて呉れた妖怪様の薫陶は、私達兄弟には人間、斯く在るべし情景として残って居る。私は母親を『妖怪様』と言い、弟は『おスミ婆さん』と言う。

 令和の根無し草表層社会の現代日本では、昭和の団塊世代は兎角、時代遅れの硬物と一蹴され勝ちでは在るが、人生訓・諺、自己体験優先タイプは、高級語で云うと保守派と云うジャンルに括られて居るのだが、革新リベラル派の脳味噌先行思考・思想よりも、伝統的生活実態と改良思考の地に足の着いた常識保守の生き方の方が、脳疲労の少ない生活が送れると云う物で在る。

 人間、普通に経験年齢を重ねれば、普通に親・組織・社会の訓え、格言、諺に知らず知らずの内に納得・得心の親和性・親近感を持つ様に為る物で在る。それを右寄りなどと揶揄されたら堪った物では無いと云うのが、私の実情で在る。ニャロメ。

 谷合の石コロだらけの畑に少量多種の野菜を育てて、稲穂で箒を編んで、それを背負子に入れて、往復何キロの道をテクテク歩いて、路傍で小商いをして現金を得て、その現金で日常品を買って家に帰って来て、家禽・家畜の世話をして一日を閉じる。カマドの薪灰は、畑の肥料とする。

  ベトナムの地の恵みの下、小さいながらも、『自己完結型の生活』をする。これを称して、貧しい生活と云うのだろうか。私には確り地に着いた『人間の真っ当な生活』と観られるので在るが・・・。へへへ。

 飯を食べて居るとYが、自分の作ったと云う黒豆を持って来て呉れて、今日は午後予定が在るからと玄関話だけで帰って行った。飯後の入浴として後は、自転車でD2に行って、家の外側の窓洗い、車洗いをして外気に身体慣らしをして作業終了とすれば、丁度3時の回りで在る。まぁ、それなりの事をしたから、一応の合格点で好かろうか。


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