長駄文館・・・これ、弟の世界為り。
- 2023/05/15
- 13:51
これ、弟の世界為り。(5/15/23)
土曜は中禅寺湖の『サトー・マリーン』の親方が、スタッフ用のTシャツのデザインが3種類出来たので、持ってどれにするか決めたいので、来松すると云うので、来てから決めて一緒に現場に来るとの由。彼女は大学卒業後、白馬でスキーのインストラクターの資格を取ろうと、勤めの傍ら宇都宮と白馬を往復して居て、信州は第二の故郷として、暇が在るとフットワーク宜しく来て居たとの由。遠いとは全然感じないそうで在る。そして有明に気の置けない仲間の気晴らし場所『保養倶楽部・TSUKASA』が出来る事に、大喜びの期待をして居るとの由。
昼の到着で、4人で蕎麦屋でタラの芽のテンプラト大盛り蕎麦とする。
「Rちゃん、聞いて。社長がこれが好いと選んだ話しが、兄貴が一発でこれだと言ってさ、俺と同じ物を選んで、『一見落着』だって、大笑いして居てね。スッキリしてて、スマートだって。それで私はスマートだとあんまり月並なんで。感想を聞きたくて。」
「そうか。じぁ、洒落と粋を表現して、横文字でシックにするか。」
「そうそう、それ頂き。スマートよりシックの方が、グレードが高いわ。流石だわ。本当に、稀に見る凄い兄弟だわ。」
「違うよ。親の遺伝子が良かっただけで、親に感謝感謝。人間、一代じゃ生まれて来んわね。Rちゃは好い事言うからね。アハハ。」
昨日は現場に行く車中。
「宮古バカンスの写真に、帽子を被って居るか否かで、そっくりの写真が在って吃驚したぜや。」
「Rちゃ、そりぁ兄弟だからしょうが無いわ。」
「おう、それでさ、写真から2枚選んで、仏壇に供えて婆さんに燈明・線香・チィ~ンして来たって訳さ。母親は大したもんで、『倅孝行』して呉れて居るんだから、アリガトざんすでお礼をして来たわ。」
「やぁ、朝から好い話を聞かせて貰った。俺の分も、手を合わせて呉れただろうね。」
「おぅ、勿論だ。」
軽トラのハンドルを握る弟が、ニコニコ顔をして居る。
雨との予報で在ったが、未だ降って居ないので前日に大仕事の4人による体木の伐採の枝切りを充電式のハンドチェーンソーの初下しで遣って見る。中々の優れ物で在る。タイル屋さんのOKちゃんが応援に来ると云うから、その前作業として私は頑張るしか無い。弟分の彼が、遣る気満々の支度をして登場で在る。若頭Kちゃんは白骨で一仕事してから合流するとの由。大工経験の在るUチィは前日に引き続き、リビングキッチン横の部屋の解体。社長殿はリビングキッチンの床暖張り、玄関廊下の床張りと黙々の仕事振りで在る。
技術の無い私は、主業務の全室の繊維壁剥がし、散らかったゴミの整理が管轄で在る。浴室から仕上げると云うOKちゃんで在る。材料を買いに行ったり、在庫の有効利用で、比較的近いOKちゃんが残って居る物で使えそうな材料などを運んで来たりの仕事仲間の協働が進んで行く。
昼飯の時間と成って、今日は『飯物』を食べようとの事で、3人はカツ丼、私は山賊焼き定食。コシアブラの天ぷら、モツ煮を2人前取ってのOKちゃんのセブ島報告と相成った。スマホ写真でほぼ8、9割方出来て居るゲストハウス、周辺のニュータウンの話、夜の話などを伺って、コロナ禍も殆ど収まって、通常の渡航が戻って居るとの由。
そんな次第で、ワクチン拒否組の兄弟での器具付けに行けそうとの事で在る。そして来年の社員旅行は、完成したゲストハウスでセブ島との由。
※何かと一緒に食事をして居ると、『面白い事』に気付いた。弟はメニューにモツ煮が在ると、それを注文する。如何やら、弟はモツ煮を食べる事で、その店の腕の良し悪しの判定基準に置いて居るらしい。
私もモツ煮は好物で在るから、その美味い味を再現すべく、私のレパートリーの一つとして居る。
親父が就学前に他界して居るから、母親の料理の中には一切モツ煮は登場しなかった。それが大人に為って外食したり、飲みに行く様に為って、初めて『大人の味』を知った。
