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長駄文館・・・夢備忘録為り。

                   好夢備忘録とする為り。(11/22/17)
 この処、バイクの爆音ライダーが日課の土手道を行き来して居る。そんな自己主張に価値を見いだせない私としては、『このしゃらっ寒いのに、何をカッコ付けてるんだ。遣りたかったら、山の中で思う存分遣って来い!! 所詮、馬鹿に付ける薬無し。嗚呼、嫌だ嫌だ。』で在る。

 今の処、一台だけで済んで居るから、良い様な物で、仲間でも出来たら酷い事に為る事必定で在る。数年前のイライラが昂じて来る次第で在る。道路にバケツ水をして凍らせ、ロープ張って悉く横転させて遣りたいの衝動を、何度抑えた事やら・・・。
 この時季のこの時間帯なので在るから、高校生のホヤホヤ免許取りなのだろう。この寒さを物ともせずに、『ご近所を爆音三昧』で在るから、行儀の好い私としては、大迷惑な話で在る。

 何年か前の爆音族は、引っ越して行ったから大人しく成ったのだが、『新爆音小僧』が町内に育って来たと云う事なのだろう。『さぞや、親も肩身が狭い事だろう。』 幸い、私の二人の子供は、普通に育って呉れて有難いと云う物で在る。

 夜更し派、独居親父の私としては、長く寒い夜の時間帯で在る。面白い物が無く成って仕舞った事で、テレビを見ない生活も長く成って仕舞った。

              さて、先日の好夢を備忘録として打って見ると致そうか。

 海に寝そべる様に、島が横たわって居る。島の中腹に真っ直ぐな横断道路が走って居る。島の縁はなだらか斜面の中に、緑豊かな漁村が在る。横断道路を境に、上は青みが勝った断崖断層を載せて居る。その上部は、また濃い緑に覆われて居る。海上に忽然と隆起した嘗ての海底の様は、自然の造形美と云うより他無い景観の島で在る。

 その横断道路に、真っ白な二人乗りスポーツカーが走って居る。道路脇には観光客の一団が、スポーツカーを手招きして、車を止めさせて写真に収めて居る。スポーツカーの若いカップルは、観光客の求めに応じて、相想好くポーズを採って居る。似合いの華の在るカップルで在る。

 世情に疎い私としては、余程人気の在る若手俳優と女優をモデルに、ファンクラブが主催した撮影会イベントの様な感じを受けた。

 私はカメラは持参して居ないが、美男美女に対する鑑賞願望は人一倍強い。これも、『幸運の計らい』と云う物で在る。

 若者は日焼けした逞しい身体に、精悍な彫りの深い整った顔立ちをして居るが、飽くまでも土臭さを失って居ない素の魅力が在った。
 女性の方は黒髪をアップにしたショートカットで、色白く切れ長の黒い瞳が控え目で、清楚感の在る落ち着いた感じで在る。

    ファンに取り囲まれて居ても、芸能界ズレしていない好い感じのカップルで在る。

 カラフルな出で立ちで、バシャバシャとシャッターを切り捲る『関西風おばちゃん連』に聞いて見ると、二人は芸能人では無く、島の職員だと云う。島の過疎化に、何とか観光でと職員達が考えて、自前の島観光アピールに『島紹介DVD』を作ったと云う。その島の景観と白いスポーツカーに乗る二人の好感度が目に止まり、雑誌紹介、DVD、ネットで評判に成って、二人を目当てに、ファン観光客が来る様に為ったと云う。

   これは、面白い話で在る。即席のファンと云う事で、私もその輪の中に入る事にした。

 ファンの後ろで、カップルを眺めて居ると、若者と眼が遭って、何かしらの『以心伝心』が通じた様で、彼も私に興味を持った様で在る。二人は同僚の地方公務員で在るから、定刻に成ると島役場に帰ると云う。青い海と海の幸に恵まれ、島上部ではパイナップル栽培が盛んと云う本来の島が、観光客の運びに、民宿で活気を呈して居るとの由で在る。

 千載一遇のチャンスに、島の認知度を何とか高めようと、今、島は一丸と成って居るそうで在る。日帰り客と、のんびりした島の雰囲気を楽しみたい客は、民宿に泊ると云う。

 日に一便の連絡船は無く、今夜の宿泊は如何したものかと、桟橋から歩いて来ると、二人に遭った。話して見ると。

「それなら、家で泊って下さい。」の笑顔の声掛けで在った。
「そうですか。それは有難い。お礼に買い物をしたいから、店に寄って呉れませんか?」

 島に一軒だけと云う、何でも揃えて居るスーパーで食材とビールを買って、彼の家に付いて行く。集落から外れた、こじんまりとした古風な平屋建てが二人の自宅で在った。何処と無く、私の家の様なゆったりとした雰囲気で在る。

         ビールを交わし、晩飯を食べながら、島の事などを聞く。

 半年ほど前に、島中央の道で車の転落事故が在って、駆け付けると車は大破して居て、若い女性が斜面の立木に引っ掛かって居たと云う。然程の外傷は無かったが、事故に依る『記憶喪失』だったと云う。
 身元確認の手掛かりも無い。そんな次第で、助けた若者が諸般の事情で、彼女の面倒を見る事に為ったと云う。あれやこれやの経緯で、彼女は若者のアシスタントと云う名目で、役場に勤める形と成った。役場でも、若い二人は似合いのカップルとして認められ、島紹介DVDの作成に当たっての『自前モデル』と成ったそうで在る。

 二人は同棲では無く、結婚を希望して居るのだが、記憶喪失に依り彼女には戸籍が無いそうで在る。映像を出し、観光客が来る事で、二人は結婚要件の彼女の『戸籍回復の一助』としたいと云う。

「為るほどね~。好い話ですね。でも、法律よりも現実の方が、素晴らしい事も世の中には、在るでしょうに。」
「有難うございます。それを思う事も確かに在ります。失礼ですが、お名前は? 私はこう云う物です。」

         差し出された彼の名刺を見て、ついニンマリの段で在った。

「おやまぁ、同姓同名にして、漢字も全く同じですよ。為るほどねぇ・・・。」

                以上が、夢の残滓を基に加工した『好夢備忘録』で在る。ニャハハ!!

 明けて本日、朝のお天道さんの輝き成れど、温い布団の中で首だけ出して居る『蓑虫状態』から、起き出す勇気が出て来ない冷え込みで在る。お天道さんは間もなく灰色雲に隠れ、冬の風が吹き始めて来た。この分だと、西のアルプスさんは吹雪いて居なさる事だろう。

 本日は、当然、枝下しはパスすべしで在る。寒い時は、省エネ戦術で蓑虫に徹するべしで在る。適当な時間帯で、散歩日課をこなせば好かろう。嗚呼、寒い寒い!!


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