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長駄文館・・・遣ったり、雷神様為り。

                   遣ったり、雷神様為り。(8/2/23)
 昨日は雷鳴の乱打状態ながら、一向に降って来ない。ずーと熱波の日照り状態が続いて居たから、庭の植物達を代表して、遠く近く間断なく轟き渡る雷鳴に、檄を飛ばす。

★未だ未だ、如何した、徹底的に遣らんかい、稲妻だけじゃ大地は潤わんぞ。古来から夏の稲妻は、稲の身籠りと歓迎されて来たんじゃい。
 さぁ、身籠ったんじゃい。雷神さん、今度は力んだ後に、大汗を流し為されや。熱暑の中の性行為は汗まみれでゴザンしょう。遠慮は御座らんわね。

★ウウム、未だ稲の妻に押し込みが足りませぬか・・・。雷神さんも、時代の悪影響かいな。それじぁ口先ばかりの言高行低の『迷惑神・見掛け倒し』じぁゴザンせんか。男のキンタマは、如何したんじゃい。確(しっか)りせんかい!!

 一向に降って来ない、熱波に萎れた庭を短パンに上半身裸の首タオルで、雷鳴先行型の雷神の見掛け倒しを嘆いて居ると、ポツリポツリの雨の気配がして来た。人間如きの古希坂戯け爺の罵詈雑言が天に届いたか。

★夏の夕立ちは、馬の背を分けると表現されもして居る。さぁ、本領発揮と相為るか。

 余裕で外の気配を窺って居ると、パラパラと落ちて来た。こりぁ駄目かなと思って眺めて居ると、降って来た、降って来た。
 大滝の落水を瀑布と云うらしいが、辺りが白く霞む程の、正しく『瀑布の雨』が炸裂して来た。こりぁ遺憾いかんで、大慌てで窓を閉めて来た。
 叩き付ける豪雨に、雷鳴の二重奏で在る。忽ちにして庭通路は流れ込む雨量に没して行く。これぞ、流行りの集中豪雨の凄まじさを呈して来た。

    小心者の私は、思わずストップ、ストップの雷神様への哀願状況と相為って仕舞った。
 一時の集中豪雨も止んで仕舞えば、乾いた大地の胃袋は大きかった様で、あれほどの通路プールは難なく呑み干して仕舞ったから驚きで在る。そしてジョロ散水とは雲泥の気温の低下で、Tシャツ切る羽目と為って仕舞った。

 代車の軽トラのシートのプール水を払いに外に出る。いやはや、雷神様、御見事なお手前でやんした。有難う御座いました。

 明けて本日、あれだけの雨にも拘わらず、楓の下のツツジの葉が萎れた儘で在ったので、危ぶんで居たのだが、それが活き活きと蘇って居たので、ホッと胸を撫で下ろした朝で在る。
 然しながら、重症のツツジを蘇生させた雨で在るから、雑草軍か小憎たらしい程の目立ちを呈して居る。家に居る時は、そんな雑草達との根比べで在るから、雨で柔らかく成った地面から、引き抜いて置く事にして居る。

 これで朝のアイドリングも済んだ次第で、ゴミ出しをして来ての全戸開放のモーニングコーヒーとする。今日も熱波の日射が始まって来た。ミンミンゼミが今日も、暑い鳴きを始めて居る。


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