根が一卵性兄弟で在るから、舌の味覚も顔同様に好く似た者同士で在る。従って、在れば必ず注文して、『Rちゃ、如何だ?。』の感想で、兄弟で味吟味をして仕舞う。私は職業選択を間違えた様で、知る人は知るの中々の料理の腕前で在る。
弟は忙しい身で在るから、金を出して食べる。私の方は末端底辺貧民で在るから、味を再現して作るタイプで在る。大衆食堂の親父程度の腕が在るから、弟も倅ファミリーも作り置きを出して遣ると、直ぐ箸を伸ばして美味いと言って、持ち帰るのが常で在る。
作って居る立場からして、一応の要素分析が出来るし、作り手の性格も見えて来る。好奇心旺盛な弟は、経営者的観点からも試して居る風が窺える。
殆ど親父知らずの四番目、五番目の倅ながら、美味いもの好きな舌は、親父の遺伝子なのだろうと、弟の問いに親父の遺伝子を見て居る次第でも在る。
大分脱線して仕舞ったが、話を戻して、セブ島のゲストハウスは、下が共同出資者の弟、OKちゃんの部屋とキッチン、風呂、ダイニングルームで、2階がゲスト用の滞在型の6部屋でシャワー、トイレ、ベット、冷蔵庫、クーラー・・・etcの器具付け作業と為る。
駆り出される私の仕事量たるや、器具の選択、運び込み、作業補助、片付けと、いやはや半端では無い。
さて、午後は同じく共同出資者の大工さんにして、夏の佐渡行の常連夫婦が駆け付けて、難儀をして居る配管屋のリフォー状況をプロの目でアドバイスをして、『ちょっと、俺に遣らせて呉れ。』と、本領を発揮して帰る一幕も在った。
横須賀の常連さんの好人物Iさんは、有明の保養施設に大賛成で、暖房用に大型灯油ヒーターetcを提供したいとの由で、引き取りにUチィは仕事を早めに切り上げて横須賀に向かうとの由。
若頭Kちゃんも午後から合流して、黙々の『協働作業』が進んで行く。
一端(いっぱし)の男達は、受け持ちの仕事を黙々とこなして行く。私はそんなプロ達の寡黙な仕事振りの光景を観て居るのが、愉しいので在る。男は四の五の言わず、黙々と共に働く。それらは、一幅の絵と為る協働空間と云える。
私の仕事は本職さん達の仕事が優先なので、一部屋一部屋を仕上げて行く形には為らず、邪魔に為らない様に部分的に進めて行くしか無い。そんな次第で片付け、ゴミ処理、傾き修正の為にハツったコンクリート部分にコンクリート補填をしたり、伐採木の枝落としをしたりの『全体の整理整頓掛かり』と云う次第で在る。午後からは雨で在る。
外ションに出ると、何処からか雌ジョービタキが飛んで来て、私との距離2m弱の至近距離で、尾を振って私をじっと見て居る。
『おいおい、お前さん、俺を知って居るのか。』
その瞳、物おじしない、その仕草はバルディナそっくりの姿で在る。Tが私の家に同居する雌ジョービタキに吃驚仰天して、地方紙に載った冬鳥ジョービタキが北に帰らず、蓼科高原辺りで留鳥として繁殖して居る。そんな記事を持って来て呉れた事を思い出して、この辺りでも、そんな事が起こって居ると確信した次第で在る。
私の所では冬の渡り鳥・ジョービタキは、ツバメの飛来と入れ替わる様に北へ帰るのだが、日本の屋根と云われる山国寒冷の信州では、山地の高低差を利用したウグイス同様の『縦の渡り』が在ったとしても、不思議では無いと、新発見をした次第で在る。
確かに古希坂年齢に達してからの、肉体労働は体に堪えはするが、閉じ籠もりだけの生活では知る事の出来ない『自然観望』が、不意と目撃出来るので在るから、有難い事で在る。
帰りには宮古最後の夜に、一緒に飲んだ漁師さんからのご自慢のモズクが届いたので、忘れずに持って行けとの事で在った。いやはや、弟の求心力・人の輪の広がりは、大した物で在る。
本日は、完全なる休養日で在る。風呂を沸かして、朝飯、作業着、靴洗いをして、纏まったブログ打ちをしたり、世界史本に目を通したり、息抜きに雑草抜き、小石拾いなどをしての平常時間割に従えば好かろう。
