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長駄文館・・・遺憾いかん、冷え込んで来た為り。

                 遺憾いかん、冷え込んで来た為り。(11/16/23)
 目が覚めて仕舞ったか。遺憾いかん・・・何時だ。寝起き自由の独り身生活で在る。しゃ~無い。起きて、冬仕様の小部屋で在るから、ラジオ深夜便に付き合うと致そう。着替えて小部屋に行けば2時半を回った時刻で在る。洋楽のお時間で在る。薄めのミッドナイトコーヒー&煙草で洋楽ロックを聴く。

 本日は夜から雨との由。左様で在るか。昨日は落ち葉溜めの二面に土掛けをして置いたので、雨は望む処で在る。柿落ち葉のメインの土掛けをして、上に柿枝を集めて乾燥させれば、半分は片付く。後の半分は百日紅、柏、?の枝下ろしで、未だ葉が付いて居るからその葉が落ちてからの枝始末を要するから、未だ先の事で在る。
毎年の歳時記で在るから、習慣とも為ると、知らず知らずの内に要領が身に付いて来て、スムーズに事が運ぶ物で在る。

 吊るし柿も今週一杯で甘柿の方は、紐外しをしての粉噴きの熟成を待ち、本命の渋柿の方は、1週遅れの来週には取り込みと為ろうか。

 それが終われば、沢庵漬けに向けての大根干しが始まる次第で、今年最後の作業応援のセブ島行、年末の忘年会で、今年が終了する運びと相為る。歯の治療もすんなり2回で終わり、健康は咀嚼力の維持も出来た訳でも在るし、今年は有明保養所のリフォーム工事で疲れたが、気力体力ともに未だ未だ『壮健』の1年の運びで在った。

 PC、プリンターの買い替えで、底辺貧民の経済出費は大きかったが、これも日課のブログ打ちの『必要経費の内』で仕方の無い出費で在った。
 それに75の後期高齢者の仲間入りにして、運転免許の方も認知症の壁をクリアして、視力の衰えに眼鏡着用の件で、読書用、運転用の眼鏡の購入の機会を得て、運転時の眼の疲労からも解放された効果も在った。

 ライフワークの趣味の世界史では、近代思想の自然法の誕生が、王権神授説との対抗上で在ったと云う『気付き』が面白かった。施政者に論在れば、被支配者にも論在りで、それが『対の関係』で在った事は、コロンブスの卵に匹敵する論の必然性と腑に落ちた次第で在った。

★秦代の陳勝・呉広の乱のスローガン・『燕雀安(いず)くんぞ、鴻鵠の志を知らんや』、『王侯将相、安くんぞ、種在らんや。』漢末の黄巾の乱時の張角の『蒼天己(すで)に死す。黄天正に立つべし。』ヨーロッパの農民戦争時には、『アダムが耕し、イヴが織った時、誰が王だったか』の極々当たり前の神父のお説教も在ったそうな。★

 目下毎日のニュースと為って居る、イスラエルとパレスチナの虐殺戦争を聴けば聴くほどに、一神教の無慈悲さには付いて行けない宿啞恨の様な物を感じて仕舞う次第で在る。
 世界史を振り返れば、431年のエソフィス公会議での三位一体説に異議を唱えて異端追放されたネストリウス派に就いても、主張者のネストリウスはコンスタンティノープルの総大司教で在った。
 その当時のキリスト教は5本山制(ローマ、コンスタンチノープル、アンテイオキア、エルサレム、エジプトのアレクサンドリア)で在った。ローマ以前の大帝国はアレクサンダーの征服版図にヘレニズム(ギリシャ風)圏が構成されて居た。

 肥大化して衰退期に向かうローマ帝国が東西に分かれ、ローマの西ローマ帝国が滅亡する20年ほど前の公会議で在る。ローマ帝国の主体が東ローマ帝国に移行する時期での東ローマ帝国の首都・コンスタンティノープルの総大司教の権威が主張したキリストの人性を主張したのは、アレクサンダー大王がペルシャ帝国の後継者としてヘレニズム圏の300年に亘る世界を創った次第で在り、オリンポス神話12神のギリシアの宗教観とゾロアスター教の宗教観を持ちながらも、大ペルシアと云うの他民族融合世界の継承者としての東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルの宗教統合者の総大司教の立ち場と為れば、キリストの神性と人性の区別は当然の思考の筈で在る。

