長駄文館・・・本日は完全休養日とする為り。

今日は、完全休養日の予定為り。(8/23/23)
　アア、好く寝た。疲れた。そこら中が筋肉痛で在る。今日は眼鏡を取りに行くだけで、完全に休養日としなければ身が持たない次第で在る。嫌な夢見で目が覚めて仕舞ったが、６時に差し掛かる処で起床とする。

　静かな朝にキリギリス達が鳴いて居る。蚊取り線香を点けて、小部屋定位置でのモーニングコーヒーとし、昨日を振り返る。
　午前中目一杯の高齢者講習は７４、７５、８０の男と８７の女の４人講習で在った。誰が見ても、爺、婆の講習会で在る。県の自動車学校で、大学生が夏休み中と云う事も在って、教習者達は皆若い。そんな次第で、爺婆連の落差が際立つ次第で在る。８０爺は私の横で、忙しなく認知症試験の学習ペーパーを出しての完全な受験生振りとスマホ弄りをして居る。何かと認知症試験の噂は耳に入って居る。

Ｓの話によると、美鈴湖管理人をして居る中学の同級生は、在ろう事か、市販の試験対策本を買って来て、丸暗記で臨んだと言うし、来年初めのＹも教本を買って来て、トレーニングをしてから、講習に臨むとの由で在った。サラリーマン時代の先輩さんも、認知症試験経験者として、試験のあらましを教えて呉れた次第で、回りではコロナワクチン同様の認知症試験が爺、婆連の格好の話題と為って居るらしい。

『準備をしろ』と云われるが、私は自然態を生きる基本として居るから、試験の結果が認知症と判断されれば、一切逆らわずに免許返納が筋で在るし、私の運転で社会に被害は与えられ無いので在るから、見苦しいジタバタ作為は持っての他と考えるタイプで在る。物臭習い性で、予習などと洒落た真似が出来無かったからして、俎板の鯉が私の基本的スタンスで在る。ニャハハ！！

　噂の認知症試験と為って、教官さんの厳格な態度に嗚呼、歳は取りたく無いの完全な子供扱いに、『人生の悲哀』を感じ入る次第で在ったが、いざ始めて見れば、お陰さんで呆けの到来は難なくクリア出来て居て、脳味噌は健在の結果で在った。
視力検査の方は現実の悲哀で、特に明暗時の視力は完全にギブアップの内に終わって仕舞った。それでも間に合わなかったが、眼鏡の手配も済んで居るので観念の段とするしか無かった。
続いて８０歳さんは、認知試験の再度受講者で在ったらしく、実車の方は済んで居るとの由で、受講終了と為った。実車の順番は年 齢順で、私は二番目で在る。試験では無いから、気軽に運転して呉れとの由。
　７４歳さんは、早生まれと云うから、私とは同学年で在る。煙草銭と晩酌代に、２時間程度の新聞配達をして居る農家さんとの由。山の中で在るから、如何しても車は必需品との事で在る。

私の順番が回って来て、年配教官の指示を『復唱』しながらのリラックス走行で在った。
無事終わって、姐御さんとお仲間の走行が終わるまでの間をお話をする。年齢を考えて今回の更新が最後と考えているとの由で、独り暮らしとの事。頼る者が居ないと、その分、人間は強く為れるとの事で、私の体格の好さと元気さ若さを持ち上げて下された。
無事高齢者講習が終了して、証明書を頂戴して、ホッとした次第で在る。

　帰ってお菓子食として、作業着に着替えて長靴を持って、有明の打設現場にドライブとする。到着すると、綺麗に打設は完了して居る。ＯＫちゃんが仕事仲間を一人連れて来て居るので、弟、Ｕちいの４人作業だったので仕事はスンナリ運んだとの由。

