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長駄文館・・・声掛けを頂戴して

                 声掛けを頂戴して、嬉しき哉。(8/12/18)
 いやはや、末端底辺貧民の暮らしで、辛うじて生きて居ると云っても、ひょんな事で人様との接触が在る物で在る。

 フェロモン枯渇婆桜に、元気付けに後輩のユル・ブリンナーを見せて遣ると誘われて、スナックに行く。

 先輩とは小中時代の同級生と云うから、私よりは2つ上で在る。家は何処かと聞けば、中学時代の同級生の家の路地を挟んだ向かいで育ち、飲み屋をして居たとの由。

 そう云われれば、何処と無く、その面影が残って居る。地元育ちの昔話に花が咲いて、商売上の事も在ってか、嫌に親切にして呉れた。向かいの四人姉妹の一番の美形のT子と恋仲だったのも道理で、私は女が放って置かない美男子の口だと云う。水商売は、口先商売とも云うからして、鼻の下を伸ばしたら、女郎蜘蛛の餌食と成って仕舞うだけで在る。

 歳の所為で、大分、視力が霞んで居られる様で在る。横に座られて婆桜のスキンシップを頂戴して終った。久し振りに、面白かった昨夜の次第で在る。

 本日のメーンの梅漬けの天日干しをしたりしての、マイペースタイムの一日を送って、夕方の涼しい時間帯を迎える。二畳小部屋で長山洋子の演歌テープを聴いて居ると、玄関の大きな声で在る。

「お~い!! Rちゃん居る~。」

       玄関に行けば、天敵女の真っ赤な高級車が止まって、笑って居る。

「中学の同級生で、○○が今日来たんだけど、玄関は開いて居たんだけど、居なかったんだって。それで、私の処に寄って行ったんだわ。」
「変だね。今日は、ずーと家に居たよ。」

「そうずら、Rちゃんは人相が悪くて怖いから、私見たいに大声で云わなきゃ、聞こえないんだよと云って置いたんだけどさ。あはは。此処に電話番号書いといたから、電話して遣って。」
「おっ、分かった。」

「好いわ、好いわ。私が今、電話するわ。あれ、出無いね。留守電に成ってる。まぁ、好いわ。序だから、○○ちゃん、トウモロコシを持って来て呉れたから、親父の処に持って行って遣ろうと思ったけど、Rちゃんに遣るわ。
言ってたけど、独り暮らしなのに、奇麗にしてるって驚いてたよ。直ぐ電話をして遣ってよ。ちゃんと、伝えたからね。バイバイ。」

     顔も態度もデカイ天敵女さんでは在るが、気持ちがさっぱりした幼馴染で在る。

 まだ温か味の在るトウモロコシを食べながら、二本線だったと云う顔を思い出せない○○に電話をする。

 二本線同窓会の件で在った。向うは、私と話して居る上機嫌さで在るが、私の方は顔が浮かばず仕舞いで在ったが、長々と気分の好い電話会話が出来た。私の方は一切顔が出て来なかったが、向こうは相当に親し気に懐かしそうに『饒舌』で在った。

 職は東京で銀行員だったとの由。現在は東京の奥さんとは別居で、実家で母親の介護生活を農業をしながらして居るとの由。へへへ、何の事は無い、私と同じ選択をした訳で在る。心臓にはペースワーカーを着けて居るが、現在の物は性能が良く、普通に農業も出来て居ると云う。

 戦後民主主義の個人主義時代の生まれで在っても、子育て、定年を迎えれば、男は子の義務として、鮭・鱒の様に生まれ育った河川に戻って来て、親の面倒を見る。そんな日本人体質を、普通に実行して居る。好い事にして、中々の『男の選択』では無いか。会えば、きっと『好い顔』をして居る筈で在る。

「探そうと思って、入ったんだけどさ、絵が一杯在って、独り暮らしとは思えない位に小奇麗にして在ったよ。やっぱりR君だよ。嬉しかったよ。」

「そうかい、そりぁ、有難とザンス。俺の絵は入った部屋の6畳に色鉛筆画が、54点掛かって居るから、遊びに来いや。
土手に車を止めて、土手から庭に下りて来れば、とっかかりの2畳小部屋に午前中は座ってるから、直ぐ分かるし、午後からは、6畳、四畳半に居るから、声が聞こえるわな。」

「おっ、そうか。じぁ、近々、野菜を持って遊びに行くわ。」
「おぅ、待ってる。」

 四畳半で、PC動画を見ながら、飯のおかずはなどと考えて居ると、首タオルの自転車で、美人後輩殿が手を振って、自転車を止める。

「プレゼントの梅で、梅ジュースを作ったら大成功。持って来ました。」「上がれよ。」と云えば、「今日はこれから、娘の太鼓の練習を見に行くから、時間が無い。」との由。

                   内と外の立ち話とする。

「息子は、ハンサムボーイじやないか。」
「Rさんの若い頃には及びませんけど、好い線、行ってるでしょ。」
 
 流石に母親で在る。褒められて嬉しそうな母親顔を見せる。息子さんからの報告が在った様で、『後は娘だけ』と笑って居る。

「赤紫蘇ジュース、試したら煮沸するだけで、あんな奇麗な色が出るなんて、何かの科学実験見たいで、驚いちゃいました。直ぐ皆で、飲んじゃいました。」
「そりぁ、好かった。あれは、百聞は一見に如かずの見本だもんなぁ。庭で再生産されて居るから、自分の家の庭だと思って、娘と一緒に好きなだけ摘んで行けや。夏の手作り健康飲料だわな」

