長駄文館・・・好天ながら、寒日為り。

　　　　　　　　　　　　　　　お天気は好い物の、寒日為り。（4/17/23）
　自転車、ゴミ出しをして、庭観察をして居ると、ゴミ出しご近所さんの声掛けで、暫しの立ち話とする。この1、2年とみに老け込んで見える奥さんで在る。年々、年寄り度が加算して行くご近所さん達の姿で在るから、自分の姿、表情が見えない分、私も後1、2年で、その仲間入りと為るのだろうと、『怖く為って仕舞う心境』に為って来る。

　身勝手に『老衰も伝染する』の消極的受け止めを強いられる気分と為って来る。他人の姿見て、吾が身を知れで、老い枯れて行くと云う姿とは、そう云う物なのだろう。遺憾いかん。弟にそんな事を言ったら、『何を弱気に』とスキンヘッドを叩かれて仕舞う事、必至で在る。

　西洋シャクナゲが開花して、その横の薄紫の中輪ツツジも蕾を大きくさせて、近日中の開花と成ろう。お天道さんの輝きながら、寒い朝で在る。

　家に入ってベストを着ての小部屋定位置で、コタツONとしてのモーニングコーヒーとする。ラジオに依れば今までが異常な暖かさで、これが『平年通りの気温』との由。背後からは通勤帯の始まりで、次から次へと車音の通過で在る。

　昨夜の動画見では、チョイ聞きではそうかいなと変な方向に誘導させられる次第では在るが、『お前さん、自分の言わんとする処を強調する余り、短絡処理をしてからに。短兵急は駄目ザンスよ。脇が甘過ぎるじゃ御座んせんか。それじぁ辻褄が合わんでしょうが、未だ言うか。少しは頭を整理してから言い為されや。折角の耳障りの好いエピソードも、聴き手の耳には、眉唾者の考える時間を与えて仕舞いまするぞえ。そんな事では、大事な信用度が無く為って仕舞いまするがな。ニャロメ。』

　　　　　　　前には中国の律令制の解説に、律を刑法、令を民法と言った馬鹿が居た。
　言い間違えと云って仕舞えば、それまでだが『令は行政法』の事で、そもそもが中国では民意識の無い、一方的上からの管理する者と、管理される者の二分割統治故に、現赤い征服王朝の民衆圧迫政が旧態依然として存在して居る『根っこ』の部分なので在る。根っこの令を民法と捉えて居たら、中華帝国の本質が観えない『愚劣さ』と云う物で在る。

　肝腎要の中国体質の民不在の刑法と行政法で支配する者と、それに一方的に支配される者との国家体制を象徴する『国姿の本質』を理解出来て居ない薄さに、これまた、『こりぁ駄目だわ。上辺に惑わされずに、本質を観抜いて論考して欲しいですな。本質を見抜けない言に信用度も生まれませんわな。お主、ヘラヘラ喋り過ぎまするわな。』の感で、それ以来パスして居るご仁も居られる次第で在る。

　三顧の礼で一期だけの参議院議員の恥目を引き受けた。癌で危ない状況ながら、徹夜の連続収録を吹聴する有名議員さんが居られる。

　語学を伴った実力的に凄いご仁で在るが、残念ながら『自己顕示欲』が強烈過ぎる為に、動画貼り付けに顔が出て居ると、ウンザリでパスをして仕舞うご仁が居られる。一期限りが当初の売りで在ったのだが、二期目の選挙を勝ち取り、ご活躍されて居る様で在る。先生は、働き盛りの自民党参議院を代表するレベルの高い安全保障・原発に関する硬派の論客の代表格で在る。

　私は体験上、徹夜に於ける体力、脳力の『有限性』を骨身に感じて居るから、それを売りにされて仕舞うと、途端に腰が砕けて仕舞う。加えて若い頃、肝臓を患い会社を3か月程休んだ経験が在る。
　本来、夜更かし派の体質だったが、会社に復帰しても、倦怠感は抜けず10時まで起きて居る事が出来ず、本来の夜更かし派に復帰するには漢方薬の薬を欠かさず10年服用して、掛かり付け医から完治した事を告げられた次第で在った。

　そんな如何にも克服出来ない経緯が在ったので、所詮、人間の意志・根性など、体調・体力に比べれば真に『脆弱な位置』に在ると云う事を体験して居る次第で在る。

　徹夜などしたら、人間は真っ直ぐは歩けないし、脳味噌もボワンとして呂律も回らなく為る。体に対して、気は哀しいかな『従の位置』で在る。益してや胃癌、膵臓癌で週に一度の放射線治療に通って居た心友Tの10年に及ぶ観察からしても、その末期の状況は脳裏に残って居る。

　お互い、苦しさは口に出さない性質で在ったから、敢えてそれに触れ無かった次第では在るが、黙って居ても、それが解るのが、『人間』と云う物で在る。

　徹夜が出来ると云う事は、それだけ体力が在ると云う事で、義務意識、意志強固の現れでも無かろうに。それを強調し過ぎるのは、もう一方の自己顕示欲の現れと観て仕舞うのが、私の偏狭にして『人間絵の好き嫌い』の為せる処なのだろう。

『無為自然』では無いが、人間の造りは、所詮『体高気低』と云うのが、その内実と思われる次第で在る。また、名著の文字は言葉に及ばず、言葉は行為に及ばずで、過ぎたるは及ばざりしの感知する処とも為ろうか。へへへ。

　いやはや、嫌な性格で在る。然しながら、減らず口を叩くのも脳の活性化に繋がる効果も在るのだろうし、『憎まれっ子、世に憚る』の次第で、これもアンチエージングの呆け防止の一助に繋がって居るのかも知れない。

　何処で如何間違えたか、中指叩きが飛んでも無い方向に進んで仕舞った物では無いか。飯も遠に炊けて居るから、朝飯として、前倒し散歩でもして参りましょうかね。

　郵便局、花屋、シルバーセンター、個人スーパーに立ち寄って、帰宅して葉野菜種を蒔き、散らばってニョキニョキ伸びて来た鬼ユリ達で在る。気は心で在るからして、掘り起こして、環境の好い場所に移植して遣る。

　そんな事をして居ると、1時で在る。遺憾いかん、ぶらぶらと油を売り過ぎて来た様で在る。半日は他愛も無く過ぎ去って行く物で在る。ブログを仕上げて、軽い昼にして、少し昼寝をしてから、後半の一日を送ると致そうか。好いペースで在る。