fc2ブログ

記事一覧

長駄文館・・・独り暮らし、

             独り暮らし、全戸開放の陽気の好さ為り。(3/7/23)
 庭降りをして一回りして来てのモーニングタイムで、ラジオに耳を傾けて居ると、各地からの花、食の春便りで在る。海も春を迎えて『旬の味』らしい。

 昨日の昼散歩は、上に向かっての河川敷歩きとして見た。兎に角、冬眠明けした小振りのタテハチョウの姿が随所に見られ、モンシロチョウも2,3見られた。幼児を連れた若いママさんに、散歩爺が馬鹿でかい声で盛んに話し掛けて居た光景も在った。陽気が好く成って来ると、矢張り外が好いらしく、男子高校生3人が河川敷ベンチでスマホゲームに熱中して居る姿も在った。

             昔、漫画、現在、スマホの時代感と云った処か。

 私は澄んだ流れに魚影を探しながらの川見で在ったが、全然走らないのが、今年も駄目かの落胆で在った。

 今朝の寝床アイドリングでは、この処の春めきに芍薬、ユリ類のスペースの芽出しは何時頃か、その本数はなどと思い描きながら、家庭菜園には何を何処に蒔こうなどと考えたりの余裕とした。目下の庭ではマンジュシャゲの芽出し、福寿草の開花と牡丹の蕾と梅の蕾が、春を告げて来たのみで在る。

 廊下の日差しの中には、今年の冬の凍み込みに生彩を欠いて仕舞ったシクラメン2鉢と廊下上げで越冬させたアザレア3鉢が在る。『暑さ寒さも彼岸まで』の倣いで在るから、彼岸に成ったら、外置きをしてたっぷりの陽と水遣りを施して花咲きを愉しむ事にしよう。

        何は兎も角として、植物にとっては、自然が一番の御馳走で在ろう。

 脂の乗った大振りホッケを焼いての朝飯とする。食卓に魚、汁物、沢庵漬け、特辛炒め味噌、梅干しが在れば、他は無くても充分な朝飯と為る。

 周りからは『侘し過ぎる爺の独り暮らし』なのに、何でそんなにピンピンして居るんだの訝しげを頂戴する次第で在る。

 ギター、ウクレレは無いが、『何でかな』と、つらつら考えて見ると、根が食いしん坊と云う事らしい。美味い物を食べれば、それを取り入れて再現して見たく為るのが、食いしん坊の性質で在る。そして末端底辺貧民の暮らしで在るから、時間だけは佃煮にする程、有り余って居る。勤め人で在った頃は、盛んに付加価値の工夫を推奨して居た次第で在るから、三流安価な食材で、在るを以って時間の有効利用で工夫を施して、美味くして食べるの愉しみを持つ事がピンピンのコツと云う物で在る。極力市販品に頼らずに、自前とするのは、こちらの言葉ではズクが在ると云う。ズクとは、マメにして遣る気を指す信州方言で在る。

 昔、ショーン・コネリーのハムコマーシャルに『テヅクーリ』なんて流行った言葉が在った。美人の顔も三日もすれば飽きが来る。ブスは三日もすれば慣れるの言い回しも在る次第で、画一の量産味、レシピに基いた味よりも、味見をしながら匙加減で作って行く『台所遊び』の方が余程愉しい物で在る。

 尤も、年に何度かは失敗扱いて、こんな物を作った者の顔が見たい、犬猫も食べない製造責任を果たす事も在るが、これも考え様では『失敗は、次への慎重さ』にも通じる次第で、無意味な事でも無い。

 人との会話、笑いが、老後にとっては『百薬の長』とは云われて居るが、何かと調子を合せなければ為らない煩わしさは、なるべくパスしたい性分で在るから、思った事、感じた事、考えた事を其の儘ストレートに表現出来る場として、大体朝の部をラジオ、テープをBGMに日々のブログを行進させて居る生活で在るから、自己対話の態で、人寂しさ、人恋しさも遡上せずに済んで居る次第で在るし、ツーカーで以心伝心が出来る一卵性兄弟の弟との語らいが在るから、私としてはそれで『堪能』して仕舞うから有難い次第で在る。

 笑いは軽めの動画貼りからチョイスすれば、独りを幸いの激笑も出来て、好い塩海と云った次第で在る。名画佳作、名歌に感涙する時も在れば、教養番組をPC受講して利口に為る事も在る。そんな方丈記紛いのストレスの無い日々が、馬鹿と戯けは、兎角、歳の巡りが遅いの『ピンピン効果』を生んで居ると思われる次第で在る。

 コタツ胡坐の息抜きにバケツ補給水を満たして、川に水汲みに行って来る。それを玄関の所定位置に於いて、グッピィ達に餌撒きを施せば、ヒーターの入ったグッピィ槽には針の先の稚魚達の姿で在る。命の川水効果で、グッピィ達の世界は何代もの小世界を作って居る様で在る。

 動き序に廊下の鉢植え連を外に出して、たっぷりのジョロ散水を施して、雑草の摘み抜きとする。川原に砂さえ在れば庭の落ち葉の上に砂散布としたい処では在るが、時間が在っても砂無しの張り合いの無さで在る。

 さてさて、本日の午後の部は我慢本の成果を試すべく備忘録に目を通して、加筆でもして見ると致そうか。全戸開放の陽気の好さで在る。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アガタ・リョウ

Author:アガタ・リョウ
FC2ブログへようこそ!