土曜は中禅寺湖の『サトー・マリーン』の親方が、スタッフ用のTシャツのデザインが3種類出来たので、持ってどれにするか決めたいので、来松すると云うので、来てから決めて一緒に現場に来るとの由。彼女は大学卒業後、白馬でスキーのインストラクターの資格を取ろうと、勤めの傍ら宇都宮と白馬を往復して居て、信州は第二の故郷として、暇が在るとフットワーク宜しく来て居たとの由。遠いとは全然感じないそうで在る。そして有明に気の置けない仲間の気晴らし場所『保養倶楽部・TSUKASA』が出来る事に、大喜びの期待をして居るとの由。
昼の到着で、4人で蕎麦屋でタラの芽のテンプラト大盛り蕎麦とする。
「Rちゃん、聞いて。社長がこれが好いと選んだ話しが、兄貴が一発でこれだと言ってさ、俺と同じ物を選んで、『一見落着』だって、大笑いして居てね。スッキリしてて、スマートだって。それで私はスマートだとあんまり月並なんで。感想を聞きたくて。」
「そうか。じぁ、洒落と粋を表現して、横文字でシックにするか。」
「そうそう、それ頂き。スマートよりシックの方が、グレードが高いわ。流石だわ。本当に、稀に見る凄い兄弟だわ。」
「違うよ。親の遺伝子が良かっただけで、親に感謝感謝。人間、一代じゃ生まれて来んわね。Rちゃは好い事言うからね。アハハ。」
昨日は現場に行く車中。
「宮古バカンスの写真に、帽子を被って居るか否かで、そっくりの写真が在って吃驚したぜや。」
「Rちゃ、そりぁ兄弟だからしょうが無いわ。」
「おう、それでさ、写真から2枚選んで、仏壇に供えて婆さんに燈明・線香・チィ~ンして来たって訳さ。母親は大したもんで、『倅孝行』して呉れて居るんだから、アリガトざんすでお礼をして来たわ。」
「やぁ、朝から好い話を聞かせて貰った。俺の分も、手を合わせて呉れただろうね。」
「おぅ、勿論だ。」
軽トラのハンドルを握る弟が、ニコニコ顔をして居る。
雨との予報で在ったが、未だ降って居ないので前日に大仕事の4人による体木の伐採の枝切りを充電式のハンドチェーンソーの初下しで遣って見る。中々の優れ物で在る。タイル屋さんのOKちゃんが応援に来ると云うから、その前作業として私は頑張るしか無い。弟分の彼が、遣る気満々の支度をして登場で在る。若頭Kちゃんは白骨で一仕事してから合流するとの由。大工経験の在るUチィは前日に引き続き、リビングキッチン横の部屋の解体。社長殿はリビングキッチンの床暖張り、玄関廊下の床張りと黙々の仕事振りで在る。
技術の無い私は、主業務の全室の繊維壁剥がし、散らかったゴミの整理が管轄で在る。浴室から仕上げると云うOKちゃんで在る。材料を買いに行ったり、在庫の有効利用で、比較的近いOKちゃんが残って居る物で使えそうな材料などを運んで来たりの仕事仲間の協働が進んで行く。
昼飯の時間と成って、今日は『飯物』を食べようとの事で、3人はカツ丼、私は山賊焼き定食。コシアブラの天ぷら、モツ煮を2人前取ってのOKちゃんのセブ島報告と相成った。スマホ写真でほぼ8、9割方出来て居るゲストハウス、周辺のニュータウンの話、夜の話などを伺って、コロナ禍も殆ど収まって、通常の渡航が戻って居るとの由。
そんな次第で、ワクチン拒否組の兄弟での器具付けに行けそうとの事で在る。そして来年の社員旅行は、完成したゲストハウスでセブ島との由。
※何かと一緒に食事をして居ると、『面白い事』に気付いた。弟はメニューにモツ煮が在ると、それを注文する。如何やら、弟はモツ煮を食べる事で、その店の腕の良し悪しの判定基準に置いて居るらしい。
私もモツ煮は好物で在るから、その美味い味を再現すべく、私のレパートリーの一つとして居る。
親父が就学前に他界して居るから、母親の料理の中には一切モツ煮は登場しなかった。それが大人に為って外食したり、飲みに行く様に為って、初めて『大人の味』を知った。
