長駄文館・・・いやはや、夏の作業服を頂戴して仕舞った為り。

　　　　　　　　　　　いやはや、夏の作業着を貰って仕舞った為り。（6/6/23）
嗚呼、疲れた。そこいら中が筋肉痛のグロッキー状態で在る。明日も頼まれて仕舞った。兄弟で在るから、嫌とも云えず、明日は高所作業車をリースしての大杉の伐採と伐採物の処理で総勢５人との由。

　本日５日の私の担当は、正面の伐採ゴミの焼却処分で在った。最初見た時は、片付くのだろうかの、その量の多さに、『戦意喪失』の在り様だったが、遣るしか無いのスタートで在った。

　生木で在るから煙モウモウで、果たして燃えるのだろうかの危惧で在ったが、一度火が付いて仕舞うと、『遼原の炎』では無いが、火盛の凄さに生木のハンディキャップもなんのその、燃えるわ燃えるわ。山火事で何山も燃え尽く火勢の強さ吃驚仰天の態で在った。

　一気呵成なんて言葉が在るからして、生木さえ物ともせずの火勢に便乗して伐採山を焼却処分をし無ければ為らないから、山の中から引き下して、持参した大剪定鋏、ハンディチェーンソーで枝をカットしての、炎の中への投入が私の仕事で在る。

　重機で荒らされた傾斜面での、根っこ、切株に足を取られての、躓き、尻餅、ヨロヨロの完全なる肉体重労働で在る。『前門の虎に、後門の狼』と云う絶体絶命の現わす表現は在るが、前面の燃え上がる炎に、後面の圧縮されて絡み合う伐採の山で在る。そして夏の炎天下の直射日光で在る。

　いやはや、丸で『原野に徒手空拳で挑む開拓農民の様な物』で在る。休憩時間の待ち遠しい事、夥しい限りで在った。

　グロッキー、ヘロヘロ状態と為ったが、それでも、本日のノルマ達成で一番面積の多い正面が片付いた。明日は総勢５人で在るから、外回りの伐採物が一気に片付き広々としたスッキリ感の中で、私の担当の露天風呂造り、庭造りの発想展開が進んで行く事だろう。

　古希坂半ばの肉体重労働は、肉体酷使の様では在るが、知恵を出し合ったり、発想を駆使しての『イメージを形に具現化する愉しみ』は脳味噌の活性化に通じる物で在る。健康な肉体に健康な精神宿り、強靭な肉体に強靭な精神・根性宿るは、番から男の目標とする処で在る。

　　　　　　　会社に行くと、弟の奴は、これ夏服と云って作業着を呉れた次第で、真に困った。

　　さてさて、明日も本日同様の目一杯の肉体労働で在る。明日投稿文を打って、筋肉解しの風呂に浸かって、早寝をし無ければ老体は動けない。

　　明けて明るく成って来た。本日も目一杯の労働日で在る。もう少し寝て居たい物だが、そうも行くまい。ヨッコラセ、アイタタのトイレ立ちで歯磨き洗顔をして作業着に着替えて定位置の小部屋入りして、日本茶を並々と注いでのモーニングタイムとする。

　５時半で在るか。ウグイスの声を聴いて、猿を見たりしての今日も暑く、熱い労働日が確実で在る。安全第一の体力を考えてのお勤めをして来るべしで在る。本日のメインは入口の大杉の高所作業車による伐採と除けて在る伐採材の切り刻みの４Ｔダンプへの積み込み、現地焼却が私の担当で在る。

　気心の知れた男達との仕事で在るから、肉体はキツイが、肉体労働の分、皆が一体と為って仕事をする協働仕事の達成感が在るから、偶にはそれも好しとする処で在る。男の道は、黙々と肉体労働が出来て、なんぼの者で在る。へへへ。