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長駄文館・・・起床前のアイドリング為り。

              起床前のアイドリング為り。(8/18/18)
 ヨーロッパ中世農法に『有畜・三圃農法』為る記述が在る。家畜を飼って、農地の肥料にその糞を与え、三っの農地の一つを、土壌回復の『休耕地』として回転させて行く農法との由。

 素人の化学肥料無しの家庭菜園をして居ると、毎年同じ所に同じ物を蒔いたり、植えたりの『連作』ばかりして居ると、生りが衰えて来るから、それが好く理解出来る次第で在る。これは、生物の一員で在る人間の観察から来る『臨床知恵』と云う物で在ろう。

 斯様にして自然界は、一年をサイクルとして居る草類と年輪を重ねる木類の違いも教えて呉れる物で在る。

 河川敷には、何時の間にか山からアキアカネが下りて来て、トンボの数がめっきり多く成って来た物で在る。

 秋を形容する言い回しに『天高く馬肥ゆる秋』と云う物が在るそうな。その語源は、中国の北方遊牧騎馬民族と農耕民族の歴史から生じたもので、農耕民族にとっては、秋は実りの季節で在る一方、遊牧民にとっては草が終わりの季節を迎える。
 充分に馬が肥えた季節を迎えて、冬の食料調達に徒党を組んで農耕村落を襲って来るから、『気を付けろ』と云う警句だったそうな。映画的に云えば、『七人の侍』の農民と東野英治郎を狩猟とする野盗集団の野武士の構造を思い出せば良かろう。

 日本は平和社会で在るから、私の言い回しでは、『天高くトンボ群れ飛ぶ秋』と為ろうか。川のトンボも、オニヤンマ、シオカラトンボから、空の赤トンボにバトンタッチされて行くのだろう。

 廊下の日光の入りを観れば、太陽の運行も大分傾いて来た次第で在る。カレンダーの無い自然界は、太陽の運行に従っての移動を、遺伝子の中に組み込んで居るので在ろう。人間の様な諸々の事を加味して行動するのでは無く、至って『シンプルな体内羅針盤』に従って移動をして居るのだろう。

 勤め、家庭からの柵から解除されて、私もそんな自然界の太陽中心のシンプルさを身に着けたいと考えて居る次第で在る。

 ご近所さんは、私のロートル独り暮らしを『不憫』に思ってか、何かと私がする事も無く寂しく生きて居ると勘違いを為されて居る様子で在る。対話は何も人間相手にする物とは限らないと思うのだが、世の中は、そうは思わないのが『通例』の様で在る。私とすれば、対話の源地は、己が自身の中に存在するので在るから、対話の相手、対象は人間に限定される物では無かろうに・・・。と、私の方が『世間に疑問』を感じて居る次第なので在る。へへへ。

 退屈で分厚い詳説・世界史研究の書物で在っても、通読回数を積み重ねて来れば、本との対話も生じて来るし、歌、映画を観ても、庭、鉢物の水遣り、花瓶花に対しても、散歩風景、小さき生き物達との遭遇で在っても、台所遊びの男の賄いで在っても、その都度、対話は出来る物で在る。

 明けて、グンと涼しい朝を迎えて、朝のアイドリングの中に居た。昨日の昼寝導入剤としての頁捲りは、明の時代で在ったから、良い中国史アイドリングが巡って来た次第で在る。

 モンゴル・元の1世紀以上に亘る征服王朝に取って代わった漢民族明王朝史は、何かと記述が多い。

 華北から実質中国を支配して居た北方異民族の遼、金、元と続いた『異高漢低』の数世紀を経ての漢民族王朝の復活で在る。従って、朱元璋の洪武帝は明律・明令、朱子学を支柱にした科挙制度の整備(元朝では一度廃止され、その後復活して居る)、租税台帳・土地台帳・戸籍台帳を整備して、民衆には『六諭』と、兎に角、漢民族のナショナリズムを鼓舞した王朝で在る。
 洪武帝には男子が26人居たそうな。其々を諸王に報じたが、重要拠点には軍権も与えたと云う。跡目相続の混乱には、『君側の奸を除いて、帝室の難を靖んじる』の『靖難の変』を勝ち取った永楽帝は、クーデターの汚名打破の意図も在ったのだろうが、宦官の鄭和の南海大艦隊による朝貢貿易に乗り出したが、その巨費を賄えきれずに再び『海禁政策』に戻った。
 農耕民族の宋は、華北から華南に移って南宋と称し、華南の開拓と海上貿易で、北虜南倭を乗り切った。そして、明も『北虜南倭』に苦しんだ王朝で在った。