根が一卵性兄弟で在るから、舌の味覚も顔同様に好く似た者同士で在る。従って、在れば必ず注文して、『Rちゃ、如何だ?。』の感想で、兄弟で味吟味をして仕舞う。私は職業選択を間違えた様で、知る人は知るの中々の料理の腕前で在る。
弟は忙しい身で在るから、金を出して食べる。私の方は末端底辺貧民で在るから、味を再現して作るタイプで在る。大衆食堂の親父程度の腕が在るから、弟も倅ファミリーも作り置きを出して遣ると、直ぐ箸を伸ばして美味いと言って、持ち帰るのが常で在る。
作って居る立場からして、一応の要素分析が出来るし、作り手の性格も見えて来る。好奇心旺盛な弟は、経営者的観点からも試して居る風が窺える。
殆ど親父知らずの四番目、五番目の倅ながら、美味いもの好きな舌は、親父の遺伝子なのだろうと、弟の問いに親父の遺伝子を見て居る次第でも在る。
大分脱線して仕舞ったが、話を戻して、セブ島のゲストハウスは、下が共同出資者の弟、OKちゃんの部屋とキッチン、風呂、ダイニングルームで、2階がゲスト用の滞在型の6部屋でシャワー、トイレ、ベット、冷蔵庫、クーラー・・・etcの器具付け作業と為る。
駆り出される私の仕事量たるや、器具の選択、運び込み、作業補助、片付けと、いやはや半端では無い。
さて、午後は同じく共同出資者の大工さんにして、夏の佐渡行の常連夫婦が駆け付けて、難儀をして居る配管屋のリフォー状況をプロの目でアドバイスをして、『ちょっと、俺に遣らせて呉れ。』と、本領を発揮して帰る一幕も在った。
横須賀の常連さんの好人物Iさんは、有明の保養施設に大賛成で、暖房用に大型灯油ヒーターetcを提供したいとの由で、引き取りにUチィは仕事を早めに切り上げて横須賀に向かうとの由。
若頭Kちゃんも午後から合流して、黙々の『協働作業』が進んで行く。
一端(いっぱし)の男達は、受け持ちの仕事を黙々とこなして行く。私はそんなプロ達の寡黙な仕事振りの光景を観て居るのが、愉しいので在る。男は四の五の言わず、黙々と共に働く。それらは、一幅の絵と為る協働空間と云える。
私の仕事は本職さん達の仕事が優先なので、一部屋一部屋を仕上げて行く形には為らず、邪魔に為らない様に部分的に進めて行くしか無い。そんな次第で片付け、ゴミ処理、傾き修正の為にハツったコンクリート部分にコンクリート補填をしたり、伐採木の枝落としをしたりの『全体の整理整頓掛かり』と云う次第で在る。午後からは雨で在る。
外ションに出ると、何処からか雌ジョービタキが飛んで来て、私との距離2m弱の至近距離で、尾を振って私をじっと見て居る。
『おいおい、お前さん、俺を知って居るのか。』
その瞳、物おじしない、その仕草はバルディナそっくりの姿で在る。Tが私の家に同居する雌ジョービタキに吃驚仰天して、地方紙に載った冬鳥ジョービタキが北に帰らず、蓼科高原辺りで留鳥として繁殖して居る。そんな記事を持って来て呉れた事を思い出して、この辺りでも、そんな事が起こって居ると確信した次第で在る。
私の所では冬の渡り鳥・ジョービタキは、ツバメの飛来と入れ替わる様に北へ帰るのだが、日本の屋根と云われる山国寒冷の信州では、山地の高低差を利用したウグイス同様の『縦の渡り』が在ったとしても、不思議では無いと、新発見をした次第で在る。
確かに古希坂年齢に達してからの、肉体労働は体に堪えはするが、閉じ籠もりだけの生活では知る事の出来ない『自然観望』が、不意と目撃出来るので在るから、有難い事で在る。
帰りには宮古最後の夜に、一緒に飲んだ漁師さんからのご自慢のモズクが届いたので、忘れずに持って行けとの事で在った。いやはや、弟の求心力・人の輪の広がりは、大した物で在る。
本日は、完全なる休養日で在る。風呂を沸かして、朝飯、作業着、靴洗いをして、纏まったブログ打ちをしたり、世界史本に目を通したり、息抜きに雑草抜き、小石拾いなどをしての平常時間割に従えば好かろう。
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