長駄文館・・・元気にして居たか為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　元気で在ったかの安堵感為り。（2/27/23）
　起床とすれば、ああ、目が痒い、鼻水、くしゃみの連続で在る。へへ、困った次第で在る。今日も好天の朝で在る。ラジオを聴きながら、定位置小部屋でのモーニングタイムとする。昨日を振り返ると、可笑しな物で顔を合わせると続く物で在る。煙草を買いに土手道を上に歩いて居ると、上から散歩の姐御さんで在る。

「あい、分った。煙草を買ったら、お茶を飲みに行くわ。」
「待ってるからね。」

　そんな次第で分かれて、煙草を買って帰宅して、吊るし柿を１０程持って、自転車で隣町会までペダル漕ぎとする。ホーンを押せば、「開いてるよ。入ってよ」の声で在る。

　先㈹社長の女将さんで今も『金庫番』として出社して居る現役さんで在るから、独り暮らしと云えども、テキパキとして居る。作る事が好きで、手作りの小鉢、小皿、菓子類がテーブル一杯に出て来る。

　テキパキと動き、次から次に質問が出て来るから、話が弾んでノンストップの２時間のお茶昼で在った。人間、何かと質問されると応えなければ失礼に当たる。質問に応えるのは、頭の整理と言葉の選択に繋がるから、脳味噌の日光浴と為るから、カビに因る分解・消滅の予防とも為る次第で、大いに結構な事で在る。

　　　　　　　　御歳７７歳と云うから、正に化け物クラスの御壮健さで在る。見倣うべしで在る。

　私の人間関係は真に狭いながら、世の中には色々な人が居る物で在る。化け物クラスの人達は皆さん、個性を活かした独自の生き方、スタイルを確立させて、心身共に『壮健の技』を編み出して居ると観察出来る次第で、『天晴人間』と云う他無い。

　普段は年々加齢を積み重ねて行くだけの町会風景の中に身を置いて居るから、刺激の乏しい観察しか出来ないので、好い刺激を頂戴した一時で在った。

　無風の好天で在る。目の痒みは続いては居るが、クシャミ、鼻水も止まっての一段落で在る。月曜日の週始めで在るからして、飯後は朝風呂としてスッキリした処で外気吸いの散歩をして来ると致そう。

　おやおや、常連雀の舞い下りで在る。左様で在るか。然らば朝飯前に、残り餌でも撒いて遣ると致そう。おっ、今度は毛艶の失せたメタボ老猫の来庭で在るか。

　庭通路に粒餌とミルワームを撒いて、朝飯として居ると、庭の茂みに鳥影の動きで在る。お遥か振りの雌ジョービタキの姿見せで在る。好かった好かった、元気にして居たかの安堵で在る。

　これで目出度しで在る。気温の上昇に廊下を半分開放しての空気の通りを好くして、長風呂と参ろう。春の陽射しに、今度はキジバトの電線止まりと来た次第で在る。アハハ。

　飯、風呂、洗濯として、日差しの廊下で頁進めとする。頁捲りに飽きて来て、運動がてらに、自転車で米買いに行って来る。

　読書中はお隣さんの堺のブロック塀に、雌ジョービタキが長居をして見せた。米屋さんへの小道では、サッと目前を雌ジョービタキが掠め飛んで、灌木の中に身を交わす一駒で在った。帰りにコンビニで昼の足しに何か買おうとは考えたが、家には始末しなければ為らない物だらけで在るから、買いたい気分を我慢した。

　昼はコーヒーに駄菓子類の菓子食とする。これで米も買って来たから、餓死も済まい。昨日は年に何回かの異性さんとのお話も出来た次第で在るから、当分は閉じ籠もり日々でも白、青、赤カビも発生する事も在るまい。如何やら本日は穏やかな廊下日で在るから、少し読み貯めをして置くと致そうか。マイペース、マイリズムで地味ながらも時間割を保つのが、丈夫で長持ちの進みと云う物で在ろう。２時で在るか。