 元モンゴル勢力をを討つ為に、皇帝自ら乗り込んだ土木の変には、反対にモンゴル・オイラート部に明軍が全滅され、皇帝が捕虜と為った次第で在る。

 その軍事力の背景は云わずとも、元代に東西交易の幹線ルート『草原の道』を抑えて居た経済力に他ならないので在るが、その事に就いては、何故か詳説・世界史研究では触れられて居ないので在る。中国全体統治の宋が、華北を追われて華南に南宋を建国すると、その栄華を歴史に記すが、元が中国を追われて、北元を立てて尚も、明と対峙して居た事に関しては、明軍全滅・皇帝捕虜の記載は在る物の、それ以上の記載は一切しないと云うのが、中華思想・華夷思想のいびつさなので在る。

★いやはや、我田引水と世間様から少なからぬ『顰蹙』を買って居る私ですら、此処までは言えない思想・思考・行動回路が、毒亜回路と云う物で在る事か。

 現赤い王朝・中狂国は、終身主席習近平、清王朝の最大版図を目して最強国家の復活、一帯一路の大風呂敷を敷いては見た物の、その経済の源泉・パクリ世界工場の化けの皮が、米中貿易戦争のジャブの応酬の中で、早くも剥がれ落ちようとして居る。

 プロタガンダ史の中での大人演技、張り子の虎の旧態依然とした体質が、白日の下に晒されて来たと云う段階なのだろう。

 世界史絵巻では、一応の明清時代の括りが為されて居るが、圧倒的少数民族の女真・満州族が、中国史上最大の栄華を誇ったのが大清帝国で在った。少数支配者・清帝国は、明の正統為る継承者として振舞い、『帰土回流』を旨とした。女真満州族は、ツングース系にして、半農半狩猟の民だったそうな。

 一治一乱の『易姓革命思想』と『呑み込みの中華同化』・・・etcと負け惜しみだけに特化したお国柄と民原が、毒亜圏の毒亜圏為らしめて居る中国史で在る。

 然しながら、原因と結果の因果関係を提示して呉れるのが、歴史の最大提示物で在る。常識的、妥当な歴史観を持つ事が、生き続ける生命体・ゴーイング・コンサーンと云う物で在る。物事の因果関係を観察、分析する事で、対処法が導かれて来るのが、人間娑場の王道なのだが、プロタガンダに特化した統治回路を変革しない限りは、大風呂敷、パクリの陥穽に陥るのは、『必定』と思われる次第で在る。

 中国は、農耕民族の漢民族、遊牧騎馬民族、半農半猟の民族が、君臨統治した歴史絵巻を有する大地で在った。教育もネットも海外旅行も安易に出来る御代と為った21Cで在る。20C初頭では辛亥革命も功を奏しないと云って、市民啓蒙として立ち上がった文学革命『白話運動』の歴史一コマも在った訳で在るから、人民がプロタガンダ史から事実史、客観史を知らなければ為るまい。21Cに入って、もう、その方向転換するべき時代を迎えて居るのを、自覚しない限りは、中国、中国人は、現代に足を並べる事は出来ない相談で在る。へへへ。

 中華・華夷思想の絶対史から、客観・相対史への思想回路&思考回路の変革期に際して、軟着陸は難しい舵取りで在るからして、先ずは大政奉還、明治維新を進むのが良かろうが、洋務運動、変法自強運動、辛亥革命、白話運動にも、悉く失敗して居るお国柄と民原で在る。

 変革の核心部分は、一重に焚書坑儒のプロタガンダ史⇒事実・客観史が、中国の地均しの道で在ろう。

 さて、本日の中指運動はこれにて、終了で在る。折角の声掛けを頂戴した手前、午後からは公民館に足を伸ばして、顔出しをして来なければ為るまい。何しろ、気は心にして、ロートルのエチケットでも在る。

 午後からで在るから、シャワーを浴びる前に楓の散髪、庭の伸び切った奥の草取りをする事に致そうか、楓の散髪を高枝鋏でカットして、四畳半で中休みの一服を点けて居ると、倅からの電話で在る。大分涼しく成って来たので、川遊びをさせて遣りたいから、都合は如何かとの由。町会老人会より、余程好いから二つ返事で在る。

           さてさて、来るまでに草取りを片付けて置くべしで在る。

「お爺ちゃ~ん!! 来たよ。一杯、獲りに来たょぉ~!! お爺ちゃんのクツ買って来たよ。さぁ、行くよ!!」

「おっ、分かった。」

          へへへ、老人会より、絶対楽しい3代の川遊びで在る。


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