FC2ブログ

記事一覧

長駄文館・・・本日も好い日差し為り。

                 本日も、好い日差し為り。(10/19/18)
       夜、倅から電話が掛かって来た。小童子と下チビの大きな声で在る。

「おう、好く覚えて居たじゃ無いか。」
「親父、何か欲しい物は有るかい?」

「ああ、煙草が吸いたい。」
「安いリクエストじゃん。好いよ。」
「節煙が消煙で、煙滅一歩手前まで来て居るから、要らんわ。」

「俺は3日目がきつかったけど、それ過ぎたら楽に為ったよ。アハハ。」

「そうか、俺は4日完了だけど、如何しようも無く吸いたい時が在るけど、500円じゃ『縁切り』の煙切りをするしか無ぇわな。貧乏人殺すにぁ、刃物は不要、煙草を高嶺高値の花にすれば好しって事で、政治家なんて物は煙草を目の敵にして置けば、正義の味方面で、性質が悪過ぎる。」

「カアチャンがチャンチャンコ贈ろうと思ってたら、買ったってブログに在ったしさ。何か食べに行こうか。」
「それがなぁ、この頃はすっかり胃袋が小さく為っちゃっててさ。俺は食べる事が好きだから、自分で好きな物を作って食べて居るから、外食に行きたいとも思わなく為っちゃっててさ。」

「分かる分かる、本当に親父は食べなく為ったわ。でもさ、何か持って、近々行くわ。」

     電話の後ろには、小童子と下チビのお爺ちゃん、お爺ちゃんの声で在る。

 本を読んで居ると、大学の歴史学科には西洋史科、東洋史科、日本史科が在るだけで、高校の様に『世界史』は無いそうな。成る程と腑に落ちた次第で在る。世界史ジャンルが無いから、西洋史、オリエント史、東洋史、日本史と、その分野の専門家達が部分部分を受け持って執筆して居るから、所謂、全体を鳥瞰視する『通史の観点』が伝わった来ないので在る。

 歴史は長いスパンで在る。長いスパンで在るからこそ、其処に全体を眺める通史の観点が無ければ、歴史は歴史事実が点在するだけで、面、流れとしての歴史像は見えて来ない相談で在る。

 私は文学部では無いから、大学の学部に世界史が無い事を初めて知った次第で在ると同時に、哲学科専攻の先生達が、世界史本と云うか世界史方面に進出して居る事に合点が行った。

 学会に『世界史城』が存在しない故を以って、四角四面の縄張り根性が働かない自由さと地球は球体と云う文明文化の出会い、衝突、融合・・・etc世界の一体化での東西南北の歴史を横断的総合的に捉えようとすれば、其処には『世界史』が登場する事に為る。世界史と為ると、全体を以っての通史を旨とする、歴史観、歴史哲学観が試される領域と為って来るから、歴史を趣味とする人には世界史が選択されるのだろうと思われる次第で在る。

 昨夜は寒かったので、早寝をし過ぎて、目覚めたのが一時半で在った。起きるに起きれず、眠るに眠れずで、即席焼きそばの夜食をしたりして、久し振りに布団の中での西部劇映画のテープ鑑賞と為った。三時を回って、遺憾いかんの二度寝に入った次第で在る。七時前の手頃な時間に起きて、通常の一日をスタートさせる。

 朝食後は日当たりも好いから、柿簾の半分が飴色に成って来たから、揉み揉みをして見ると、内部の溶け具合が進んで来て居る。全体的に白い粉噴きを巡らせる為には、内部の果肉を揉み解して、ジャム状にして果糖を平均化する工程が必要と為って来るので在る。

 手加減を誤ると、パンクしたり、落下して仕舞う。こればかりは数をこなして来ないと、絶妙な揉み揉みが体得出来て来ない次第で在る。この季節に為ると、悪戯好きなTがニヤけた手付きで、パンクをさせたり、落下させて、一足早い味見をして居た物で在る。干し柿好きのTは自分でもする様に為って、遊びに来る孫達の吊るし柿悪戯に、コラッとゲンコツを与えて愉しんで居たとの由で在った。

 私も心友Tを失って寂しいが、孫達も爺ぃじを失って淋しいだろう。後10年ほど先延ばしにして呉れたら、孫達にTの大物振りがすんなりと身に入って行った物と思われる次第で在る。

 ジョービタキ待ちをして居るのだが、雄ジョービタキが一度姿見せをしただけで、後は一向に姿を見ない。廊下では、去年物のシクラメンから花芽を付けた物が一鉢出て来た。実の無くなった柿の木からは、日々の落葉が地面を覆って居る。庭では小菊の黄、白、紅の花が咲き始めて来た。苺群の中には、3株程の多回咲きの白い小花が咲いて居る。十月神無し月も、直ぐ下旬とも成る。そうなれば、今年も余す処、2か月で在る。

 そんな思いで、山椒木の葉の中を丹念に覗いて行くと、渋柿下の小木に其々一匹ずつ、甘柿下に大きなのが一匹居た。大きいのは、カラスアゲハの幼虫で在る。去年倅が見付け、大分大きいので、よくよく見た処、それがナミアゲハでは無くカラスアゲハの幼虫と分かって、庭に来るナミアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハの行動に目を向けて居たので在る。

 同じアゲハ蝶で在っても、サケ、マスが生まれ故郷の川を忘れずに遡上して交尾産卵して一生を終えるのと同様に、家に自生する三本の山椒の匂いを嗅ぎ分けて、生まれた山椒葉に卵を産み付けると云う構図らしい。
 興味の無い人間からすると、同じ家の山椒で在るから、ナミアゲハ、カラスアゲハの区別無く食葉としての山椒に産み付ければ済む事と思うのだが、山椒をズームアップすれば、人間の我が家と同様の区別が働いて居るのだろう。

 いやはや、小さな暮らしの中の小さな庭でも、その中を一生のサイクルとして代々命を回して来た小さき物達の『生の循環』に気付かされる訳で在る。一つ歳をとった所為か、本日は、山椒の葉と蝶の関係を教えて貰った次第で在る。へへへ。


スポンサーサイト

コメント

^^

干し柿・・・なるほど手間をかけてこそ。あの独特な風味を出せていたんですね。今でも頂いた干し柿の味は忘れていません。だってこちらではあれほどの「大作品」は見れないですから。
こちらも朝夕冷え冷えとしてきました。そちらはさぞや寒さが募る事でしょう。ご自愛ください^^

No title

                waravinoさんへ。
     こんにちわ。今日は冬並みの寒さです。完成したら送りますよ。
 私の得意技は野苺ジャム、梅干し、吊るし柿、沢庵漬けとの事で在りまして、喜んで頂けるなら、張り合いです。ご一報下されば、有難いです。へへへ。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アガタ・リョウ

Author:アガタ・リョウ
FC2ブログへようこそ!