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長駄文館・・・さて、出立つすると致そう為り。

                さて、旅に出立すると致そう為り。(1/4/23)
 昨日はブログ打ちをして居ると、相撲取り並に肥えた孫2人が、勢い好く庭から入って来た。ちょっと待ってろで、区切りの好い処まで打って、雑煮の用意を始める。嫁さんは、お父さんの所は寒いから、カビも生えないだろうと自家製餅と砂糖の差し入れ、ジャム瓶の返しで在る。雑煮鍋に火を入れて、ミツバ、ナルトを切り、ブリ、サケを焼く。餅の数を聞いて、上孫にオーブンで焼かせる。上とは好いコンビで在るから、台所に来て助手をして呉れる。

「お爺ちゃん、焼けたよ。熱いから箸頂戴。」「馬鹿野郎、男なんだから、手で遣れ。」器に餅を入れて、雑煮汁をなみなみに注いで、ミツバ、ナルトを入れて、はい、お待ちと上が配膳掛かりとして運ぶ。

「お爺ちゃん。美味い。これこれ、この味だね。」「うんうん、お爺ちゃん。これこれ、この味だよ。」下チビは、おニイの真似男で在る。魚が焼ける前に、お代わりの餅数を聞いて焼く。

「お父さん、雑煮と沢庵漬け、凄く相性が好い。」「爺じの大根。美味い。」下チビは、私と味の好みが似て居るとの由で、口の周らぬ内から、沢庵、スルメしゃぶりをして居た次第で在る。今年は留守をする為にセーブした正月の食卓で在る。大根、人参のなます、レンコンの甘酢漬け、モズクと根ワカメの酢味噌和えと、倅は今年の味付けは優しい味付けだと、少しずつ酢と砂糖の配分を違えた物を食べ比べて感想を言う倅で在る。

「初味見のおじちゃんは、塩っぱいとブログに書いて在ったけど、美味く為ってる。」
「日に日にお神酒が入って、火入れがされて行くと、円やかでコクが出て来るのが、雑煮汁で食べ頃に為って居るって訳だ。何時かは、お前さんも親父の味の再現をしなきゃ為らんから、舌で覚えとけ。」
「うん、その心算で居るから、大丈夫。」

 魚が焼けて、弟差し入れの特上鰤、鮭を出すと、「あれ、家は鮭なのに珍しいじゃん。お母の処は鰤だけどね。」
「ブリだ。お爺ぃちゃん、魚、美味いねぇ。」
「お前、肉じゃ無かったのか。」
「それが、此処の処、魚に目覚めちゃって、魚が好きに為っちゃてる。」
「そうか、血は争えんか。」

 沢庵漬けが美味いと云うから、弟に一樽持たせたので、適当な容器に長持ちする様に糠ごと持たせる事にする。沢庵漬けは自己消費は1/3以下で在るが、言って見れば身内への代理漬けの態で在る。嫁さんの母親は、時季に為ると、出来た頃だから、お父さんの処へ行って、苺ジャム、梅干し、吊るし柿、沢庵漬けを貰って来いと、娘の尻を叩くと云う次第で在る。

 私の隠れて居た才能が妖怪様介護の賄い夫で開花されたらしく、私は職業を間違えて仕舞った様で在る。

      形はデカイが幼稚に、コタツの中で子犬の様にじゃれ合う馬鹿兄弟で在る。

                         「煩い。馬鹿頭出せ。」
 馬鹿頭を二つ並ばせて、一つづつ鉄拳を喰らわせて遣る。上は神妙に堪えて、下は痛いと大泣きをする性格の違いで在る。上は爺とのコンビが長いので度を超すと痛い体罰を受けて育って居るので、素直な性格で在る。下はお調子者の泣き虫小憎で在る。R家は体罰を是として居る家風で在るから、善悪は一過性の躾で在るから、後はケロリの口で在る。

1人で泣いて来た下チビは、庭の大笊のカット干しリンゴに興味を持って。
「爺ぃじ、これ何?」
「食べて見ろ、何だ。」
「う~ん、分んない。」
「そうか、分んないか。」
「でも、甘いね。」

 上は慎重派堪えの、下はヤンチャ派甘えん坊の性格、行動の違いは在っても、歳の違いが在るから距離を置いたジャレ合い遊びの仲の好さで在るし、倅の抑えが利いて居るから、一過性の体罰を受けてもケロリとして居る。車を見送れば、窓から顔を出して、『アリガトウ。雑煮美味しかったよ。また来るからね』『爺ぃじ、魚美味かったよ。元気でね。』と手を振って呉れる倅ファミリーで在る。

 さてさて、昨日の楽しかった倅ファミリーのライブ打ちも出来た次第で在る。丁度9時差し掛かる処で在る。本日分ブログを投稿して、最後の雑煮を食べて、旅の支度に取り掛かると致しましょうかね。


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