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長駄文館・・・ガチガチの雪残りの朝為り。

                    ガチガチ雪残りの朝為り。(12/9/17)
 遺憾いかん・・・語呂合わせを作って置いたのに、苦手の箇所は如何しても浮かんで来ない。こう成ったら、老いたりと云えども、男の意地で在る。朝始動として、フローチャートと語呂合わせのメモを大書きして、目の付く所に置く事にする。

 昨夕の雪が朝の冷え込みに、ガチンガチンに凍り付いて居る。押しも押されぬ本格的冬の様で在る。おお寒いの次第では在るが、空気の総入れ替え&掃き掃除とする。朝飯後はラジオを聞きながらの、入浴兼洗濯で在る。

                 現在と比べると、子供時分は真に寒かった。
 炭or豆炭の堀コタツ一つで、背中を丸めて居た信州の長い冬だった。青鼻にアカギレ、霜焼けと現在では考えられ無い時代で在った。それらの特効薬は、メンソレータム、オロナイン軟膏一辺倒で在った。
 然しながら、あの当時の子沢山団塊世代、『子供は外の子、風の子』で、寒さに頬っぺたを真っ赤して居ても、外がホームグランドで在った。

「お~い。Rちゃん、居るか?」
「おっ敏ちゃん、何して遊ぶ?」
「寒いから、川原に小屋作ろうや。中で火を焚いて温まろうや。」

 春夏秋冬、川原は子供達の自由自在の遊び場だった。冬枯れた川原は、焚き火材の料宝庫の様な物だった。人類が火の使用法をマスターする事で、生物界に君臨する事が出来たと云う事で在るから、アルプス下しの寒風吹くホームグランドで在る。風の子達と云えども、焚き火は必要不可欠の暖房装置で在った。

 家からノコギリ、ナタ、カマ、ナワを持って来て、ホームグラウンドのベースキャンプ宜しく、夢中で小屋作りをした物で在る。

 小屋作りは三九朗(どんど焼き)作りで、大凡の事は小学生でも、大人の手伝いで学んで居た。小屋の支えとする適当な立木を、切れないノコで交替しながら切る。5~6本を切って引きづって来る。大体はアカシア、クルミの木で在る。アカシアの枝には刺が在るから、その表皮を剥き取る。

 敏ちゃんとは一級違いで在る。一つ違えば、立派な親分、兄貴で在る。あの当時、何処の家でも、縄、炭俵、莚はふんだんに在った。ちょいと足を伸ばせば、冬の田んぼには、稲わらが小山の様に積まれて居た。支えの木を交差させて縄で結び、内側に縄を回して、外壁の炭俵の内支えとする。それが出来たら、外に回って、下から上に向かって炭俵を回し囲いして行き、外から再び縄で外抑えをして行く。入口には、筵一枚を垂らす。

       外が完成すると、中に入って、少しでも地面を低くする為に、石を穿り出す。

 現在から思うと、冬の頬っぺたを真っ赤にして押しくら饅頭をして、自家発電している『猿』の様な物で在った。川原は濁流時の堆積で在るから、地表に顔を出した何倍もの石が埋まって居る訳で、その掘り起こしが知恵と忍耐の工夫遊びだった。回りを穿って、梃を利かせたり、石を割ったり・・・大きな石は苦労はするが、それを掘り起こせば、深さが一挙に増す次第で在った。

「御飯だよ~。何時まで、遊んでるの!!」

 そんな次第で、何日かは掛かる小屋作りで在った。掘り下げた地面が出来れは、真ん中に石囲いのカマドを作る。地面には田んぼから拝借して来た稲藁を下に、上に筵を敷く。振り返ると、縄文遺跡の半竪穴式川原小屋で在った。敏ちゃんは上級生の面目躍如で、鼻高だかの笑顔だった。

 川原には、紙より火付きの好い枯草がふんだんに在る。一年草の太いひまわりの様な太さの枯草、流木の木っ端も、其れなりに在る。

 そうそう、日本人の生活習慣で、小屋の中は土足厳禁だった。焚き火の煙にゲホン、ゲホンをした後の焚き火の炭火にスルメ、モチ、イワシの目刺しなどを焼いて、真っ黒こげを味噌、砂糖醤油で喰らって居た物で在る。あの当時、サツマイモは、大体の家庭が一表単位の買いで在った。従って、焚き火にはサツマイモが付き物で在った。

 昼は漫画本の回し読み、薪拾いなどをして、昔の子は真に単純で在った。敏ちゃんは東映映画の市川歌右衛門、片岡千恵蔵、鞍馬天狗の実演が、巧かった。

 先日のローカルニュースでは、松本の中心部近くの川原に二頭の日本鹿が山から下りて来て、警察官による半日に及ぶ大獲り物が実行されたそうで在る。

 小学校の4、5年時分の敏ちゃんと私のコンビだったら、弓矢、パチンコ、竹槍での鹿狩りを試みたのだろうと思われる。弓矢、パチンコ、チャンバラは、お互いに切磋琢磨した仲でも在るし、桃、林檎、葡萄などの果樹盗みでの逃げ足の速さも、日頃から鍛錬して居た次第で在るから、現代の大人以上にフットワークは優れて居たに違いない。

 元来、引っこみ思案の独り遊びが性に合って居たのだが、家が近過ぎて、敏ちゃんのお陰で、直ぐ誘いに来られて、殆ど毎日蔓んで遊び呆けて居た物で在る。

 勤めの関係で敏ちゃんが20歳頃、転勤に為り、実家も引っ越してしまったから、ずーと音信不通の関係に成って仕舞ったが、あの儘のコンビが続行されて居れば、未だに傑作コンビが続いて居たかも知れぬ。

 雪残りガチンガチンに凍り付いた風景が、餓鬼の頃の思い出を運んで呉れた様で在る。何時も変わり映えしないロートル親父のマンネリブログにも、偶にはこんなブログ日誌も好かろう。昼はシチューにトーストバターの洋食と致しましょうかね。食後はお天道さんの在る内に、近場散歩で好かろう。へへへ。


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コメント

^^

鹿と言えば今朝ほどラジオで「森と狼」の話を聞きました。日本狼協会?の団体のおひとりの話。「狼がいると森にいい環境を与えることができる」とのことだそうです。もちろん鹿対策に関しての話で。北海道では鹿が樹皮を齧るので森が死んでいくらしいのです。その対策として狼を導入するべく動いているらしいですが。政府が動いてくれないようです。その方の話では狼は危険な生き物ではなく人間を極端に避ける能力を備えているらしいです。狼がいる地域の方に寄れば「ほぼ目にすることはない」ようです^^)/

No title

             waravinoさんへ。
         午後からは冬の再来のお天気さんです。

 信州でも、霧ヶ峰高原での鹿の食害が深刻で、植物生態が赤信号との事。山の迫る地域ですから、鹿除けの柵設置が、ボランティア活動にも含まれて居ます。此方でも狼復活の声もよく聞きますし、私もその賛同者の一人です。

 一度、国会中継で、そんな質問と応答の遣り取りを見て見たいと思って居るんですが。少なくとも、森友、加計加問題追及国会よりは、好い中継に成ると思うんですがね。へへへ。

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