FC2ブログ

記事一覧

長駄文館・・・雪の朝為り。

                      雪の朝為り。(1/2/19)
 正月二日は、積もった雪の朝で在る。平成最後の正月初仕事は、庭樹の雪落としと、通路の雪掃きから始まった。初夢にはヤナとバルディナが登場した次第で、アハハの段で在る。

 神棚の御屠蘇を替えて、二礼二拝一礼、仏壇にも明灯線香、チィ~ンをして、餅を焼いての雑煮、手作り正月料理で、御屠蘇を頂戴する。部屋には、線香の煙の棚引きで在る。

 不図、独り暮らしのロートル暮らしの侘しさを感じないのは、手料理の美味さなのかも知れないと思った次第で在る。独り暮らしで在るから、殆ど全てがDIYの日々で在る。家庭に一家の主婦が必要とだけ在って、一日をそれなりにマイペースに回して居るので、或る意味では、勤めて居た頃より忙しいと云った処で、気分的には閉じ籠もりの淋しさも、殆ど寄り付いて来る『隙』も無いのだろう。

 加えて、人間は生きて居る以上、食べるのも『仕事の内』で在る。独り生活で、出来合い物、外食も其れなりに合理性も在ろうが、生物の基本は『狩猟採取』を根源とするので在る。従って、食材を買って来て料理をするのは、云って見れば狩猟にも相当するし、土作りをして種を捲き、家庭菜園の真似事をして、食材にするのは採取と同様とも為る。

 更に、人類のルーツを辿れば、直立歩行、自由に為った手による加工、火の使用が人間を類人猿から人類進歩の端緒に為り、農耕遊牧が文明・文化のスタートを切らしたとの由で在る。自然獲得生活から生産活動は、生産革命とも云われ、道具に依る煮炊きは調理革命とも称されて居る。

 それ以上に、一過性で終わる自然物を、塩、日干し、燻す事で『保存食』とする発見が大きかったと考える次第で在る。

 諸々の柵から解放されて、せっかく時間を得たので在るから、手軽、便利、合理的食生活から、『時間の有効活用』で極力DIYの生活を送るのも、『人間の知恵の一つ』と考える次第で在る。

 兎角、ギリシャ、ローマの時代は徹底して奴隷労働に胡坐を掻いて、貴族は気楽で好い生活を送って居たそうで在る。目下、年末・年始料理として、たらふく食べて、御屠蘇を頂戴して手抜きの三食を頂戴して居る。云って見れば、短期間では在るが、古代貴族の様な気分で在る。

 さてさて、底辺貧民が食べてばかり居ては、体重が重くなるばかりで、フットワークが鈍り、寒さ、古希を理由に怠惰の蓑虫親父に成って仕舞うばかりで在る。

 入浴・洗濯をして、長靴を履いて雪の河川敷散歩に出向く。犬散歩の雪跡を避けて、新雪をギュギュと踏締めて為るべく、真っ直ぐな足跡を残しながら散歩をして来る。いやはや、一年を70回繰り返して来たとて、全く進歩の無い男で在る。散歩中は小雪が舞って居たが、晴れ間が差して来た。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アガタ・リョウ

Author:アガタ・リョウ
FC2ブログへようこそ!