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長駄文館・・・実在感に圧倒された為り。

                   実在感に、圧倒された為り。(11/22/23)
 昨夜は良い動画の貼り付けに感謝・感謝の観惚れの時間を得て、堪能した。大分前にラジオ深夜便でのインタビューでの裏千家家元の『一碗の茶』を聴いて、どんな御顔をした御人かと心に留めて居た裏千家元・千玄室の一時間に亘るインタビュー映像で在る。
 
 裏千家嫡男として生まれ、家元継承者への帝王学の文武両道を躾けられて居た同志社大学時の学徒出陣に因って、海軍入り、海軍特攻隊の生き残りとして復員。千利休の嫡流として、自分は何を使命として生き残されて居るのか。

 日本は戦争と云う武には負けたが、文では負けて居ない。戦争は、遣っては為らない人類の愚行で在る。一碗の器を地球に観立て、茶の緑を植物の緑に観立て、如何ですか、如何ですかと茶を進め、御先にの茶の場を通して、和らぎの場と和らぎの心で助け合う世界を目指して『茶の道』を伝えるのが、自分の生き残った使命と考え世界70カ国を回ったとの大正・昭和・平成・令和の険しい賢人の道で在った。

 冒頭の映像表情が、見た瞬間死線を越えて来た人の厚みと凄みの合成で、鳥肌の立つ圧巻の存在感で在った。文字は言語に及ばず、言語は行動に及ばず。紛れも無い存在感に圧倒された。『会いたい人に、会えた』と云う興奮を覚えた。

 戦友の俳優・西村晃さんのエピソード、出征時に父から贈られた千利休の家宝の短刀一振り、朝鮮出征に反対する秀吉弟の秀長と利休の出征反対の諫言・北条小田原評定での利休の『一碗の茶』など、利休嫡流に伝わる一子相伝の話などは、文献に現れない『文字は言語に及ばず、言語は行動に及ばず。』の一子相伝の歴史の迫力を物語って居た。

 復員・戦後は千利休の嫡流として、必死を特攻隊員を運命付けられた海軍特攻隊の生き残り中尉として、武には負けたが、文では負けて居ないの『文の証明』に一生を賭けた茶人の生き様に於いて、自分は平和の言葉を使う事を潔しとはしない。世界に茶の和らぎを以って、世界に戦争の愚を明らかにする。との骨子で在った。

 ラジオとは違ったインタビュー動画では在ったが、インタビューアの違いで、男女の差が在ったが、ラジオの方が私には印象深かった。敗戦後の5/1メーデーの日に、東京で千・西村の戦友は再会したと云う。文部省前で、行進して来た労働者の行進の中に、千ちゃん、晃ちゃんの手振りで、両戦友は抱き合って泣いたと云う。

 僕は俳優で、僕は茶人として、お互いに頑張ろう。二人は一碗の茶を持って、海に散った幾多の戦友を偲んで慰霊を重ねて居るとの由で在った。
 ラジオにしろ、映像にしろ、編集は付き物で在る。ラジオとテレビの両方を知る事が出来て、良い時間を頂戴する事が出来た。ラジオだけでは、言語は行動に及ばず、テレビ映像だけでも実存に及ばずで在る。

 映画ドラマ好きの私としては、西村晃さんが演じて来た日活アクション物、東宝・東映のシリアス社会派映画、晩年の水戸黄門シリーズに於ける西村晃さんの実在感と千玄室さんの共通する実在感に、『人は一代にして生まれて来るに非ず、時代の子にして、時代の存在』の感を深くした次第で在る。

 飯を食べたり、国会中継を聴いたり、息吹きに河川敷歩きをしたりの本日分ブログ打ちで在る。内容の濃い『一碗の茶』を振り返って居ると、国民の選良の場の国会中継ながら、官僚作文の何と心に響かない国会論議???と云う物で在るか。実行力の伴わない言葉と官僚お得意のカタカナ文字の多投で言論の場の国会の陳腐化は進むばかりで在るし、ニュースを聴けばハマス対イスラエル、ロシア対ウクライナ、ロケット発射常習国の北朝鮮、孤立化進む中狂の政治ショー報道の羅列で、食傷気味の態で在る。

 然りとて、40にして不惑とは云う物の、修業薄弱の内に齢だけを重ねて来た身故に、古希坂に至れば、最早、色香の妄想力も働かず、死に逝く時を待つのみと為って来た次第で在る。

 この何日かはせっせと庭の片付け仕事をして居たので、雄ジョウビタキの来庭の姿見せが無い。今年は吊るしの柿簾状態でも、渋柿の方は好い具合に白い粉噴きが始まって来たので、今後の事例として取り込まずに様子を見る事にする。1時半で在るか、即席ラーメンで昼として、暖かい廊下での頁捲りのお時間に移行して置くと致しましょうかね。継続は呆け防止の良薬とも為ろう。


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