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長駄文館・・・晴れた庭で、赤い実の山菜取り為り。

                晴れた庭で、赤い実の山菜採り為り。(5/24/23)
 本日はお天道さんの朝で在るか。昨日は寒かったが、今日は期待出来そうで在る。雨露と朝の冷たさで、苺採りは後回しにして、雑草芽の摘みの朝アイドリングとする。この処の気温の乱高下は、堪った物では無い。

 トマト苗には其れなりの成長は見られるが、キュウリの方は、完全に伸び悩んで居る次第で在る。原産地の違いで、寒さ、暑さへの耐性度の違いが顕著に現われて居る感じで在る。順調に推移して居れば、こんな観察も浮上しないしないが、小さな異変がベーコン風の経験則からの帰納法的推理が働く科学する経緯と為るから、面白い物で在る。

     鈍感さは頭の足しには為らないが、気付きは退屈しない世界へ誘って呉れる物で在る。

 晴れて居た東の空に、大きな雲の棚引きと成って来た。下半身はコタツで暖かいが、上半身が寒いからチョッキを羽織って来る。

 富士山には雪が降ったとの由で、蛇は鬼門中の鬼門生物では在るが、これでは蛇も低温の仮死状態で、バイオリズムも完全に変調を来して居る筈だろう。些か、そんな同情心も出て来る2日連続の寒日で在った。

 寒さは花持ちには有利に働くのだろうが、露地栽培の農家は想定外の足踏みに心配が増して居るのだろう。消費者は消費者で、品薄に伴う値上がりで、嗚呼、物価高の悲鳴を上げて居るのだろう。

 母親を施設に預けて、百姓仕事に精出して居るYで在ろうが、百姓に年季の浅い身で在るから、何かと先輩百姓連からお知恵拝借をして居るのだろう。どんな日々を送って居るか知りたい気分も在るが、それはそれとして、マイペース、マイリズム、マイタイムで生活して行くのが、私流で在るから、間口を広げて仕舞うと時間割が窮屈に為る次第で在る。従って、その必要も無かろう。

 この処、弟の手伝いが続いて居るから、其れなりに体力回復が必要な老躯で、タイトな生活リズムと為って居る次第で在る。然しながら、人、社会との関わり合いが在るから、会話も言葉も忘れずに、心身ともに刺激を受けて『呆け防止の効果』も得て居る次第で在る。

 さてさて、空気も暖まって来ただろうから、飯を済ませて苺採りをして、ジャムの仕込みをして置くと致そうか。

 庭での採りとして居ると、柿の若葉重ねの中に、久し振りのシジューカラのお越しで在る。シジューカラの鳴き声、気配を感じながら、苺群をそっと掻き分け、掻き分け、探す赤い実は、然ながら『山菜採り』の感じで、家に居ながらの林の中の気分で在る。考え様に依っては、庭に居て野鳥の声を聴きながらの山菜採りは、贅沢気分で在る。土手に回って採って居ると、後から肩を叩かれての古希坂爺連の立ち話と相成る。

 昨日は寒くてストーブをつけて縮こまって居たと云うから、こっちぁ、金が無いから布団で不貞寝をして居たと応える。寒さに古傷が疼く爺連で、お互い歳は取りたくないの次第で在る。其処へ散歩常連さんが加わって、お天道さん立ち話と相成った。一応、健康に恵まれて居るから、会話内容も前向きで在る。

 さてさて、採り終えて本日分の仕込みとする。明日を採れば瓶詰めに進む次第で在るから、動き序に自転車でスーパーに行って、砂糖を買って来ると致そう。昨日買い忘れたコーヒー、生姜を忘れぬ様に呟いて買って来た。本日の昼食はバナナとする。


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