車道からの登り口の階段も倍に拡げてのコンクリート打ちとして、その中間に好い感じで踊り場を設定してコンクリート打ちがして在って、好いアクセントが付いて居る。階段部分の小さなコンクリート巻きをして居る工程で在る。それが終わったら、重機で石を掬って、クローラーで運んで石置きをして行くと言って、私は現場監督をすれば好いとの事では在るが、其処はセンスの見せ処で在るから、譲れない処で在る。
スコップで硬く締まった土を浅掘りして石の出面、並び、高低のバランスを取りながらの石並べ作業に取り掛かる。専門職の職人さん達に唯一誇れるのが、美的感覚で在る。

　石置きの先行役をタイル屋さんコンビが受け持って、私が算段して据えて行く。総勢５人とも為れば、スムーズに事が進むのが、協働作業と云う醍醐味で在る。皆、汗だくの炎天下作業で在る。それでも終われば愉しい一服のお時間と為る。

★流石だ。センスの在る人は、違う。俺達が遣ったんじゃ、こうは為らない。やっぱり、お兄さんは、只者じぁ無いわ。
★ねっ、社長兄弟は化け物、最強最高のコンビでしょう。あのジャングルの茂みの中に埋もれて居た別荘が、この変わり様ですわ。近在の名所に一変しちゃうんだから。凄いもんですわ。
★そうだろう。これが本当のマジックハンドだろうが、此処は散歩コースに為ってるから、皆、興味深々で立ち停まって見て行くしさ、完成したら是非、見学させて呉れって云われてるし、大分、顔見知りに為ってるから、鼻が高いってもんさ。設計図も無しでさ、全ては現場合わせ、現場発想で、一つ一つが徐々に形を造って行く。こんな豪勢な大人の工作室は無いからな。
★そうそう、一つの発想が形を創り、それが回転して次の形を創造させて行く。兎に角、仕事はキツイけど、こんなに楽しくて、面白い空間は無いから。これで中段にドンと船が据わる訳だから、皆、目が飛び出して、腰が抜けちゃう壮観に為るから、その顔を想像するだけでも、傑作、快作だからね。正にして遣ったりの、俺達の実力に畏れ行ったかの豪笑ってもんさ。アハハ！！
★人間、人生の集大成・終活を形に残すなんて芸当は、正に金字塔制作ってもんでさ。この世知辛い委縮し切った世相には男気と蛮勇の大ナタ払いで、ゴタッぺを魅せ付けて遣らないと、面白味は出て来んからな。

　階段踊り場のスペースに腰掛けての一服タイムに、此処も船泊のこじんまりとしたバーベキュー場所とも為ろう。母屋泊の大人数バーベキューには巨岩の石積み、露天風呂の背景が在る。それに比べると、眺めアングルにはアクセント不足で在る。旧車庫の上を整理して、プンターでの野菜栽培区画とすれば、自採りの雰囲気の演出にも為ろう。
　本日は無尽が在るとの事で、早目の作業切り上げとの由。熱暑も和らいで来た空気で在る。来た以上、足跡を残して行かないと、来た甲斐が無い。石の余りから適当な物をチョイスして、階段から上のスロープに配した石の並べに４つ程配石して、私の作業を終了とする。

　いやはや、好い出来で在る。これもお役御免爺の社会貢献の内と云う物で在る。
　人間の魂は、『千の風に為って』の名歌が在る次第で、産んで育てて呉れた妖怪様も、風に乗って、仕事振りを見て居るのだろう。親の立場に為って見ると、『嗚呼、父さんに託された子育ても、決して間違いは無かった』の頬笑み顔で見守って居る筈で在る。
※もう無く為って居る事だろうと、私の残った梅シロップと赤紫蘇割りを持って来て、弟分のＯＫちゃんに『試飲』させると、小グラスにお代わりの態で、『弟の顰め面』で在る。義兄弟の口で在るから、来年は彼の分も作らねば為らない。アハハ。

　明けてゴミ出しに行くと、河川敷から声が掛った。御苦労様で在る。ＳとＫさんが河川敷の草刈り作業をして居る。昨日の一日で、今日は眼鏡取りだけで、完全に休養日とするから、手伝えないぞで、昨日の高齢者講習の報告だけに留めて置いた。