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長駄文館・・・記録に勝る記憶無し。

                    記録に勝る記憶無し為り。(2/14/24)
 昨日は満足の行く日で在った。今まで漠然としながらも、読み進めて居た『何故に仏教は発祥国インドに於いて、ヒンズー教に呑み込まれて終ったのか』に就いて、私為りの気付きが在って、詳説・世界史研究に述べられて居る通説に私見を加える事で、すんなり腑に落ちる気分と為った。

 詰まりはインド先住民のインダス文明を築き上げた黒人系のドラヴィタ人とカイバル峠を越えて来た征服民の白人系アーリア人の相克関係が根底に在るとの私見で在る。

 インド亜大陸の地図を眺めれば、インダス河に興った小麦文化インダス文明が生産力を失って、移動すれば北部の肥沃なガンジス河、中央のデカン高原で在る。

 北部のガンジス川には印欧語族のアーリア人がバラモン教を持って先住民を征服して米作の上に、前期・後期のヴェーダー時代千年を要して、バラモンカーストを構築して行った。
 祭式主義に陥ったバラモン教批判に、62見のウパニシャド哲学の時代を経て、解脱・悟りへのジャイナ教、仏教が誕生して行く。

 広大なインド亜大陸のほぼ全域の統一は、たった一度のマウリア朝のアショカ王の時代だけで在る。
 王は統一戦争時の自らの悪逆非道を反省して、武断政治から仏教に則って文教文冶政治に舵を採った。王の子がスリランカに仏教を伝えたとの由。
 統一戦争時の大舞台は、当然に文化の違うデカン高原のドラヴィタ人で在った筈で在る。詰まりは文明度の高かったインダス文明のヒンズー教のドラヴィタ圏で在った筈で在る。

インド亜大陸は多種多様の世界ながら、大別すれば白人系のアーリア圏と黒人系のドラヴィタ圏で在る。

 白人系のアーリア人の齎したバラモン教にしろ、ジャイナ教・仏教にしろ、それはバラモンカーストに於ける、王候士族・商人のバラモン僧侶に対する批判・反抗勢力の哲学的エリート層で在った筈で在る。
 それに対してヒンズー教は、神話から発祥した体感的民間宗教と観るべきで在る。エリート層は、大体に於いて国家の盛衰に作用される。国家の主導権を握るのは常にエリート層で在る。
 一方、民間信仰は特別な宗教哲学も指導者も要し無い体感的・生活信仰の立ち位置で在る。仏教・ジャイナ教に押されたバラモン教は、バラモンカースト網を駆使して、ヒンズー教に近付き宗教的位置付けの構築を図った。その構図が仏教発祥地のインドに於いて、仏教がヒンズー教に呑み込まれて終った構図を示して居ると観た方が、私としては腑に落ちる構図なので在る。
 大航海時代のポルトガル、オランダ、英仏の闘争時代を経て英国インド帝国下に於いても、海岸部、平野部支配でドラヴィタ圏のデカン高原への直接支配が及ばなかった事実を観れば、仏教、ヒンズー教、イスラム教のモザイク模様は、イスラム帝国のムガール帝国のヒンズー教融和策に失敗した例をとっても、それをインド亜大陸の地図にトレースすれば、観えて来る物が在る次第で在る。

 キリスト教徒が1%も定着し無い神仏習合の単一言語・文化を持つ日本人には、体感出来ない相克関係が存在する地域・国家が存在する事は、肝に銘じて置かねば為らない人類史の訓えで在る。其処にこそ、強調文化圏と協調文化圏の徹底的差異が生じて、強調が立ち過ぎるとオールorナッシングの凶兆事態が発生して仕舞うのが古今東西を問わず通例と為って居るのが、懲りずに『厄介な人界』なので在ろう。

 柄にも無く長々と中指叩きをして仕舞ったが、本日は未明のこんなシンキングタイムを採っての起床と相為った。本音としては、未だ寝て居たかったのだが、何しろ日々進む直近健忘症の日々で在る。本日は米買い位しか無いので、シンキング内容が雨散霧消しない内に、記録に勝る記憶無しで、5時の起床と相為った次第で在る。

 丁度、ラジオ体操のお時間が終わった時間で在る。打ち終えて、吾が身は未だ未だ健在で在る事が証明されて、安堵した次第で在る。さて、知恵熱も収まった次第も在るし、身体も冷えて来た。温い寝床にUターンして、眠りに着くべしで在る。

 二度寝から起きれば、春の暖かさで在る。さて買い物に行くべしで、財布を補充してのペダル漕ぎで、米屋⇒個人スーパー⇒コンビニと回り、呆気無い程の財布の目減りと為って仕舞った。チョイと買い物をすれば、何と物価高の始末では無いか。然りとて、買わずば生きて行け無いのが、庶民の暮らしで在る。とほほ。


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