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長駄文館・・・見学ドライブをして来た為り。

             昨日は、進行中の保養所案内をして来た為り。(8/19/23)
 電話が来て、12時前の迎えに行く。Yの家は一度来ただけで在るから、大体の場所は見当が付くが、同じ様な家の並びで特定出来ない。通りの邪魔の為らない所に車を止めて、電話をする。すると、留守番電話に為って居る。???の感は在る物の、人其々に都合と云う物も在ろう。貸した本が全然帰って来ないので、序でにその旨も入れて置く。折り返し電話が在ると思いながら、近くに来て居るので在るから、おいおい通りに姿を現わす事だろうと、記憶を辿りながら、その待ち時間を通りに沿って、行きつ戻りつのブラ付きとする。

 カンカン照りの暑さで在る。日陰待機で出て来るのを待つが、一向に出て来ない。再度電話をするが、留守電で在る。しゃ~無しで在るから、これも歩数稼ぎの運動とすべしで、今度は範囲を拡げて見る。遮る者無しのカンカン照りは、身体に堪える次第で在る。再び車近くの日陰に戻って、電話をする。留守電の儘で在る。元気そうに見えて、胸にはペースメーカーを嵌め込んだ男で在る。ホームズ的に推理すれば、これは由々しき事態に陥って居る可能性が在る。人が居たら、Yの家に行って119番通報が必要な事態かも知れぬ。

 人通りの無い集落で在る。何事も『人命第一』で在る。意を決して、ブザーを押して聞いて見ようとする処で、Yから電話が来た。
 如何やら、直接家に車を乗り付けての同乗を目して居たとの由。通りに出て来て呉れと電話を切る。
 まぁ自分で選球して、親しく為った関係では無い。性格も行動様式も、未だ観察中の男で在る。私はこれはと思う男女としか付き合いの無かった人生なので、此処10年余りの人付き合いの相手とは、私の対人処方が通じない処が『些か大』なので在る。
 相手への読みに依る個別対応が出来ないタイプは、元来苦手の口で在る。スマホは如何やら無意識接触の関係で『留守電仕様』に為って居たらしいとの笑いで在る。そんな男で在る。私のローテーション本の返却を求めると、何処へ行ったか所在不明なので、探して見るとの由。

 へへへ、本の話題が一切出無い次第で在ったから、『コイツは読んで居ない』と考えて居たのだが、案の定の俗物で在る。その癖、高校同期と云うだけで、同列と錯覚自惚れを是として居るから、私としては自尊心がズタズタにされて終う苦手タイプでも在る。
 然しながら東京からの単身赴任の母親介護と、父祖伝来の百姓をする長男をして居るのは、『天晴の段』で在るから、月に一度の安否確認とエールを送る付き合いとした居るのだが・・・。助平話と言葉じゃれ合いは得意ながら、観察、推理、感性、知性の分野では、物足りない内性で在る。

 古希坂も半ばとも成れば、一々品定めをする程の余命は無い。腹八分目と云う言葉も在るからして、『来るを拒まず、去るを追わず』が、私の基本的人間関係指針なので、腹六分、四分でも出向いて呉れるだけ有り難しとして居る次第で在る。へへへ。 

「如何だ。偶には安曇野ドライブも趣向が違って、好いもんだろう。有明までは娑婆時間だと40分強だけど、早朝だと家から丁度30分コースだ。往復で1時間半前後だろうが、これも移動式トークタイムって事だわさ。
 今日は保養地見学会だから、気に行ったら、御仲間に宣伝して、手軽に利用して呉れや。
 先ずは岡田から大口沢を抜けて明科。明科の犀川の橋を渡って、穂高に進路を採って碌山美術館の横を抜けて西に向けて、安曇野の田園風景の中を進むとアルプスの山麓線に合流する。

 それを北進すると大きな神社が在って、その先に食堂が在る。其処を上に行くと二段構えの別荘地エリアが在って、上のエリアを北に行くと、直ぐ斜面を切り崩した駐車場が在る。完成すれば、其処に船がドンと据わって居るから、直ぐ分かる。
方向としちゃ、アルプスの有明山を目指して山麓線を走れば好いって寸法さな。」 

「おっそうかそうか。あれだなRの運転で、安曇野ドライブなんて、洒落てるな。うーむ、安曇野は広いねぇ。穂高碌山美術館が好い目安に為るし、アルプスの有明山が目印の山麓線か。うんうん、覚えやすいな。」

