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長駄文館・・・倅と話し。

                 倅と話し、映画2本を観た昨日為り。 (12/14/23)
 昨日は廊下で、吊るし柿の蓋を開けて籠った湿気を発散させて、真っ白に粉の吹いた今年の出来具合に満足して居ると、「草臥れた顔してるねぇ」と倅が廊下から顔を出した。

 有明の一号客が倅の静岡の友人家族で在るので、友人が2度ほど来て、見て来て居るので、色々な感想を持って来て呉れる。私は年末年始は有明で雑煮作りをして、弟、倅ファミリーと過ごす事にして居る。3日からはその静岡のファミリーが使いたいとの由で在る。

 私はセブのゲストハウスの様子、現地の変わり様、相変わらずのフィリピンスタイルの出鱈目コーナーなどの強行軍作業の顛末を話し、そろそろ、お前さんも海外観察をして来る年頃だと薦めて置く。休みが取れないのが実情らしいが、私も弟も、古希坂で在る。折角のゲストハウスで在るから、人の輪・人の和の中に入って、何やかやと、兄弟の足跡を観て置く必要が在る次第で在る。
 私の倅で在るから、未開発の眠って居る『番からの血筋』が滔々と流れて居る筈で在る。バルブを開放して人生の幅を拡げ、深めて楽しんで、愉しむ方向に行って貰いたい次第なので在る。

 親の色眼鏡では無く、タッパも好く、顔、雰囲気も男の雰囲気を持って居るから、日本の常識の範囲内に置いて居るだけでは、勿体無い好漢で在る。好いものが在れば、それを伸ばして遣りたいと思うのが、男の人情と云う物で在る。異国を独り歩きさせても、様に為るタイプで在る。

 男児たる者、脳味噌、肉体、感性を駆使して、硬軟使い分けて、一丁前の日本男児で在る。親父の私としては、そんな海外での倅の姿を観て、冥土の土産として先に逝って居る肉親達への報告としたい次第で在る。アハハ。

 昨夜は、北往路欣也さんの空海の映画を観ての夜更かしをして仕舞った。地理を伴なった世界史、日本史、宗教史などの整理棚を持って居ると、映画とは色んな観方が出来て、実に愉しいもので在る。
 何も知らなければ、映画だけの観賞に終わって仕舞う。知って居れば、映画との対話も出来る。俳優さんの役作の努力にも想いを馳せる事も出来るし、俳優さん達が役柄を演じる事で、彼等の人格、演技力の糧に為って居る部分にも、観察が行く次第でも在る。 一角の演技者に為るには、真摯な努力が為されて居るか否かの吟味も出来る次第でも在る。
 化身(大日如来)・空海、秀才・最澄のキャスティングは、欣也さん、加藤剛さんと、解り易く両名優さんで空海と最澄の違いを映像化して居た。留学僧が持ち帰る経典が手書きの写本で在ったと云う事が、驚きで在った。最澄は伝教大師、空海は弘法大師と云われて居るそうな。映画感想としては、空海は実践大師の様で在った。

 一般的に国家が留学僧に与えた20年の月日の重さに、初めて知った次第でも在った。学問領域は或る意味では、『蔵書の多寡』に因って決まるそうな。印刷技術が進んで居なかった時代、それは写本に頼るしか無い『経典の輸入作業』で在る。
 唐への留学、明治期の西洋への留学と、往時の留学生達の苦労は、遣隋使、遣唐使達の内面の苦労・葛藤は殆ど書物には残って居ないが、明治期の漱石、鴎外の小説には実写されて居る。知らなければ、一過性の映画観賞に流れて、月日の経過と共に忘却の淵に没するのみで在る。

 空海の前に、ガメラの映画を観て居たので、主演俳優、女優の演技力の落差も在って、それはそれで面白かったのだが、名優と大根役者の映画世界とは隔絶の世界と云う物で在る。従って、役者の世界は怖い次第で在る。へへへ。

 今朝の夢見は、久し振りに初恋人の登場で在った。コンクリート打設が予定されて居るのだろう、昨日暗く成ってからも型枠の鉄鎚音、朝からもで在る。庭の落ち葉を掃き集めて、土抑えをしてからの朝昼兼食の腹満しとして、デザートは熟し柿の甘露吸いとして、食後の一服とする。今の処、雄ジョービタキの来庭の無さで在る。帰って来て、未だ一度も姿を見せ無い、寂しさで在る。

 さてさて、昨夜の夜更かしと朝の工事音で些かの寝不足で在るからして、睡眠補給をしてからの午後の部と致しまする。


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