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キンカチョウ報告Part2

                  金華鳥報告Part2(1/10/19)
 <その1>
 ハーイ、俺ら達は、正月生まれの北京ダック4匹だよ。形と来たら黒い目に黒いちぃっちゃ嘴でさ。頭と背中にポヤポヤの産毛生えてるだけで、プツクリ膨れた砂嚢には粒餌が透き通って見えるし、腹もさ、丸裸状態でさ。針の様な脚とさ、行く行くは翼に成る丸裸の手だろう。それを見て、口の悪い飼い主さんが、『北京ダック』って呼んでるんだけどさ。

 そうそう、丸裸にされて焼かれて、焙られて、肉を削ぎ落とされて、『中華の高級料理』で食べられる北京ダックと違って、これから日に日に成長して、お父、お母ん見たいに飛び回る4匹をさ、幾らなんでも北京ダックは無いんだけどさ。飼い主さんは悪い人じゃ無いと思うだけど、あの口の悪さが玉に瑕なんだよね。黙って居れば、大物に見えるんだけどね。

 それが小寒に成った途端にさ、大寒並の寒さに成っちゃってさ。水入れ容器がコチンコチンに成っちゃって、俺いら達の朝ご飯が遅れちゃってさ。お父も、お母んも、嘴で突くんだけどさ。全然、如何にも為らなくてさ。飼い主さんが起きて呉れないと、水に為らないんだよ。典型的な夜更かし屋さんだから、如何しても朝が遅すぎるんだけどさ。

 そうそう、親に聞くと、私達は二度目の子供なんだってさ。最初の子は別籠でお兄ちゃんの方は、雄の文様も出て来て、未だお父って訳には行かないけど、もう囀りをして居るんだ。お姉ちゃんの方は、父親譲りの体色なんだけどね。私達、小鳥族は成長が猛スピードなのよ。おほほ。

 そうそう、最初に2匹が孵って、また1匹、また1匹の孵りでね。お母んは、全部で5つ産んだんだけど、一つは無精卵で、そのまま残されて居るんだ。それで俺いら達は、ヨチヨチ、ヨロヨロと『4匹の北京ダック』遣ってんだけどさ。飼い主さんは、目下、夜の動画時間で、『三匹のおっさん』を観て愉しんでるって事らしいよ。面白い飼い主さんだよ。へへへ。

 そうなんだ。お父もお母んも、育て方が上手だから、1週間もしたら、バラバラな体格差も揃って来たんだよ。狭い藁巣の中だから、俺いら達は未だ北京ダックの重なり、押しくら饅頭見たいにして居るからね。それで藁巣の中は、飼い主さんの見た目以上に暖かいんだ。

 そうそう、そんな事で藁巣の温度下げで、親が居ない時間が大きく為って居るんだ。でもさ、親だから俺いら達の体温を見て、餌を運んで来て呉れたり、体温が下がって来ると、お腹の羽毛を割って暖めて呉れるんだけどさ。だから、心配要らないって訳でね。

 飼い主さんは朝掃除の籠を動かす時に、巣の中を覗いて異常が無いかを見たり、部屋を移動する時に、俺いら達が親から給餌をして貰って居ると、どっかりと廊下に胡坐を掻いて、親と俺いら達を暫く覗いて行くんだけどね。

 昼頃に成ると、庭から本の少しハコベを摘んで来て、入れて呉れるんだよ。大きいハコベだと直ぐお父は、巣材にしちゃうんだけど、お母んはハコベを突付いて食べて、粒餌と一緒に嘴で押し込んで呉れるだけどさ。如何しても粒餌だけだと、俺いら達は、未だ未だ北京ダックだからさ、通じが悪く為るんだよ。

 ほら、私達って食べ盛りでしょ。狭い藁巣の中を広く使わないと駄目だから、脱糞時は皆お尻を外に向けてするんだけど、そうそうは上手く運ばないのが、実情なのよ。それでね、親は糞が乾いて来ると、私達の糞を嘴で咥えて、私達の下から取って、藁巣の外周に置いて行くと云うか、積み重ねて行くんだよね。

 そうそう、お父が掃除屋で、お母んが給餌屋さんって処かな。お父が食べさせて呉れるのは、お母んの半分以下って処かな。まぁ、それって、お父とお母んの『役割分担』なんだろうと思って居るんだけどね。

