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長駄文館・・・師走初日は、矢張り寒い為り。

                   師走初日は、矢張り寒い為り。(12/1/23)
 とうとうと云うか、やれやれと云うか、今年も最終月と成って仕舞った。日常ゴミと切り枝ゴミの大袋2を重い重いと腹に抱えての出しとして来る。冷え込んだ朝は快晴の段で在る。来週は最後のお勤めのセブ島行で在る。冬の信州から常夏のフィリピンでのキツイ肉体労働が控えて居るから、それが終わるまでは老躯故に、気が抜けない体調管理で在る。

 昨日は倅の顔出しで、スキー場で知り合った静岡の友人の話が聞けて、倅も好い友人関係を構築して居ると安心した次第で在る。私はスキーは出来ないからスキー場の様子を聞くと、白馬は白人客、五竜はアジアの客で、客層が全く違うとの由で、お国柄に因るマナー、エチケットの違いが歴然として居るとの由。

 話しをして居ると、好く観察して居るし、眼の付け処が好く似て居る。嫁さんに言わせると、声も話し方、考え方もそっくりで、家にはお父さんが二人居ると笑って居る次第で在る。そう云えば、T逝ってからは音信不通と為って仕舞った高校同期の男が、電話だと私とTを錯覚して仕舞うと言って居たのを、思い出した次第で在る。互いに影響し合える者が居ると云う事は、好い事で在る。

 昨夜は動画を見て居ると、歴史家・作家と云う御仁がゲストとして話をして居たのだが、その中で歴史と云うのは、伏流水の様な物で、室町時代に芽生えた物が、江戸、明治に為って湧水と為って迸(ほとば)る。そんな趣旨を述べられて居て、流石に歴史家、作家として好い観察をして居ると頷いて聴いて居た処、仏革命が米独立戦争を産んだの時系列錯覚を堂々と展開するに及んで、そのベストセラー本を一冊読んで、大した事は無いなと一読して埃に埋もれて居るのだが、買い被り、見掛け倒し、とどの詰まりが飛んだ食わせ者の自己反省をして居た覚えの在る御仁で、一度在る事は、二度三度在るの馬脚を現わして、『あっ、こいつは駄目だ』の好い加減野郎と、それに迎合する二者にも落胆して仕舞った。

 米独立は1783年、仏革命は1789年で在る。その差は6年で在る。『代表無くして課税無し』で始まった英国と植民地米との独立戦争はヨーロッパに於ける英を牽制しようとする英仏露の代理戦争の側面が在って、父子戦争の構図で在る。其処へ『王権神授説』とそれに対抗する『自然権の市民権』の発現と云った上下身分間の側面が在る。
 云わば英仏露の『横対決』と、王権と自然権の『上下対決』と観なければ、歴史とは伏流水の湧水現象と云う『名言』は出て来まいに・・・。

 王室は全て姻戚関係にして、領土・領民は王候貴族の家産扱いされて、婚姻の持参金として作用して来た。そんな伝統社会のヨーロッパと新天地の北米に於ける独立戦争の熱き市民権派の社会・思想の代理戦争としての歴史的位置付けが無いと、氏の名言は出て来ない筈で在る。

 米独立戦争、仏革命、1848革命期では、穏健派の調整者の仏名門貴族のラファイエットの行動並びに産業革命から始まる資本主義の集中期に於けるヨーロッパに於けるカルテルの企業協定主体と米に於けるトラストの企業合同・企業買占めの独占構造の違いにも、眼が向かない歴史観とも為ろう物を。
 英国の立役者・処女王エリザベスが没して、血筋の絶えたイングランド連合国に新たに王位に就いた血統の弱さに登場したのが『王権神授説』で在り、そっちがそっちなら、俺達にも生まれながらにしての神聖な自然法に因る自然権在りと登場したのが台頭する『市民の自然権』で在る。

 膠着した伝統社会のヨーロッパからの脱却の昇り旗が自然権から来る市民権の振り翳しの一大嵐と為って吹き荒れた。米独立戦争で勝ち取った『新思想の逆輸入』が仏革命で在る。

 然しながら、仏革命は伝統世界のヨーロッパでは時期早尚で、革命派の内ゲバ⇒ナポレオン⇒ナポレオン戦争⇒メツテルニッヒの反動体制⇒1848年革命へと続く。伝統世界ヨーロッパに於ける上下対立抗争は、対仏、対王政への『国民の春』と呼ばれたヨーロッパ全域の1848年革命の嵐で在った。時系列を追えば、1848-1783=65年を要した結果で在る。

 散々に在り来たりの学校歴史教育を罵倒した挙げ句が、このザマで在る。何事も自己宣伝が過ぎると、思わぬ処で襤褸(ぼろ)が出て仕舞うのが、世の中のチェックの厳しい処で在る。

 前も評論家さんが同じ様に、米独立と仏革命の前後を錯覚しての持論の展開をされて居たし、中華の律令制度を律=刑法、令=民法を錯覚して、動画発信をして居た。正しくは令=行政法で在る。この根本を押さえて居ないので、『民不在の文官中央集権王朝史』の流れと、現赤い征服王朝の張子の虎・場屋(じょうおく)経営国家の本質が観えて来ない歴史観なのだろう。

★場屋経営とは芸者経営の事で、中狂政府が土地・人民を独占して、外資を導入して、安い土地と安い労働力を提供して、国家資本主義のレールを敷いて、一党独裁体制が巨利を手中にする様を揶揄する私の持論で在る。

 そんな次第で、肝心要の押え処に呆れた錯覚をして居る論旨には、『こりぁ、駄目だ』の刻印をして仕舞うのが、いざと為ると煩い私の本質らしい。これを称して、身の程知らずの喰らい付きと云う次第で在る。イッヒッヒ!!

 目下、電子頭脳が時代の先端を走るご時世で、人間対電子頭脳に因る将棋対決が取り沙汰されたり、電子頭脳が人間を超したなんて事が、度々報じられる次第では在るが、人間対人間が対局するから面白いので在る。
 そんなにニュースに為るのなら、電子頭脳対電子頭脳の対局を企画して欲しい次第なので在るが、そう云った物は無い様で在る。計算と云う『演繹スピード』を競う国威発揚のスーパーコンピーター大会が、在るにも拘らずで在る。真面目に考えると、摩訶不思議な物で在る。

 朝の快晴は、何処へやら。師走初日は何時しか冬の空にして、吹く風に楓、山吹の紅葉・黄葉を剥がし、捲き上げる。揺れる風の強さに寒々と剥ぎ取られて行く庭の様で在る。参りましたの感で在りまする。


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