長駄文館・・・午後は読了を、ノルマとする為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　　午後は、読了をノルマとすべし為り。（1/19/23）
　今朝は、中学の同級生の夢を３０年振りかに見た。夢では相変わらずの人の好さで元気な顔をして居たが、如何なのだろうか。還暦過ぎてからの同級会には出て来ない男では在るが、同級会で安否確認が出来て居たから好かったので在るが、コロナ禍で同級会も休会中でも在るし、私の出不精も在って、同級生の風の便りも殆ど無い暮らしの『情報薄者』で在る。
　
　　　　　　　　　　　夢で在っても、遊び回って居た同級生と会えるのは、悪くない物で在る。

　さて、ゴミ出し曜日と思いきや、『本日は資源出し日で、休みで在るか』の段で在ったが、各部屋のゴミを明日の為に入れて置く。昨日の予報は外れて、好天の空で在る。小部屋の西の小窓を開ければ、青空に屹立する白銀アルプスの縦断で在る。

　さてさて、朝飯も既に炊上がって居るから、飯と致そうか。サバの水煮缶に生姜をたっぷり摩り下ろし、長ネギもたっぷり刻んで醤油掛けをすれば、『簡単便利』で飯も進む次第で在る。浮いた時間を、乾燥漉き昆布の土産物が手付かずで眠って居るから、どんな代物か試して見る事にする。

　鋏でカットして水に戻すと、見事な緑色の甦生で在る。これは美味そうでは無いか。適当に長さカットをすれば、幅広の昆布の佃煮に最適と為ろう。昆布の佃煮は好物の一つで在るから、マイ・アレンジの対象とする。

　私は『和風の昔人間』で在るから、漬け物類、佃煮類が食卓に無いと、何か物足りないと云う食習慣で在る。『衣食住足りて、礼節を知る』などと、訓え躾けられて来た団塊世代で在る。＜古希坂独り食卓、市販品で覚えた漬け物類、佃煮類にマイ・アレンジの遊び心を愉しむ為り＞で在る。アハハ。

　　何事も、『買う派』と『作る派』に分かれる物で在る。これも性向の示す処で、致し方の無い次第で在る。

　然しながら、作る派は概ね『好奇心派』に繋がって居る様で、その面々は結構好奇心のジャンルが広いらしい。好奇心の先には『試し心』が在るから、失敗、成功の『実践派』が多い。そんな次第で話の内容が多岐に及んで、好い話が交わせる相手と為る。

　お役御免のする事が無いのボヤキ派が、面倒の言い訳に作って、残って処分するよりも総菜物を買って来て食べたり、外食した方が時間的、物的に合理的と、『尤もらしい理屈』を付ける者が多い。私は左様で御座るかの『聞き流し』をして居る次第で在る。

　現役の時間の無さなら兎も角、コタツで新聞、テレビを見て、下らんの因業爺に成り下がるよりも、『自炊力』を身に着けた方が余程、好さそうに思うのだが、世の爺連とは面白い物で在る。

　本日は木曜で、ラジオからは話の名人六角精児さんのワンマンショーの時間帯で、彼は聡明にして、博識、気転の利く魅力溢れる存在で在る。

　始め二枚目、後は悪役の凄味を発揮して居た『渡辺文雄』さんと云う東大出の大物俳優さんが居た。その人が後年、『食いしん坊・バンザイ』の好シリーズ物を得た。私のお気に入りのシリーズで、芸は身を助くに因んで、『学は身を助く』で感心しながら観て居た物で在る。

　私は渡辺、六角さんはタイプは違っても、学と経験は、身を助くの『後半の輝き』に拍手を送る者の一人で在る。

　本日は、未だ雌ジョービタキの姿見せが無い。餌入れに入れたドライ・ミルワームに注目して居るのだが、最初に見付けたのがハイエナギャングのヒヨドリで在る。食性が違うから、食べられはし無かったが、ジョービタキが何時気付くかで、無駄に為るかの分岐点と為る次第で在る。

　　　　　　　　　　　　　ラジオの六角ライブに聴き入って居る内に、早や正午では無いか。

　遺憾いかん、午後の部は気合を入れて、『地図と地名で読む世界史』の残り５０頁弱を読了する事と致そう。