「はい、図々しく来ます。アハハ。」

※後で、スプーンで3匙掬って、水で割って飲むと、吃驚した。成る程、ご自慢の逸品で在る。原液は梅ジュースでは無く、正しく『梅シロップ』の様で在る。『作品は、作り手を現わす』の観頻りで在る。
そして、女二本線の体現者と云って好かろう。顔好し、頭好し、好奇心旺盛、マメさ好し。飾らぬ庶民性好し、受け答え好しで在る。

 私は女性赤面症で在るから、彼女の前では『常識の捉われ人』に為らざるを得ないが、女にして置くのが勿体無い限りの二本線気質の持主で在る。イッヒッヒ!!

 晩飯の用意に取り掛かろうとすると、車が止まって手招きで在る。今年も恒例のスイカを頂戴して仕舞った。へへへ。

 斯様にして、御周囲さんから、気を掛けられて居る次第で、有難い事で在る。感謝感謝為りで在る。

 此処まで打って、『分かった、分かった。○○ちゃん』で在る。道理で上機嫌の懐かしい語り口で在った筈で在る。いやはや、○○ちゃんには『申し訳』が無かった。

 小中高とクラスは一度も一緒には為らなかったが、良く話をして飾り気の無い、純朴で心の優しい男だった。一気に顔と雰囲気が蘇って、あの当時のシーンが次から次と拡がって来た。

 高校を出てから、52年間の凍結の年月で在る。顔は浮かばなかったが、道理ですんなりと気分好く長電話が、『自然』と出来た次第で在る。

 いや~、これは『再会が愉しみ』で在る。会えば、お互い気心が黙って居ても通じ合える仲で在った。凍結の52年など一気に解凍されて、空白のお互いの人生の来し方などを含めて、談論風発の模様と為りそうで在る。

 私の頭に中には、○○ちゃんのにこやかな笑顔の横に、Tのニヤニヤする顔が浮かんで居た。

    へへへ、Tの野郎、私が寂しく為らない様に、心を砕いて居て呉れて居るのだろう。

 そんなTの笑顔が、○○ちゃんの玄関が開いて居たので、『上がって、私を探して見た』の言葉に現われて居たのだろう。

 いやはや、初盆に際して、如何にも茶目っ気の在る心友・Tが遣りそうな事では無いか。正に、アリガトさんのお計らいと云う物で在る。

 目覚まし早起きが2日続いて仕舞ったから、本日も早起きと成って仕舞った。未だ朝顔も開花前で在る。○○ちゃんにお世辞を頂戴して仕舞ったから、『豚も煽てれば、木に上る。』で在る。単細胞親父で、『男の見栄』を発揮して、廊下、板の間の雑巾掛けを始める。仏壇、テーブルも拭いて回り、鋏を持って百日草をカットして花瓶に活けての仏壇花とする。

 夏眠をして呉れない廊下のシクラメン鉢には、水を差して遣る。一鉢には、猛暑の花を咲かせて、蕾も作って居る物も在る。いやはや、凄い物では無いか。

 何事もそうでは在るが、例え変な方向に行っても、何かをすれば、観察が生じて来る。物事は観察をする事で、何かと観えて来る物が出て来ると云う物で在る。従って、『常識の外に発見』が転がって居ると観た方が、面白いので在る。

     これを称して、『世の中に、無駄な事は何一つ無い。』の喩えと云うのだろう。

 対象に対して、自分が如何に『主体性』を持って、対する事が出来るか否かで、対象物からの聞き取りが可能と成って来るだけの話で在る。経営用語の中に『埋没原価』為る単語が在った。巧い表現が在る物だと、若い頃、頭にインプットして置いた物が、何かの拍子で浮かんで来る物で在る。アハハ。

 世に有形、無形の二者、二物在り。無形の価値を知ったり、見出して活用するのが、『主体性の価値』と云う物で在ろうか。人間、柵から解放されて、独りのマイペース、マイタイムを持って来ると、引出しに埋没して居た単語が、不意と出て来る物で在る。
従って、人間は或る程度の長生きとマイリズムを持って来ないと、『自然発酵』が進んで行かないものらしい。

 ミンミンゼミが鳴き始めて、キリギリスが呼応して夏を奏で始める。紫紺の朝顔が、8つ開花して来た。本日もスタートで在る。

      さてさて、腹も空いて来た。飯後は、如何云う一日に為る物やら。へへへ。



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