 そうそう。何か聞く処によるとさ、人間界は進歩し過ぎちゃって、男女平等が変に行き過ぎて仕舞って、面倒な家事育児は、人間平等の原則から云って『改革』し無くちゃ行けないって風潮なんだってさ。性差に因る役割分担の自然法則からすると、筋の通らない、訳の解らない事でね。云うに事欠いて、人間界じゃ『性差別』なんて言葉を流行らせて居る見たいな物よ。どっち道、変な道に迷い込むとさ。『自滅するのが世の倣い』なんだから、その内、目が覚める時代が来る筈だよ。その為に、お天道さんが居らっしゃるんだからさ。

 まぁ、話を戻すとね。今朝は一番の冷え込みで、1匹が外側でグッタリしてたんだよね。飼い主さんは心配そうに見て居たんだけど、親に入って貰わないと、温めて貰えないと思って、掃き掃除が終わると、直ぐ部屋に戻ったんだけど、昼近くに見に来てさ。北京ダック4匹に動きが在ったのを見て、安心して行った見たいよ。アハハ。

 そうそう、飼い主さんが日課の散歩から帰って来た時に、丁度、俺いら達の給餌時間とかち合って、廊下に座布団を敷いて、お母んの出た後、籠の向きを変えて、私達の重なり合う北京ダックの黒い頭数を確かめる様に2回ほど数えて、ニンマリして部屋に戻って行ったって訳よ。ベッタリじゃ無いけど、距離を置いて、私達を見守って呉れて居ると思うんだ。落ち着いた温厚な人だと思うわ。おほほ。

★此方、若鳥コンビだよ。今日は寒くてね。昼間でも温度が全然上がらなくてね。餌食べ、水浴び、運動が終わると、藁巣の中で身体を寄せ合って居る時間が長くてね。俺の方は囀りも一丁前に為って来てさ。頬の金色も1/3程に大きく為って来たし、左右の脇腹の鹿の子模様も出て来たし、後は胸の黒白のゼブラ模様が出て来ると、男前に為ると思って居るんだけどね。へへへ。

 私は早生まれの雌なんだけどさ。羽根模様はお母んのシナモン色と違って、お父の原種に近い灰色基調なんだけどもね。それでも顔部分の白が灰色に際立って、中々の容姿に為ると思って居るのよ。朝に成ると、廊下から飼い主の午前中の定位置の小部屋の廊下に連れて来られて、廊下に日差しが入って来ると、日当たりの好い所に移動させて貰って、夕方に成ると、寝室の廊下に置かれる毎日を送って居る訳よ。

   まぁ、そんな訳で、其々が観察し合ってのマイペースの日々を送って居るって感じかな。

 自分でボチボチ餌が食べられる様に為ったら、次の繁殖で或る日突然に親から追い回されて、俺なんかは、お父に首の羽毛を引き抜かれる虐待を受けちゃってさ。それを見兼ねて、飼い主さんが別籠にして呉れたのさ。でもさ、突然の別居だったからさ・・・親と離れて寝るのが初めてでさ。真っ暗な中で物音がすると、目も見えないのに藁巣から飛び出しちゃって、パニ喰う事ばかりでさ。そうすると、飼い主さんが明かりを付けて呉れて、落ち着くまで様子を見て呉れるんだけどさ。

 一年で一番寒い時季なんだけどさ。動物界には動物界の営みって奴が在ってさ。猫族が夜も更けて来ると、交尾相手を探して寝静まった界隈を徘徊し始めるんだよ。鳥族は夜目は利かないんだけど、猫族は夜に成ると目をランランと見開いての徘徊だよ。
 それで、サッシに背伸びして、サッシを叩くんだから、何事かと藁巣から飛び出して夜目の利かない俺いら達は鳥籠にぶち当たってのパニ繰りが始まっちゃうんだよ。其処へ行くと、親鳥籠は経験値なんんだろうけど、夜更かし派の飼い主さんが真っ暗な廊下をズシン、ズシンと歩いても、一切動じ無いんだから、やっぱり、大人と子供の違いは埋め難い『経験差』なんだよねぇ~。

 この前は、飼い主さんの男の子2人の孫が来てさ。寒い廊下なのに、2人が被り付きで俺いら達を見て行ったよ。大きな人間でもさ、子供はあどけなさと優しい目をして居て、可愛いもんだったよ。飼い主さんの孫だけ在って、静かで好奇心満々の雰囲気だったよ。アハハ。

