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長駄文館・・・インド前史一考為り。

                      インド前史一考

 インダス文明・・・BC2300~BC1700頃インダス川に麦作文化。中流域にハラッパー、下流域モヘンジョダラ。黒人系のドラビタ人。メソポタミアとの交易在り。インダス川

       ★インダス文明の衰退とアーリア人の移住との間に200年程の開きが在る。

 アーリア人の来住・・・インド・ヨーロッパ系。中央アジア方面で遊牧生活。BC2000頃から移動開始。その分派が数次に亘りパンジャブ地方に移住。先住農耕民を馬で引かせる戦車の機動力で征服。

                     アーリア人の歴史
       前期ヴェーダー時代・・・BC1500~BC1000頃の500年間。
 私見・・・先史インダス文明が去ったインダス流域で在るから、地味は豊かでは無かった筈で在る。従って、遊牧民アーリア人は、故郷よりはマシな土地と云う事で、リグ・ヴェーダー(神々への賛歌集)の段階で在ったと思われる。遊牧生活⇒定住農耕生活への習得期?では無かったのだろうか。インダス川
リグ・ヴェーダー(神々への賛歌集)

       後期ヴェーダー時代・・・BC1000~BC600頃の400年間。
 BC1000頃、東方への移動開始。BC800頃、鉄器の使用始まる。ガンジス川中流域の森林地帯の開拓進む。米栽培の技術を学び、農耕生活が安定し、生産力向上に伴い、余剰農産物増す。司祭者、王候武士階級の人口拡大⇒バラモンカースト⇒祭司至上主義へ。ガンジス川
 サマ・ヴエーダー(歌詠方法集)ヤジャール・ヴェーダー(祭司集)アタル・ヴェーダー(呪語集)・・・以上4ヴェーダーを以て、バラモン教の基本聖典として居る。

 BC7Cにバラモン教は祭司至上主義に陥り、その批判としてウパニシャド哲学と云う宗教改革が興る。⇒62見⇒BC6Cにジァイナ教、仏教が興る。

 私見・・・前期ヴェーダー時代500年を掛けて、アーリア人は遊牧民から定着民へ。後期ヴェーダー時代400年を掛けての支配過程での身分分化の時代の中で、歌詠・祭司・呪語のバラモンカーストの支配体制を創るが、祭司至上主義に陥り100年足らずで、宗教改革への道に入る。900年vs100年の対比が進歩に要する上昇時間と、飽和点に達した後の、攪拌の比較が出来る処が、歴史の面白さでも在る。

 ゾロアスター教、ユダヤ教、仏教、儒教、道教、キリスト教、イスラム教の人間と宗教の関連・発展・社会支配を鳥瞰する為には、このインド前史は一つの基本体系を示すものと思われる。

 神への原始崇拝が、発展と共に人間が造る支配構造の中で細分化・特化されて行き、社会の階層を産み出す。バラモンの祭司至上主義は、キリスト前のユダヤ教に於けるパリサイ派を産み出し、儒教に於いても本聖・孔子、亜聖・孟子を置いて、尚古に傾く。その中でも、知行合一の陽明学・朱子学への移行は在る物の、本態は依然として尚古の域内で在ろう。
 中世ヨーロッパに於けるカソリック支配体制とその後のルター、カルビィンの宗教革命を彷彿とさせるし、ウパニシャド哲学は、宗教革命以前の原始キリスト教への復帰運動の各派『修道院の展開』にも映し出されて居る感がする。イスラムに於いても、経典派のスンニ派、血筋派のシーア派の対立の裏には、アラブvsのペルシァ=イランの旗翳しが横たわって居る筈で在ろう。

 インド前史の記述は真に少ない次第では在るが、その少なさ故の記述の行間を『世界史通読知識』を基にして想像して読む事が、世界史通読の面白と云う物で在る。これは恰も、縄文遺跡から出土する土器の破片を集めて、足らざる所を石膏で補う事に依って、同種、同類の縄文土器の形状に鑑みて、それを復元する過程に似て居る。


                   本日、時差惚けにて候為り。(7/29/17)
 昨夜散歩時には、土手道の隅の草の根本にホタルの光を一つ見付けた。所謂産卵ホタルで在る。そんな次第で、散歩から帰って来て、上記の文章を打ったので在るが、スタートが遅く、就寝時間が遅く成って仕舞った。アウトプットの心地好い熟睡帯に玄関が開いて、回覧板を持って来た『一本線殿の大きな声』で起こされて仕舞った。7時前では無いか!!

 私にとっては一番肝心な処を起こされて仕舞い、その後が完全なるペース狂いで在った。頭が完全に時差ボケの段で在る。いやはや、これでは本日分ブログは正常には打てまい。当初、何かの機会に上記歴史備忘録として載せ様と思って居たのだが、それを以って、本日分ブログの字数の足しとするしか無い。とほほ。ニャロメ!!

   幸い、本日は台風の影響で、曇天の涼日で在る。有難く頂戴して、寝直すと致そうぞ。


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