長駄文館・・・ムラサキゴテンが咲く為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　　ムラサキゴテンが咲く為り。（5/21/23）
　さて起きるか。ヨッコラッセと。今日はどんな発見が在るか。全戸開放して、煙草に火を付ける。日差しが庭に当たり、好いお天気さんで在る。庭降りをして一回りして来る。買って植えた土手のナデシコが一輪咲いた。それ以外に新しい発見は無かった。

　おやおや、カッコーの声で在る。昨日は電線にモズが止まって居た。カッコーはモズなどに托卵して抱卵、育雛をさせるチャッカリ者で在る。と云う事は、モズの繁殖の季節が始まると云う事でも在ろう。そう為ると川原の葦原にもオオヨシキリのベベッチョ・カイカイの卑猥な声が聴かれるのも近かろう。

　７時のニュースを聴くと、西側先進国Ｇ７の共同声明に中狂の例に依っての上から目線の高飛車な長批判とロシアの声明の段で在る。続いて、攻防続くロシアＶＳウクライナ情勢で在る。そして天気予報と為ると、明日は何と中狂国のＧ7議長国への辺り構わずの黄砂の大しっぺ返しとの由。

　　　　　　　　　　これを称して、人間界では『八つ当たり』と云う次第で在る。

　　　　　さてさて、腹も空いて来たから、朝飯前に苺採りとして飯の用意と致しましょうかね。
　炊飯器の蓋を開ければ、水没した米で在る。遺憾いかん、残り飯は無かったかの段で在る。然すれば、素麵を茹でてて腹の足しとするか。苺採りをして居ると、長らく更地と為って居たお宅に、地鎮祭の設定で在る。車が止まって初見の奥さんがご挨拶で在る。

「漸く、工事が始まります。何かと煩く成ると思いますが、宜しくお願いします。後で伺います。」
「そりぁ、好かったですね。オメデトウ御座います。」

　不在の更地と在って、駐車場所と為って居た場所が所有者に還る次第で、そのとばっちりが土手駐車で私の方に回って来る次第で在る。一々、目くじらを立てる気は無いが、頻繁利用に為る事、必至で在ろう。やれやれの自己中駐車の常連者神経には恐れ入る次第で在る。ニャロメ。

　　　　　　とろーり、トローリ、煮詰めて、今季初の小瓶４本の充填とした次第で在る。

　小部屋デスクの上に、『紫御殿』為る鉢植えが2個置いて在る。普段は観葉植物として居るのだが、三個咲いて居る。不思議な形をして居る。先端の180度開脚した紫の葉の中央に3弁の薄紫の小花を対に咲かせて居る。そんな小花にズームアップして見遣れば、中々、妖艶とした雰囲気を醸し出して居るから、不思議な植物で在る。名前が紫御殿と云うので在るから、体栽好く茎をカットしてこんもりと多茎仕立てをしたら、アート・フラワーと為るのかも知れぬ。

　健忘症ながら花が終わったら、容易に挿し芽の出来る植生で在るから、感性の発揮として遣って見る価値が在りそうで在る。然してする事も無いから、適当な鉢を見付けて、川土を入れて来ると致そうか。何かと面倒な人間を相手にするよりも、物云わぬ植物を相手に時間潰しをする方が、性に在って居る次第でも在る。

　　　　　　　　　　　　　　　ヨッシァ～、一発、遣って見ると致そう。アハハ。