 その後のローマカソリックとギリシア正教の別れるも、その線上で考えるべきで在ろう。三位一体説のローマカソリックのローマ帝国継承の東西対立を殊更、煽り立てるローマカソリックの宗教論争は現在に至っても、禍根を残して居る様で在る。無信仰者の穿った物の観方からすると、正統、異端の神学論争は、形を変えたディベート論争にして、聖界に於ける公会議と云う主導権闘争、プロタガンダの歴史だった様に見える。そうで無ければ、ローマカソリックの異教、異端への徹底した狂行は理解出来ない処で在る。

 何千年に一人の人間離れした宗教者が誕生するかも知れないが、所詮、人間からは人間しか生まれないので在って、奇跡の様な人間存在を絶対無二の『神』と崇めて思考停止するのは、錯覚・妄信のオウム真理教、統一教会の様な物で在る。
 生物界に例えれば、一匹の女王が創る蟻、蜂の『階層社会と瓜二つの無機質性』と云って好かろう。人間一皮剥けば、皆大同小異の様で在る。

 陳勝、張角、神父の言葉を思い出して、王権神授説のイカサマ牙城に踏み込んで、王権に神授が在れば、人民の側には生まれながらの自然権在りで、王と人民の社会契約論在りで、第三のバイブルが、米独立戦争のコモン・センスの旗がしらにして、独立宣言の金字塔だった筈で在る。

 1620年のメイフラワー号の入植に始まる植民地時代150年、領土拡大時代100年、工業発展時代50年、世界最強時代100年の米国の生い立ちから現在を大別すれば、生い立ち400年にして、独立240年の刻みで在る。建国から丁度240年の米国で在る。概ね国家誕生から200年も経過すれば、国家為りとも隅々に国家疲労が随所に目立って来る物で在る。米国が父国の大英帝国路線を真似ての侵略、分断、分割統治の仕組みを世界展開して来た時代にも、グローバリズムとナショナリズムの時代の潮目が押し寄せて居る。アラブの春、ウクライナのオレンジ革命、ロシア・ウクライナ戦争、ハマス(パレスチナ)・イスラエル戦争の実態で在ろう。

 21Cは、ニュースが瞬時にして世界に繋がる、世界人口80億時代で在る。経済は世界金融と云う名の植民地化が固定して居る。それを経済用語云うと分業化の世界一体化のと云う現実で在。
 国の数200を数える現実に絶対無二の一神教を目論むグローバリストの描くワンワールド思考では立ち行かないのが、米ソの冷戦後の世界で在る。軍事・経済・政体の強調世界では無く、各種の協調と調和を図って行くしか無いのが、現実の世界と云う物で在ろう。

 人類の履歴書が世界史で在る。スパンを100年、200年、時代区分の縦軸に歴史俯瞰をして行かないと、歴史から学ぶ視点は生まれて来ないのが現実で在る。★印の人間の原点に還って、生活者の常識思考を取り戻して欲しいと思う次第で在る。

 さてさて、5時で在るか。寒さと空腹の増しで在る。寝床にUターンして、好物のニョショー夢の訪れる事を祈ると致しましょうかね。冷え込んで来ました為り。

 二度寝の後は、D2で長袖、タイツを買って来て、本日作業の柿落ち葉の抑え枝を取っての土被せを始めて居ると、車が停まってサラリーマン時代の先輩さんの顔出しで在る。相変わらず、飄々として元気な人で在る。

 動き序(つい)でに夜からは雨との由で在るし、一面の曇天と成って来たので、早目の柿簾へのブルーシート掛けをして、菓子パンでの昼食をすれば、3時に近い時刻で在る。一休みした後は、何時でも昼寝の出来る寝間のコタツで、名著の国民の歴史を読み進めると致しましょうかね。まぁまぁの一日の進み具合で在る。


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