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長駄文館・・・おやおや、再びの雨為り。

                    おやおや、再びの雨為り。(7/8/23)
 今朝は雨で在る。兎に角、昨日は暑かった。アイスクリームバー2箱を買って来て、冷凍庫に備えた次第で在る。雨で庭下りは出来ないが、植物達には恵みの雨で在る。廊下の鉢植えを雨に当てて遣る。6時に成ると、止んで来た。

 昨夜は久し振りにチャンネル桜の討論番組を観た。自衛隊OB、米で活動する評論家、日本で活動する米人二人のウクライナ戦争の軍事的現状、背後に在る米露の対立、米国の現実に就いての、其々の見解が述べられて居た。産軍政の所謂、戦争屋ネオコン勢力に牛耳られたディープステートの手口なのだが、米人で大学教授のネット情報の、今米国で行われて居る世紀末的な性別破壊活動に対する保守の立場からの告発で在る。

 米人二人の保守論客曰く。自分達が生まれ育った自由で民主的国家・米国は今や存在し無いの告発で在った。哲学は神学の婢で在った中世のキリスト教帝国を打ち破った過程が、十字軍遠征失敗に因るカソリック権威の失墜から始まる教会改革、イスラム世界との文明の衝突で得たギリシャ哲学アリストテレス学を継承するイスラム世界の合理性に学んでベーコン、デカルトの科学革命を起点として、哲学が観察・思考・実験・実証の手続きに因って、神の手から離れた人間の実証力に因って自然科学の学問としての端緒に立ったそうな。

 類人猿から人類の特殊進化がスタートしたのが、700~800万年前だったとの事で在るそうな。それから猿人⇒原人⇒旧人⇒新人と、最後の氷河期が終わった8000年前に小アジアで農耕・牧畜生活が始まったそうな。道具・言語・文字・交易・社会・政体と進化して来たのが我々現代人との由。そんな人類の足跡は、原始⇒古代文明⇒中世⇒近世⇒現代と西洋史区分が為されて居るそうな。

 科学の発展と共に宗教の深遠さ、神秘さは、科学に因る謎解きと相俟って、神界から人界へと一気にシフト替えをする時代に入って、神・悪魔・妖怪の闇を迷信と科学して、人間は化学の時代・無機質の時代へと暴走して仕舞ったのが、大量生産、大量消費の世界マーケットの世界分業化・世界一体化の簡単便利正確な携帯PCのスマホ時代と為り、今や人間にだけ許されて来た思考回路をIT為る人工知能を駆使する検索して物足りる思考・判断停止の時代に突入して居る様で在る。
 神・お化けを滅して、簡単便利正確さは得たのだろうが、性別・性別差の自然の理すら滅して、この先、人類は何を標榜して行くのか。精神性の衰退は、何処へ向かうかは推して知るべしの無味乾燥な無機質世界の連鎖でしか在るまい。絶対無二の一神教を信ずる訳では無いが、遣って善い事と悪い事の人間としての良心と自制心を解除したり、停止したりする自己の構築・確立だけは、自分の意志で留保して置きたい物で在る。

 ホワイトハウスの中央に在るべき星条旗の代わりにジェンダーフリーの旗が陣取り、その下で性別不完全者達が、奇抜なコスチュームと化粧で奇声を発し、その傍らでバ衣デン大統領夫妻がにこやかに手を振って居る写真を見れば、選挙を盗まれたトランプ元大統領が、自由民主国・偉大なアメリカを取り戻すのアメリカファースト主義の象徴運動を生命枯れるまで遣り続けると云う正義の旗を振り翳して居る真意が汲み取れる。日本を取り戻すで首相に帰り咲き、何んとか日本の再生を政治課題としながらも、暗殺に倒れた安倍首相の暗殺事件の解明もマスコミには挙がらない現状を見れば、戦後の団塊世代の一員ながら、米人御二方同様に、自分の生まれ育った日本は、今や存在せずの惨憺たる心境でも在る。

 親米派の云う日米同盟は、『日ゲイ同盟』と揶揄して居たが、そう云いたく為るのも至極当然な嫌悪感なので在ろう。今日のニュースでは、米が国連で使用禁止とされているナパーム弾のウクライナ戦争の武器援助でネオコン戦争屋のパフォーマンス代理人・ジェネンスキー大統領に贈ると声明され、ウクライナ大統領は米大統領の申し入れを歓迎するとの由で在る。

 国譲り神話の日本創世記を持ち、武田信玄の六分勝ち、近江商人の三方好しの協調思想を常識として、自然崇拝のヤオヨロズの神々との自然との共生観を持つ日本人が、一神教のテーゼ・善悪二元論のオールorナッシングだけの凶暴強調の徹底抗戦だけでは、200に近い国家群と80億人を突破した地球秩序は保たれ無いのは、幼稚園児でも理解出来る。
 動植物には多様性の共存を吹聴する識者・マスコミ・政治ながら、自分達の意に沿わない者には、一切の妥協を拒んでの『種の絶滅』を図ろうとするのは思考・論理・行動矛盾で在ろうに。
 それを敢えて断行するのは、『利権組織・集団の悪魔の所業』と云うより他在るまい。性差別とやのジェンダー(性別)フリー運動とて、オールorナッシングの内実で繰り広げられて居るのは、魑魅魍魎のサターンの様でしか在るまい。

 番組中日本の評論家さんが、血で血を洗った宗教戦争終結のカソリックvsプロテスタントの手討ち条約・1648年『ウェストファリア条約』。仏革命⇒ナポレオン戦争終結後の革命思想への反動体制の『ウイーン条約』に因る『ヨーロッパの勢力均衡策に因る世界平和期』を高く評価して居たのも、識者の歴史観として妥当な言及で在った。

 歴史を学校の授業だけの点取り勉強だけに終始して仕舞った感の在る言論は、聴くに値無しの愚見で在るが、民族・人類の履歴書をとして、国史と同様に世界史を比較検証しながらの自分軸を持って居る人達の言は、拝聴して居ても気分が好く説得力が在る。そんな実力の在る人達は、殊更自分を強調する必要も無いから、穏やかな態度でサラリと核心を吐いて下さる物で在る。

 昨夜は米国二分化の民主党・共和党のDS追従型利権政体の実態をLGB?法・運動を映像化した気味の悪さの毒気に当てられ、途中退場と為って仕舞った討論番組で在ったが、その毒素排除に、嫌悪感を我慢しながらこの文章打ちをスタートさせた次第で在る。簡略な方法とすれば、番組内容と感想を誰かに伝えて現代世界、社会への閉塞感の捌け口とするのが好いのでは在るが、残念ながら暇人をして居るのはYくらいで在るが、経験則からして話が噛み合わない。その証拠に読みの在る中国文明史の黄文雄先生の本に対する読書感想文も一言も発せられて居ないのが、現状で在る。詮無き事は詮無き事ゆえに、パスして自分自身で番組の整理をして、脳小部屋に収納して置くのが、頭の整理と云う物で在る。

 私は末端底辺貧民の独りで在るから、時間を要した物は自分軸の縦糸横糸の織り込みをして置かないと、勿体無いお化けが出て来ると信じて居る次第で在る。へへへ。

 おやおや、一時止んで居た雨が降って来た。打つ手を休めれば、廊下のキリギリスが鳴いて居る。さてさて、こんな時間で在るか。飯とするべし為り。


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