 親籠では、新しい4匹が育って居るけど、ご対面は未だ未だ先の事に成るから、ご対面時には、俺達も立派な成鳥として『貫禄』を見せて遣ろうと思って居るんだけどね。4匹の生まれと云うから、毛色の変わった者も出て来るのかも知れない。飼い主は、それを望んで居る様子だし。へへへ。

 そうね。この家では新参者の金華鳥ファミリーだけど、もう8羽の大所帯に為って居るんだから、大したものよね。オホホ。

                        <その2>通常ブログ(1/11/19)
  雲も無く晴れ渡った朝に、廊下鳥達の囀りと声が活発と為って行く。尿意も我慢出来無く為りつつ在る。放射冷熱できつい冷気では在るが、起きると致そうぞ。夜仕込んで置いた具沢山の鮭の粗炊きの一部を、別鍋に粕汁を加えて味噌を投じての朝飯とする。この頃では賄い夫の積み重ねで、ベースを作ってのカレーorシチューとか、鮭の粕汁or豚汁とかで、バリエーション消費として居る次第で在る。賄い夫を始めて、独り暮らしの長かった母の使い回し料理のお浚いを進めて居る次第でも在る。

 無添加杵餅で在るから、まごまごするとカビが回って仕舞うから、折角の差し入れで在るから、目下、餅食べに専念して居る。幾ら酒は飲まないと云っても、根が男族で在るから、小豆汁子は如何も勝手が悪いので、好物の雑煮と為る。市販物と違って、杵餅のモチモチした食感と中味の凝縮が、一味も二味も違う餅風味で在る。

 母の料理を舌に馴染ませた、根が食いしん坊男で在る。『人間とは好きこそ物の上手為れ』で、好きな物には手が進むのだろうが、大学時代もクラスの連中が金を出し合って私の居候するアパートで鍋を作ってのビール宴会をしたり、故郷北海道の従弟が東京で就職をして居て、給料日に成ると肉とビールを買って来て、すき焼きをして食べたりした物で在る。

 休みに成ると兄達からの『とんずら帰郷』してアルバイトをして居ると、三兄がホンダ360で『強制連行』に来たり、ロシアン・アマゾネスに日本の食材を持って、手料理を振舞うと、マフィアのボスの娘のヤナが、私がスポンサーに為るから、二人でロシアで日本レストランを開こうなどと云って、私のパスポートを隠したりの茶目っ気を見せたりでも在った。

            ★他界した妖怪様の母親も、好く口にして居た物で在る。
『味付けはRさんの方が、数段上。男の子に女の真似をさせて、母親として情けない限り。でも、美味しい物を据え膳・上げ膳で食べさせて貰って、私の老後がこんなに穏やかで、満ち足りて、愉しい物に為ろうとは夢にも思わなかった。感謝感謝の生き仏さんですよ。

 吾が子ながら、気の短かった子で強暴過ぎる処が在ってね、血が頭に上ると見堺が付かなく為る。怖い性格でね。一時は人を殺めてしまうので無いだろうかと、心配して居たんだけど、好くぞ此処まで成長したかと思うとねぇ。有難い事です。感謝して居ます。
父さんんが色は黒かったけど、可愛い、女の子に生まれて呉れば好かったのにと可愛がって居てね。兄弟の中でも芸者遊びに連れて行って貰ったのは、お前だけだったんだよ。味付けの好さは、料亭で美味しい物を、食べさせて貰ったからだろかね。

 母さん、コイツは鍛えれば、良い土方に為るって褒めて居たんだよ。父さんが生きて居たら、きっとそう為って居たんだろうね。あはは。』

 親父の料理、漬け物、お父さんの料理、お爺ちゃんの雑煮とか云って食べて呉れる次第で、私としては、つくづくと『道を間違えて仕舞った』との反省も在る次第で在る。

 空気の総入れ替え&掃き掃除の折の外気の冷たさには、遂、ゾクゾクの震えでは在るが、廊下のサッシを締めれば、好天の日差しの暖かさで在る。大きく為った餌強請りのジヤジャ声に、藁巣を覗けば、北京ダックの両の手には、ツンツンと翼根の現れでは無いか。雨後の筍では無いが、凄まじいばかりの成長速度に唖然とする。吾は古希坂のロートルで在るからして、いやはや、畏れ入りまして御座る北京ダック4人衆の凄まじさで在る。

 本日金曜日に就き月曜日とも成れば、完全に藁巣を覆う雛の巣窟と為る事、必定で在ろう。餌強請りの声と若鳥の囀りが廊下に反響して、女日照りの日々では在るが、丸で『春の先取り』状況と為ろうか。アハハ。


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