長駄文館・・・雨は止んだか為り。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨は止んだか為り。（6/14/23）
　予報では夜に雨との事で在ったが、降らなかった様で在る。少々の湿気っぽさは在るが、習慣で在るから、空気の総入れ替えで廊下でのモーニングコーヒー＆煙草の一服とする。

　降りをしようとすると、雨が降って来た。半日遅れの雨と云う事で在る。６月も半ばに差し掛かって、キュウリ、トマトの伸びが著しく成って来た。来週は労働参加が在るから、今日は伸び放題と成って来た庭の散髪を考えて居たが、パスとするしか無い。

　今年は食用のアミタケが生えて来るか、見て居るのだが、訳の分らないキノコが２本生えて来た次第で在る。幾ら末端底辺貧民でも、食に窮して梅雨時のキノコ中毒死と在っては、世の失笑を買うだけの事で在る。

　昨日は疲れたが、其れなりの家仕事が出来て、まぁまぁの運びで在った。毎日が日曜日と為ると、根が鈍ら者の性質で在るから、面倒な事、苦手の事は、如何しても先延ばしをして仕舞う。それが頼まれ事、仕事参加が出て来て、土俵を決められると遣らざるを得ない事に為って、権利人間よりも義務人間への誘因が働く次第で在る。従って、其れなりのメリハリ効果に浴する次第でも在る。

　昨日の個人スーパーのレジ先輩では無いが、私はマメ人間との由。然しながら、毎日が日曜日のマイペース、マイリズム、オールマイタイムの独り暮らしで在るから、大まかながらも時間割の中での習慣性の惰性生活に在っては、背筋を伸ばす生活態度が必要と為って来る。どうせするのなら、嫌々態度だと様には為らぬから、愉しむ態度で事に当たった方が、心身ともに好い方向に進むと云うのが、経験値の訓えと為る次第で在る。

　美味い物、口に合う物を食べれば、それを自分の手で『再現』して見たいと思うのも、人間の性と云う物で在る。人減は頭脳を持ったロボットなので在るから、その両方をバランス好く使うのが、本義と考えて居る結果にしか過ぎないまでの事で在る。

　親分無しの子分無し、毛無し、金無し、女無し、止めが甲斐性無しの四重苦男の選択肢としては、吾が不甲斐無さを他責とせずに『自責』と諦めて、ＤＩＹでするしか無いのが現実で在るから、マメさは必然なの流れでしか無いので在る。マスゴミに先導されて社会、制度、政治が悪いとグダグダと『他責節』を唱えた処で、放屁も出無い次第で在る。

　こんな受け応えを提供させて貰うと、小中の1級先輩のレジさんは、相変わらず好い話で笑わせて呉れると、大喜びで在る。私は幼少の時から消極的生き方しか出来ない性質で在るから、来る者拒まず、去る者追わずの娑婆傍観者の眺めをして居る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弟から早朝電話で在る。
「Ｒちゃ、今日だからね。女の運転だから、昼頃に行くと思うんだけど、内容を聴いて、分かり易く説明して、相談に乗って作戦を授け遣って呉れよ。これも、Ｓさんの供養だからさ。」
「おっ、了解。昨日、頭のブラシアップを済ませて置いたから、大丈夫たよ。」
「俺は専門外だから、そっちは法学部の知識に任せるわ。頼みます。」

　いやはや、弟は面倒見の好い誠実な男で在る。そんな弟に頼まれれば、兄としては出来る事は、誠意を持って応えるのが兄弟の道と云う物で在る。雨が止んだか。自然派の親方の為に、ジャパニーズ・スパイスの青山椒実を採って置くと致そうか。彼女にも私の苺ジャム、青山椒実、梅干し、吊るし柿、沢庵漬けは季節の味と為って居るからして。

　高校生達の通学帯に青山椒実を採って、動き序にムカゴから自生した長芋の藪状の絡みを引きずり下ろしたり、伸びた枝葉を刈込鋏で少しばかり散髪をして置く。いやはや、親分無しの子分無しのＤＩＹは、内実、遣り切れんませんわね。

　散歩中の先輩に愚痴を溢すと、真面目に遣ってると、雑草、植物に嘗められるから、貯め込んでから遣りましょとのアドバイスを頂戴して仕舞った。先輩さんは、巧い事を云う物で在る。へへへ。

　　この位、遣って置けば文句は在るまいの作業終了とする。さてと、後はお客さんを待つだけで在る。