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長駄文館・・・お天道さんの諭し日為りや。

             本日は、お天道さんのお諭し日為りや。(2/8/19)
 昨日はガス屋さんの集金で、月に一度の男話で盛り上がって居ると、電話で在る。出ると切れて仕舞ったから、後とする。

「Rさんは、若いわ。こんなロシアアマゾネスに囲まれて、好い夢を見て居るんだもの。俺なんか、結婚当初は熱々だったのに、あれから何十年、この歳に為りぁ、価値観の相違で、単なる同居人だもの。悠々自適で暮らして居るRさんが、羨ましい限りで。」

「否、否。散歩してると、老夫婦の散歩姿が在ってさ、好い番いの様と羨ましく感じる事も在るんね。へへへ。バート・ランカスターの『家族の肖像』なんて、名画が在るんだけどね。あれだんね。俺達団塊の世代も、バート・ランカスターさんの心境に学ぶ年代に達してるんだから、俺も遣って見たいんだけど、相手が居ないわね。遣る事が無いから、妄想に耽って居るだけだいね。困ったもんさね。あい~。」

「またまた、心にも無い事を。Rさんは元気溌剌として、肉体的にも精神的にも、多趣味にしてマイペースの日々じゃ無いですか。これだけの文章を書き上げるバイタリティは、到底真似出来ないですわ。思うに、淋しいと云う気持ちが入り込む隙の無い日々を送って居るから、近寄りがたい存在で、俺の理想とする生き方なんですわ。手を掛けて、自前で色んな物を仕込んで、舌でも愉しむ生活をして居る。化け物みたいな多岐に亘る才能の持ち主だし、フットワークも軽く、何でも吸収して来る。天理市見学も、会費以上の物を自分の肥やしにして居るし、無駄の無い結果が凄いわ。アハハ。」

「そんな事ぁ、無ぇさ。遣る事が無いから、お誘いに乗っかって、行って来たまでの事さね。貧乏人だから、損が無い様に、キョロキョロして来ただけだんね。へへへ。」

        ブロンソンさんとの話が終わって、Yに電話を掛ける。

「悪い悪い、出たら切れちゃった。」
「今、お風呂から出た処でさ。家に帰る前にサボろうと思ってさ。好いかい、これから寄って。」
「好い処じゃ無ぇわ。寄っと呉れや。」

            ヘラヘラ笑いを売りとするYが、遣って来た。
「R君、女は卒業しただろうから、バレンタインチョコレートの差し入れだ。おうおう、洗濯物が凄いねぇ。真面目に遣ってるじやないか。へへへ。」
「サンキュー、男寡の生活感が満載ずらい。」

「そうそう、二本線は『質実剛健・弱音を吐くな・大道を闊歩せよ』が校是だぜな。女の出来る事が男に出来ない筈が無い。」

「そりぁ、そうさや~。炊事洗濯でカンナ女如きの尻に敷かれてたんじゃ、二本線番から男の男が廃るってもんさね。人口再生産の御勤めを果たしたら、シェーン・カムバックで独りに還るのが、男の嗜みの一つだわね。あい~!!」

「やぁやぁ、英数国の補習組からすると、フーテンの寅さん以上の口上の冴えじゃんか。R君と話すと、楽しいわ。おまけにお風呂に入って来たから、ホカホカ、ツルツルに為って来たからな。何しろ、お婆ぁちゃんと居ると、世話を焼かれて煩くて堪らんからな。此処に来ると、気分のオアシスでさ。」

「俺も介護10数年の卒業生だから、解るわさ。寛(くつろ)いで行けや。俺もTもさ、週に一度のスタバコーヒーで、爺、婆の悪口放談で息抜きしてたもんさね。」

「うん、聞いてる、聞いてる。柔道部と相撲部で、好く知ってたから、三人で話がしたかったよ。まぁ、T君の替わりで宜しく頼むよ。アハハ。」

    ヘラヘラ笑いを売りとするYは、好く物を知って居るから、話題が尽きる事が無い。

「やや、もう、こんな時間だぜや。此処に居たいのは山々だけど、お婆ぁちゃんの処に帰るとするわ。」

「そうだぞ。それも倅の大事なお勤めだぜな。へへへ。T同様に気兼ねは不要だぜな。何時でも、来ましょや。人間、笑って話す事は、古希坂の百薬の長に為るわさ。若い時は青筋雁首の扱き坂だけどさ、性衰で如意棒も役目を終えりゃ、鎮座するのみだわさ。人間、古希坂に至りぁ、在る事無い事、面白おかしく口で扱き合うのが、戯け爺っさの道だわね。アハハ!!」

「云うねぇ~。仕切り直ししたく為っちゃうぜや。有難とう。また、寄らせて貰うわ。」

 明けて本日は、曇天の冬模様で在る。廊下鳥達も、藁巣に収まって居る。さてさて、昨日は男話の炸裂で在ったから、頁捲りをサボって仕舞った。お天気の悪さは、お天道さんの帳尻合わせをすべしのお諭しなのだろう。へへへ。



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