「利用する時はさ、温泉付き素泊まりバーベキュー宴会って形だから、行く途中で酒と食糧調達をして行けば好いからさ。DIYながら、のんびりアットホームな気分に浸れるって訳さ。」

「そうかそうか、そりぁ豪勢なもんだな。温泉付きが好い。ワクワクして来るなぁ。」
「おっ、誰か来て居るぞ。こりぁ、ラッキーだ。」

 暫く来ない内に、道路からの階段入口が倍の幅でコンクリート階段に改造中で、コンクリートが未だ半乾きの態で在る。
 行くと、弟が一階堀コタツの間で昼休みの寝で在る。一人かと云うと、Uちぃが入口階段の増幅で、短い擁壁を買いに行って居るとの由。
 こうこう、こうで、保養所宣伝マンを連れた来たと言って、Yと弟の紹介をする。カメラを持って来たと云うYで在るから、写真のアングルに注文を入れて、先ずは母屋撮りをさせながら、トイレ、内風呂、和室、造作中の2階を案内して、外の写真撮りをして居ると、弟が出て来たニヤニヤして居る。
露天風呂の3段重ねの大岩階段、打たせ湯スペースに立ち上げた、配管からシャワーと湯の落としを見せて呉れて、この場所には下の確保して置いた平たい岩を置いて『座り石』とするそうな。打たせ湯スペースには下に湯・水の配管もして在って、打たせ湯の高さと放出角度を調整するとの由。

 露天風呂もカメラに収め、先日の説明中に仕事の電話が入って、具体的にイメージ出来なかった、業者仲間からの色の違う『名石3個』の具体的設置場所を聞いて、納得の感で在った。通りからの玄関に向かう長いスロープには、階段幅を二倍に増幅したので、階段から先の通路もバランスを保つ為に撤収した石を見繕って配列するとの由で、私の出番との由。
了解!!で在る。

 22日のバーベキュー、露天風呂、裏通路のコンクリート打設に関しては、プロのOKちゃんが、仲間を一人連れて来て『プロ仕事』をして呉れるので、弟達は『従作業』に回るとの由で、午後からの合流の私は『見学程度』で好いとの事。屋根、外壁の塗装は、出戻りの塗装屋のBチンさんが、ボランティアを買って出て居るとの由で在る。
 
 擁壁が来が無いから、ゆっくりして行けとの事で、堀コタツを椅子に兄弟話の段と相為る。昼飯のラーメン屋で手作りキムチを買ってるまで仕事来たと云う弟が、冷蔵庫からキムチを出して呉れた。
Yは弟とは初対面で在るから、本業の合間を見て、此処までの工事を進めて来た弟の実力に『度肝』を抜かれて居る始末で在る。
 「いや~、兄弟揃って、確りした体格で、男前だ。そして、弁が立つ。大したもんだ。女以上に、男には魅力と迫力が在る。これじぁ、海を渡っての番から武勇伝も在る訳だ。仲の好い兄弟なんだなぁ。羨ましいよ。」

「幾ら一卵性兄弟でもな、其処には分野は違っても、お互い一目を置き合う努力が前提に在るから、四の五の言わ無くても、ツーカーで通じ合える協働精神が培われて来てるんだわさ。人間観察が浅過ぎるぞ。感嘆符の『大したもんだ』だけじゃ、大人の感想にぁ為らんぞ。ったく、困ったもんだ。」

 歩んで来た御身大切の名刺組織しか知らない、一般サラリーマンからしたら、対極に在る個のバイタリティーと行動力で在るからして、ただただそのオーラに圧倒されて終ったらしい。

「人間、一歩踏み出せば、知らなかった世界が拡がるもんだぜ。名刺のバックに忖度して、『在り来たりの俗物』してたって、面白くは無ぇわさ。後何年生きられるか分からんけど、人間、元気で動ける内が花だぜや。同じ二本線番から高なんだから、老後の人生は愉しむべしだわさ。百聞は一見に如かずで、好い物が見れたズラ。あい~。これで、Tが居たら、最高なんだけどな。アハハ!!」
「やぁやぁ、今日は好い物を見せて貰った。大したもんだ。驚いた。」

 ボランティア参加者として、22日は大きな感動が得られそうで、ワクワクして来る気分で在る。昼はお互い食べて居ないので、帰りにラーメン屋2軒に寄るが、時間帯が時間帯で準備中の貼り札で在った。

        以上、昨日はYを乗せて、進行中の有明保養所案内をして来た次第で在る。


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